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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.14 9月22日 エミリア・ロマーニャ

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第14戦エミリア・ロマーニャGP
■開催日:2024年9月20日(金)プラクテイス、21日(土)予選・スプリント、22日(日)決勝
■開催地:サンマリノ/イタリア(4.226km)

CIRCUIT DATA

■開設:1972年
■コース長:4.226km
■ベストレースラップ:1分31秒564(2024年:M・マルケス)
■オールタイムラップレコード:1分30秒304(2024年:F・バニャイア)
■2024年の優勝者:M・マルケス(ドゥカティ)

REPORT

2戦連続となるミサノで前回を上回る成績を目指す

サンマリノGP、IRTAオフィシャルテストに続き、Monster Energy Yamaha MotoGPは再び、ミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリが舞台となる第14戦エミリア・ロマーニャGPに臨む。MotoGPは今大会を皮切りに、第15戦インドネシアGP(ペルタミナ・マンダリカ・サーキット)、第16戦日本GP(モビリティリゾートもてぎ)と3週連続での開催となる。

F・クアルタラロは第13戦終了時点でランキング14位。サンマリノGPではスプリントで9位、メイン・レースで7位と健闘し、ポイントを加算した。その翌日のオフィシャルテストも第1セッションと第2セッションの総合順で5番手と好調を維持している。

チームメイトのA・リンスもIRTAテストを成功裏に終了し、確かな手ごたえをつかんでいる。新型シャシーを評価し、2025年型プロトタイプ・エンジンのテストがスタートしたことで、新たな活力が生まれた。サンマリノGPでは期待通りの結果を残せなかったため、今回は再チャレンジに意欲を燃やしている。チャンピオンシップでは20位からのランクアップを目指す。

ミサノ・サーキットは1972年に建設され、'80年代から'90年代初頭にかけてイタリアGPの舞台の常連となっていた。2007年にMotoGPの安全基準に則り大幅な改修工事が行われたのを機に、時計回りのコースに変更。新たにシケインも設けられ、合計16(左6、右10)のコーナーを持つ全長4.2キロのコースに生まれ変わり、よりレースの見応えが増している。

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手談

「第13戦サンマリノGP、その翌日のIRTAテストを経て、またここに戻ってきました。テストではシャシーを確認し、新しいセッティングをいくつか試しました。その結果として総合5位と非常に良い位置につけることができました。しかしながら、テストはGPとは異なります。このGPウイークが終わったあとに自分たちの本当の立ち位置を知ることになるでしょう」

A・リンス選手談

「ミサノ・テストは非常に順調でした。2025年型プロトタイプ・エンジンは大幅に改良されており、加えて今大会に向けた作業も進めることができました。いよいよシーズン終盤の3連戦が始まります。ここからの2~3ヵ月が毎年とても忙しくなりますが、同時に来年を見据えてさまざまなコースで現行マシンをテストできる貴重な時期でもあるのです」

M・メレガリ談(チーム・ディレクター)

「テストを順調に終えてから数日経ち、準備を万端に整えて、またここに戻ってきました。今回から一旦、ヨーロッパ・ラウンドを離れ、次回からアジア、オセアニアへの遠征が始まります。第13戦サンマリノGPではふたりが明暗を分ける結果となりましたが、テストを経て、今回はその成果がどのように表れるか楽しみです。今シーズンの私たちは、IRTAテストとレースウイークの合間に何度もプライベート・テストを行うなどスケジュールが非常にタイトになっていますが、シーズン終盤戦もその状況は変わりません。3連戦が2回あるので、ライダーはもちろん、チームメンバーの体力も重要になります」

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