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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.03 7月26日 アンダルシア

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第3戦アンダルシアGP
■開催日:2020年7月24日(金)フリー走行、25日(土)予選、26日(日)決勝
■開催地:ヘレス/スペイン(4.423km)

CIRCUIT DATA

■開設:1986年
■コース長:4.423km
■サーキットレコードラップ:1分36秒705(2020年:F・クアルタラロ)
■サーキットベストラップ:1分38秒051(2019年:M・マルケス)

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGP、第3戦に向けて準備万端

Monster Energy Yamaha MotoGP TeamのM・ビニャーレスとV・ロッシは今週末、開幕戦スペインGPと同じサーキットで行われる第3戦アンダルシアGPに臨む。

1週間前の開幕戦では、ウイークを通じて過酷な暑さと同様の熱い走りを見せてフロントローから2位表彰台を獲得したビニャーレス。しかしこの結果に満足せず、今回はさらにセッティングを向上し、再びトップを目指して戦いに挑む。このコースでは先週の2位のほかにも昨年の3位、2013年のMoto3優勝など多くの好成績を残している。

一方、チームメイトのロッシは開幕戦の決勝をマシンのテクニカルトラブルによりリタイア。第3戦では失ったポイントの挽回を目指し、ウイーク中に苦戦したリアグリップの問題を克服して好レースを展開するべく士気を高めている。ここでは、最高峰クラスだけで優勝7回(2001年、2002年、2003年、2005年、2007年、2009年、2016年)、2位2回(2008年、2014年)、3位3回(2000年、2010年、2015年)を獲得しているだけでなく、小排気量クラスでも成功をおさめており、1997年と1999年はそれぞれ12ccクラスと250ccクラスで優勝、1998年には250ccクラスで2位に入っている。

Monster Energy Yamaha MotoGPはアンダルシアGPでも引き続き、YZR-M1のフロントカウルに特製ステッカーを貼る。今回はOfficial Regional Sponsor Pont Grupがふたりのマシンを飾る。

ヘレス・サーキットは1986年の建設以来、最も人気を誇るMotoGPコースのひとつ。先週も好天と美しい景観に恵まれて高速コーナーやハードブレーキング・ゾーンで見応えあるレースが展開されており、今週も大いに期待されている。

クアルタラロとモルビデリ、アンダルシアGPで初戦の再現を目指す

PETRONAS Yamaha Sepang Racing TeamのF・クアルタラロとF・モルビデリは、ライダーおよびチームのランキングトップに立って第3戦を迎える。

先週のシーズン開幕戦で優勝を果たしたクアルタラロは、同サーキットで行われる第3戦も同様の成績を目指している。前回はポールポジション獲得、決勝優勝、ラップレコードを2回更新とすべてにおいて活躍したが、ここからさらに前進できると考えている。

チームメイトのモルビデリもMotoGPで自己ベストタイの5位獲得と健闘しており、そのなかでは終盤でのP・エスパルガロのパス(KTM)を含めて多くのバトルを展開した。すべてのセッションで好調を維持したモルビデリは、チームのランキング向上に貢献するべく今回も上位争いを目指す。

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP
M・ビニャーレス選手談

「先週はここヘレスで最高の走りができました。事前テストから日曜日の決勝まで、チームが素晴らしい仕事をしてくれおかげで、すべてのセッションでマシンの感触がよく、決勝ではタイヤの消耗にもかかわらず2位を獲得することができました。ここまでとても好調ですし、前回のデータを活用してさらに強くなれると確信しています。今回もチーム全員一丸となり、いつものようにハードワークを続けて表彰台と優勝を目指します」

V・ロッシ選手談

「スペインGPは非常に苦戦しました。とくに暑さによるタイヤの消耗が響き、最終的にはレースをリタイアすることとなってしまいました。そうしたなかで、もう一度同じ場所でレースができるのはよかったと思います。前回のデータが生かせるからです。強さを取り戻すためにハードワークに取り組みます。私自身のフィーリングはよく、戦いの準備は整っています」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「今週はもう一度、へレスサーキットを走ることになります。非常に珍しい状況であると同時に、MotoGPにとってはおそらく幸運なことなのだと思います。いつもなら1年後にようやくデータ活用が可能になるわけですが、今年は先週の成果をすぐさま活用することができます。それに例年に比べれば、この時点でまだ十分に走行距離を伸ばせていないので、このデータが大きな助けになると思うのです。解決すべき課題はすでに明らかになっています。ビニャーレス選手は勝利に迫っており、今回はより貪欲に勝利を目指していくでしょう。ロッシ選手はリタイアと残念な結果に終わりましたが、悔しさを晴らすべくプラクティスのスタートを待ち望んでいます。チームは両ライダーをフルサポートしてベストリザルトを目指します」

PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
F・クアルタラロ選手談

「スペインGPは素晴らしいレースでした。ポールポジションと優勝を獲得して最高の週末になったと思っています。今は金曜日のフリープラクティス開始が待ち遠しく、さらにペースを上げて同様の結果を勝ち取るためにベストを尽くします。ライバルたちのペースもとても速かったので、解決するべき課題を見つけて、より一層の改善が必要です。コースでは第3セクションがやや苦戦しています。前回の優勝を心から享受すると同時に次のレースにも集中しなければなりません。今年はスケジュールがタイトになっているので、集中力の維持が非常に重要です」

F・モルビデリ選手談

「前回のレースではいい走りといいバトルができたので、今回もその再現を目指しています。マシンはとても乗りやすく、セッティングがうまくいっているので、自信を持って前に進むことができます。コース終盤のセクションでやや遅れており、ここが今後の課題ですが、現状では他の部分で埋め合わせができています。同じサーキットでレースが連続すると全員が同じ条件になり決して有利ではありませんが、様々なことを理解してセッティング向上を図るにはよいことだと思います。より一層、改善するために課題が常に見つかりますし、天候も常に変化します。何が起きても自信を持ってレースに臨みます」

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