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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.12 9月1日 アラゴン

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第12戦アラゴンGP
■開催日:2024年8月31日(土)予選/スプリント
■開催地:アラゴン/スペイン(5.077km)
■コースコンディション:ドライ
■予選 気温:24度/路面温度:31度
■スプリント 気温:31度/路面温度:49度
■PP:M・マルケス(1分46秒766/ドゥカティ)
■FL:M・マルケス(1分47秒284/ドゥカティ)

REPORT

SPRINT
クアルタラロが好スタートから8位を獲得、リンスは17位

Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロは17番グリッドから挽回して8位を獲得。チームメイトのA・リンスも21番グリッドから着実に順位を上げて17位でチェッカーを受けた。

クアルタラロは17番グリッド、6列目から好ダッシュを見せ、そのまま集団をすり抜けて9番手までジャンプアップ。前を行くR・フェルナンデス(アプリリア)のペースにしっかりとついて行き、チャンスを待って5ラップ目に8番手に浮上した。 続いてF・バニャイア(ドゥカティ)を追うも、後方から追い上げてきたE・バスティアニーニ(ドゥカティ)も絡むバトルとなり、一時9番手へ後退。残り3ラップでは攻めの走りを維持してバニャイアに何度か仕掛け、最終ラップでついに捉えると8位でチェッカーを受けた。トップとの差は18.836秒だった。

一方のリンスは21番グリッド、7列からの追い上げ。全22台が飛び込む第1コーナーは難関だったが、早々に数台が転倒し、リンスは2ラップ目に17番手まで浮上した。その後はL・マリーニを追って差を詰めていったもののわずかに届かず、そのままゴール。マリーニから0.088差、トップから26.910秒差の17位となった。

この結果、クアルタラロは合計51ポイントでランキング14位、リンスは合計8ポイントで21位。Monster Energy Yamaha MotoGPは合計59ポイントでチーム・ランキング9位、ヤマハは合計55ポイントでコンストラクターズ・ランキング4位をそれぞれ維持している。

QUALIFYING RESULT

SPRINT RESULT

COMMENT

SPRINT
Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手談(8位)

「今日はいいレースができました! 目の前で何台かがホイールスピンしていたのがわかったので、好スタートからチャンスをつかみ、最大限まで順位を上げました。前の集団のペースもそれほど速くはありませんでした。そしてペッコ(バニャイア)をはじめ素晴らしいライダーたちとバトルし、今日はレースをエンジョイすることができました。ピットボックスに笑顔が戻り、もちろん私の顔にも喜びの感情が表れました。私たちはいつもベストを尽くしており、今日のスプリントはひとりひとりにとって非常に楽しいものになりました」

A・リンス選手談(17位)

「後方からのスタートだったので、序盤で何台かのクラッシュに巻き込まれて難しい展開になりました。スタート直後のアレイシ(エスパルガロ)などは避けることができず、結局、最後尾まで後退してしまいました。そこから挽回を目指して、まずミルを捉えました。その前のマリーニはかなり離れていましたが、着実に差を詰めてすぐ後ろまで迫ることができました。そして第15コーナーのでパスしようと考えていたのですが、彼もそれに備えており、抜ききることができませんでした」

M・メレガリ(チーム・ディレクター)談

「土曜日は非常に厳しいスタートとなり、予選で期待していたような好ポジションを得ることができませんでした。しかしそのあとのフリープラクティス第2セッションではファビオ(クアルタラロ)がマシンに好感触を持ち始め、ペースも上がってきていました。それに加え、スプリントのスタートでは17番グリッドから一気にポジションを上げ、ポイント獲得圏内でバトルするチャンスをつかんだのです。私たちには依然として課題が残っていますが、今日の彼の活躍はチーム全体に明るい光をもたらし、またその才能を改めて証明するものとなりました。アレックス(リンス)は21番グリッドと非常に厳しい状況で、序盤はいつものカオスに巻き込まれ、最終的にいくつかポジションを上げるだけで精一杯でした。今晩、データを確認し、明日のメインレースに備えます」

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