SBK:ローズがRace1でシーズン2度目の表彰台! ファン・デル・マークはRace2で4位
「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」から鈴鹿8耐に参戦する、アレックス・ローズ選手&マイケル・ファン・デル・マーク選手が、イタリアのミサノで行われたスーパーバイク世界選手権(SBK)第7戦に出場しました。
それぞれ、一つずつリタイアがありましたが、ローズ選手はRace1でヤマハ加入以来自己最高の2位表彰台を獲得。前回イギリスのRace1で獲得した3位から、また一つステップアップ。確実にR1を自分のものとし、ライバルを追随し上回る力をつけています。
一方のファン・デル・マーク選手は、Race1で力強くトップを走る姿を披露。21周の内、15周目を走行中に転倒しリタイアとなりましたが、Race2では4位を獲得してローズ選手とともに表彰台を狙える位置をキープしています。
そして2人の好調は、鈴鹿8耐へも好影響が期待されます。SBKには少数ですが鈴鹿8耐に参戦するライバルがいます。彼らよりも上位にいることで、メンタル的な優位が生まれるからです。今年は「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の3連覇阻止を狙い、ライバルも強力な布陣を整えており接戦も予想されていますが、極限状況の中では、こうしたほんの少しの要素が、プラスの影響を与えることになるのです。
さて、ローズ選手は7月8-9日に行われるSBKの第8戦アメリカ・ラグナセカへ備えます。ファン・デル・マーク選手は、野左根航汰選手に代わって参戦する全日本ロードのため、大分県にあるオートポリスへ入り中須賀克行選手と合流し、25日の決勝レースに備えます。