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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.15 9月29日 インドネシア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第15戦インドネシアGP
■開催日:2024年9月27日(金)プラクテイス
■開催地:マンダリカ/インドネシア(4.301km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:29度 ■路面温度:59度

REPORT

クアルタラロ、プラクティスで6位獲得

第15戦インドネシアGPのウイーク初日、Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロとA・リンスはプラクティスでそれぞれ6番手と13番手を獲得。クアルタラロは早々にQ2進出を決め、リンスはQ1からの復活を目指す。

クアルタラロはフリープラクティス第1セッション(FP1)を15番手で終了。午後から行われたプラクティス(PR)も前半はマシン・セッティングに集中していたが、残り25分で早めのタイムアタックを開始し、Q2進出を目指した。終盤に入り全体のペースが上がると、クアルタラロもすぐさま反応して6番手をキープ。全29ラップ中28ラップ目には1分29秒844へ更新し、6位を獲得した。

一方、第14戦エミリア・ロマーニャGPを風邪のため欠場したリンスは、この復帰戦に強い意欲を持って臨んでいる。FP1を16番手で終えたあと、PRではほとんどの時間帯でトップ10をキープ。しかし終盤で徐々に後退し、全27ラップ中23ラップ目に記録した1分30秒189で13位となった。

PRACTICE RESULT

COMMENT

F・クアルタラロ選手(6番手/1分29秒844)

「非常にハッピーです! 着実に前進していて、昨年よりコンマ5秒以上、速くなっています。とても良い状態と言っていいと思います。またソフト・タイヤでのペースも好調です。明日、路面コンディションがもっと良くなってくれれば、もっと速く走れるようになるでしょう。コースとマシンの相性は良く、気持ち良く走れています。全員のタイムが超・超接近している状態ですが、明日と明後日も6~7位を狙っていけると考えています」

A・リンス選手(13番手/1分30秒189)

「久しぶりにバイクに乗ることができ最高の気分です。サーキットにいながらマシンに乗れないのは本当に辛いものなのです。しかし今日はこの暑さに苦しめられ、体力的にかなり厳しい状況でした。先週は気管支炎にかかってしまい、今日もまだ呼吸がうまくできないような場所もあったのですが、何とか乗り越えてプラクティス終盤は全力でQ2進出を目指していきました。いくつかのコーナーでもう少し改善できると思うので、明日以降もひたすらハードワークと学習を続けていくだけです」

M・メレガリ(チーム・ディレクター)

「今日は非常に暑く、ライダーたちには厳しいコンディションでしたが、インドネシアGPウイークは順調なスタートとなりました。路面グリップは良好で、明日、明後日と走行を重ねるごとに、さらに良くなっていくはずです。ファビオ(クアルタラロ)はマシンに好感触を抱いています。プラクティスでは早めにソフト・タイヤに履き替えてタイムアタックを行い、その作戦が功を奏して好位置につけることができました。明日以降の活躍のためには、Q2進出が不可欠なのです。チームはまた、アレックス(リンス)が体調を回復して戻ってきてくれたことをとてもうれしく思っています。第14戦を欠場して走行時間が減った上、この暑さのなかで呼吸もままならないような状況でしたが、果敢にトップ10を目指し、かなり近づくことができました。今日のデータを分析して、明日に向けてさらに調整していきます。全員のラップタイムが接近しているので、アレックスもQ1からQ2へと進出できる可能性が残っています」

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