MotoGP
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。
Rd.15 9月29日 インドネシア
RACE DATA
■大会名称:MotoGP第15戦インドネシアGP
■開催日:2024年9月27日(金)プラクテイス、28日(土)予選・スプリント、29日(日)決勝
■開催地:マンダリカ/インドネシア(4.301km)
CIRCUIT DATA
■開設:2021年
■コース長:4.301km
■ベストレースラップ:1分30秒906(2023年:E・バスティアニーニ)
■オールタイムラップレコード:1分29秒978(2023年:L・マリーニ)
■2024年の優勝者:M・マルケス(ドゥカティ)
REPORT
Monster Energy Yamaha MotoGP、アジア・ラウンドへ
Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロとA・リンスは今週末、インドネシアのマンダリカ・インターナショナル・サーキットで開催される第15戦インドネシアGPに出場する。インドネシアでMotoGPが行われるのは今回で3回目となる。
前回のエミリア・ロマーニャGPで7位獲得と活躍したクアルタラロは、インドネシアでもその再現を目指す。マンダリカ・サーキットでは2022年の2位、2023年の3位など相性が良く、今回もまた好成績獲得を狙っていく。
一方のリンスはエミリア・ロマーニャGPを体調不良により欠場し、前週のミサノ・テストの成果を確認するチャンスを逸していたが、復帰戦となる今回、実践投入によりさらなる改善を目指す。マンダリカ・サーキットでは2022年に5位、2023年に9位を獲得している。
マンダリカ・インターナショナル・サーキットはロンボク島に位置する全長4.301キロのコース。ストレートは507メートルと短いが、スピードマニアを喜ばせる特徴も持っている。11の右コーナーと6つの左コーナーはすべて高速で、多くのオーバーテイクのチャンスを提供する。
COMMENT
Monster Energy Yamaha MotoGP
F・クアルタラロ選手談
「ついに海外遠征が始まります。毎年とても楽しみにしています。欧州以外のファンに会うチャンスは少ないですし、彼らが力強くサポートしてくれるので、アジア・ラウンドはいつもエンジョイすることができます。マンダリカ・サーキットも大好きで、2022年と2023年に表彰台に上りました。今年もベストを尽くします。前回のミサノでは一歩前進できたので、今回もとても楽しみです」
A・リンス選手談
「先週のミサノの欠場はとても残念でした。でも今はすっかり回復し、再開の準備が整っています。この季節は毎年楽しみにしています。毎週のようにレースが連続していて、アジアやオセアニアのファンたちはMotoGPに対して非常に強い情熱を持っているので会うのが楽しみです」
M・メレガリ談(チーム・ディレクター)
「ミサノからマンダリカへ移動してきました。今回はアレックス(リンス)が戻ってきて、フル戦力が復活します。前回のエミリア・ロマーニャGPではハードワークが実り、チーム全体に活力を与えてくれました。このポジティブな流れをキープしたいと思っています。ミサノで長い時間と距離を走ったあと、性質がまったく異なるコースでどのようなパフォーマンスができるか楽しみです。チームの士気は高く、インドネシアのファンに素晴らしいショーをお見せしようと意欲を燃やしています。ファンの皆さんの異次元の情熱が伝わってくるので、チームも一丸となって懸命に仕事に取り組んでいます」