「TALK SESSION」にYARTが登場。表彰台獲得を誓う!
7月7日、テストを終えたばかりの#7 YART Yamaha Official EWC Teamのブロック・パークス選手、マービン・フリッツ選手、野左根航汰選手、そしてマンディ・カインツ監督がヤマハ発動機本社に参集。「TALK SESSION」に臨み、ライブ中継を通してヤマハ&レースファンに向け、ここまでのシーズンの振り返りや、テストを終えての感想、逆転チャンピオンに挑むEWC最終戦・鈴鹿8耐に向けての抱負を力強く語りました。
まずマンディ監督が「ブロックは経験豊富なチームリーダー。野左根選手は鈴鹿を熟知したライダーであり、中須賀選手の後継者。マービンは、鈴鹿は初めてだが、とても速い期待の新人」と3人を紹介。さらに「EWCのレギュラーチームでは我々が一番強いと考えている。今回はランキング上位で鈴鹿に臨めるということで、チームとしてもモチベーションが高く楽しみにしているよ」と語り、3人のライダーにバトンを渡しました。
続いてマイクを受け取ったのはチームリーダーを務めるパークス選手。「僕は経験を生かしセットアップなど決断をしていく役割。大変なことだけど楽しんでいるよ。鈴鹿では強いチームがたくさんあるが、それでもトップ5にあると思うので、昨年の4位を上回るポディウムに立ちたいんだ!」と語ると、フリッツ選手は「3歳の頃からYARTと同じ#7をつけてレースをしていたくらい憧れがあったこのチームで走れることを誇りに思うよ。鈴鹿は動画などで勉強してきたけど、実際に走った印象は、すばらしい反面、クレイジーなほど難しかった。テストでは納得のタイムを出せたが、今後は2人に近づけるように改善を続けていきたい」と、課題を語りました。
そして最後となった野左根選手は「昨日のテストはとてもよい感じで終えることができたけれど、優勝は決して簡単なことではないと感じている。それでも、YARTにとって鈴鹿で初めて表彰台に立つライダーの一人になりたいし、なれると信じて戦う」と、決意に満ちたコメントで締めくくりました。
最後は「鈴鹿に来て応援してほしい。表彰台の上から皆さんに会えることが楽しみだ!」とメッセージを送り、この「TALK SESSION」を一目見ようと集まった社員と記念撮影を行って終了。この後チームは、11日から始まる公式テストに備えて休息を取り、3日間にわたる本番前最後のテストに臨みます。
次回の「TALK SESSION」は7月14日(金)。YAMAHA FACTORY RACING TEAM の中須賀克行選手、吉川和多留監督らを迎えて実施します。※参加者は予告なく変更することがあります。