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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.12 9月1日 アラゴン

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第12戦アラゴンGP
■開催日:2024年8月30日(金)プラクティス
■開催地:アラゴン/スペイン(5.077km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:29度 ■路面温度:44度

REPORT

リンスとクアルタラロはそれぞれ19・20番手

Monster Energy Yamaha MotoGPのA・リンスとF・クアルタラロは第12戦アラゴンGPウイークの初日、グリップ不足に苦戦して、それぞれ19番手と20番手で終えた。

モーターランド・アラゴンはアスファルトを貼り替えて新しくなっており、グリップレベル向上が期待されていたが、初めて試したこの日、ふたりはグリップ不足に悩まされることとなった。リンスは午前中のフリープラクティス第1セッション(FP1)で14番手。午後からのプラクティス(PR)も前半はデータ収集を継続し、後半からタイムアタックを試みたものの、19番手に留まりQ2進出には及ばなかった。ベストタイムは全20ラップ中19ラップ目に記録した1分47秒400。トップとの差は1.599秒だった。

クアルタラロはFP1で18番手。PRでは序盤で一時、トップ10に浮上したが、後半に入り少しずつ全体のペースが上がるなか、第6コーナーで転倒して貴重な時間を費やしてしまった。幸い怪我はなく、すぐさまスペックの異なるマシンに乗り替えて最後のタイムアタックに臨んだものの、1分47秒401の20番手に留まった。トップとの差は1.6秒だった。

PRACTICE RESULT

COMMENT

Practice
Monster Energy Yamaha MotoGP

A・リンス選手談(19番手/1分47秒400)

「グリップレベルがとても低く、かなり苦労しました。そのなかでもいつものようにベストを尽くしたのですが、今日はこれまで以上に、トップから大きく離されてしまいました。グリップ不足が原因であることは明らかです。明日は改善されることを期待しています」

F・クアルタラロ選手談(20番手/1分47秒401)

「今日は、とくに午前中のセッションで苦戦しました。さらに午後のプラクティスでは転倒してしまったため、使う予定のなかったスペックの異なるマシンでアタックすることになりました。短時間でマシンに適応しなければならない状況で思うような走りはできず、今日は全体的に良いところがありませんでした」

M・メレガリ(チーム・ディレクター)談

「忙しい一日でしたが、実りはありませんでした。路面が新しくなってグリップが改善されると期待しており、むしろそのことでタイヤの消耗が激しくなることを心配していたのですが、事態はまったく逆方向へと進みました。そしてパフォーマンスの低下が増幅してしまったのです。このあとは明日までの時間を最大限に活用し、今日のデータをよく分析してFP2と予選セッションに備えます。今日はグリップ不足に加えてファビオ(クアルタラロ)の転倒もありました。大きな怪我がなかったことは幸いでした」

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