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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.13 9月8日 サンマリノ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第13戦サンマリノGP
■開催日:2024年9月6日(金)プラクティス
■開催地:サンマリノ/イタリア(4.226km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:28度 ■路面温度:40度

REPORT

Practice
クアルタラロが9番手で直接Q2進出、リンスは17番手

Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロとA・リンスはプラクティス(PR)でそれぞれ9番手と17番手。クアルタラロはQ2進出を決定した。

好天に恵まれたウイーク初日、クアルタラロはトップ10を目指してプッシュを続け、フリープラクティス第1セッション(FP1)で5番手と好調ぶりをアピール。午後からのプラクティスでは、ライバルたちがタイヤ交換のためピットに戻った間もコースに残り、限界までプッシュしてタイムを短縮していった。この戦略が正しかったことが、のちに証明される。セッション終了間近でイエローフラッグが出されたため、多くのライダーがアタックのチャンスを逃した一方、クアルタラロは9番手を獲得してこの日の目標を達成した。ベストタイムは全30ラップ中27ラップ目に記録した1分31秒313で、トップとの差は0.628秒だった。

チームメイトのリンスはFP1で17番手。PRでも思うようにペースを上げることができず、目標のトップ10には届かなかった。全24ラップ中20ラップ目には1分31秒886を記録して一時、13番手まで浮上したが、その後、全体のペースが上がると後退し、トップから1.201秒差の17番手でセッションを終了した。

PRACTICE RESULT

COMMENT

Practice
Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手談(9番手/1分31秒313)

「午前中のフリープラクティスを終えた時点で、厳しい戦いになることがわかりました。5番手を獲得しましたが、私たちとホンダ勢だけが、ここでテストを行っていたことを考慮に入れなければなりませんでした。そのためプラクティスで順位を上げるのは難しいと考えていましたが、結果的にトップ10に入ることができました。目標を達成できたのでうれしいです。今日、テストした新型シャシーが、いくらか良かったように思います。明日はまたいろいろなことを試し、もう少しグリップが上がることを期待しています」

A・リンス選手談(17番手/1分31秒886)

「新型シャシーが、しっかり機能してくれました。テスト時と比べるとグリップレベルが上がっているので比較するのは難しいですが、今日はラップタイムで1秒、短縮することができました。つまりマシンの状態が少し良くなっているということです。あるいは、テストのときは私の頭がテストモードで、GPウイークのようにはプッシュしていなかったのかもしれません。どちらにしても新型シャシーが良くなっていることは間違いありませんが、それでもまだ苦戦は続いています。テスト時のセッティングと前回アラゴンGPのセッティングをミックスして試していますが、期待したような成果は得られませんでした。それほどひどい状態でもありませんが、改善できるところがたくさん残っていると思います」

M・メレガリ(チーム・ディレクター)談

「ウイークを順調にスタートできました。とくにファビオ(クアルタラロ)は午前中のFP1からフィーリングが良く、とても好調です。目標はプラクティスでのトップ10に入ることなので、それを実現するために懸命にプッシュを続け、最終的にQ2進出を決めることができて本当に良かったです。これが明日と明後日で好成績を目指すための唯一の条件だからです。今日は新型シャシーを試し、ふたりとも好感触を得ることができました。アレックス(リンス)のタイムはプライベート・テストのときより向上しており、明日以降もこのシャシーを使用する予定です。私たちはこのあとデータを分析し、セッティングをさらに煮詰め、明日のFP2でもう一歩、前進を目指します」

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