YAMAHA FACTORY RACING TEAM、
鈴鹿8耐に向け本格始動
6月30日、7月1日の2日間、「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」がついに本格的に始動。全日本ロードレース選手権第4戦SUGO大会で3連勝を達成した中須賀克行選手に加え、オランダGPを終えた直後のポル・エスパルガロ選手、ブラッドリー・スミス選手も来日、鈴鹿サーキットにて、3人が揃ってプライベートテストを実施しました。
テストを行った2日間は、終日の雨で完璧なドライコンディションとはなりませんでしたが、エスパルガロ選手、スミス選手ともに精力的に走行。中須賀選手は、すでに6月上旬に開催された第1回公開合同テストを走っていることもあり、初の鈴鹿、初のYZF-R1という2人を引っ張りながらのライン確認なども行い、チーム全体で順調にタイムアップを図りました。
またチーム状況は、中須賀選手は、多くの経験を持つ良き先輩として2人を見守り、エスパルガロ選手、スミス選手は、全日本のチャンピオン、そしてYZR-M1の開発ライダーである中須賀選手をリスペクトする良好な関係を築き、3人が一枚岩となって、1996年以来となる優勝に向かって順調なスタートを切りました。
「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」は今後、7月14・15日に行われる第3回公開合同テストにて、再び3人が揃い、本番に向けた最後のテストを行う予定となっています。また7月7・8日に行われる第2回公開合同テストは、3人は参加せず、全日本ロードレース選手権に「YAMALUBE RACING TEAM」から参戦している野左根航汰選手と藤田拓哉選手がマシンテストを行い、14・15日に向けた準備を行います。
なお、ヤマハ鈴鹿8耐サイトでは、レースウィークはもちろん、テストの様子も含めてさまざまな情報を公開していく予定です。ぜひ、ご期待ください。