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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.04 4月28日 スペイン

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第4戦スペインGP
■開催日:2024年4月26日(金)プラクテイス、27日(土)予選・スプリント、28日(日)決勝
■開催地:ヘレス/スペイン(4.423km)

CIRCUIT DATA

■開設:1986年
■コース長:4.423km
■ベストレースラップ:1分37秒669(2022年:F・バニャイア)
■オールタイムラップレコード:1分36秒170(2022年:F・バニャイア)

■2023年の優勝者:F・バニャイア(ドゥカティ)

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGP、スペインGPへ

世界選手権ロードレースは今週末、ヨーロッパ大陸へ戻り本格的なヨーロッパ・ラウンドがスタートする。Monster Energy Yamaha MotoGP のF・クアルタラロとA・リンスは第4戦の舞台となるスペインはヘレス・サーキットを訪れた。

クアルタラロは第3戦アメリカGPでさまざまなセッティングをテストし、約2週間のインターバルの間に25歳となり、気持ちも新たに次の戦いに照準を定めている。

ここヘレスでは2020年の開幕戦ヘレスGPと第2戦アンダルシアGPで連続優勝。2022年には2位表彰台を獲得した。クアルタラロは現在、ランキング12位につけている。

一方のリンスは現在、ランキング19位。前回アメリカGPでは、データ収集を目的に画期的なセッティングを試みたが不運な転倒リタイアに終わった。

ヘレスでは2014年にMoto3クラスで3位を獲得して初表彰台。2016年にMoto2クラスで3位、2019年にMotoGPクラスで2位などの好成績を残している。ここ数年はあまりいいところがなかったが、今年は流れを変えるべく意気込んでいる。

Yamaha Factory Racing MotoGP Test TeamとテストライダーのC・クラッチローが先週、同コースでプライベート・テストを行ったほか、GPウイーク翌日の月曜日にはオフィシャル・テストも予定されており、クアルタラロとリンスが参加する。ヤマハとMonster Energy Yamaha MotoGPにとっては貴重なデータ収集の機会となる。

へレス・サーキットは1986年に創設。以来、好天や美しい風景、高速コーナー、ハードブレーキング・エリアに代表される"自然の円形競技場"として親しまれ、MotoGPで最も多くの観客を集める人気イベントとなっている。全長4.4キロのコースで展開されるスリリングなレースアクションが多くのファンを引き付ける。

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手談

「先週、誕生日を迎えました。多くの方からお祝いの言葉をいただき、ファンの皆さんからもたくさんのメッセージが届きました。本当にありがとうございました。でも今はもう、仕事に戻る時間です。前回のオースティンではたくさんのことをテストし、状況がより一層、明確になったのでとてもよかったと思っています。また先週はカル(クラッチロー)がここヘレスでテストを行いましたし、私たちも決勝のあとの月曜日にオフィシャル・テストに参加できることになっています。忙しい1週間になりますが、今はおもにマシン開発を目標としているので、できるだけ多くの仕事に取り組み、完了したいと思っています」

A・リンス選手談

「へレス・サーキットでは毎年、大勢のファンが素晴らしい雰囲気で迎えてくれるので、今回もとても楽しみにしています。第3戦オースティンではウォームアップと決勝で新しいセッティングを試みましたが、結果はあまりうまくいきませんでした。でも今はそのことを理解しています。データを詳細に分析し、そこから多くのことがわかってきたので、これからは別の方向で作業を進めていきます。決勝翌日に予定されているテストも助けになるでしょう」

M・メレガリ談(チーム・ディレクター)

「これまでもずっとハードワークを続けてきたのですが、今週からはヤマハとチームにとってより一層、忙しいシーズンが始まります。Yamaha Factory Racing MotoGP Test Teamは先週、カルとともにプライベート・テストを行いました。また今週はスペインGPがあり、その翌日にはIRTAのオフィシャル・テストが予定されています。これらすべてがとても重要で、私たちは今、マシン開発に集中的に取り組んでいます。遠くない将来にアップデートを予定しているので、この数週間で収集するデータが非常に大きな価値を持つものになるでしょう」

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