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ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.18 11月3日 マレーシア

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第18戦マレーシアGP
■開催日:2019年11月1日(金)フリー走行、2日(土)予選、3日(日)決勝
■開催地:セパン/マレーシア

CIRCUIT DATA

■開設:1998年
■コース長:5.548km
■サーキットレコードラップ:2分00秒606(2015年:J・ロレンソ)
■サーキットベストラップ:1分59秒053(2015年:D・ペドロサ)
■2018年の優勝者:M・マルケス(ホンダ)

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGP、トリプル・ヘッダー最終戦のマレーシアへ

寒さと強風に翻弄されたフィリップアイランドから、暑く湿度の高いセパン・インターナショナル・サーキットへ。マレーシアGPはライダーの体力が試される、シーズン中の最も過酷な大会のひとつ。

しかしMonster Energy Yamaha MotoGPのM・ビニャーレスはそれを気にする様子もなく、前回オーストラリアでの転倒リタイアを埋め合わせて表彰台に上るため戦いに挑む。ここセパンでは2011年の125ccクラスと2014年のMoto2でそれぞれ優勝。MotoGPでは未だ表彰台に上った経験がなく、昨年はわずかに届かず4位に留まった。シリーズポイントでは第17戦終了時点でランキング4位につけ、3位との7ポイント差を追っている。

一方のV・ロッシは、これまでに数多くの好成績をおさめており、いつも温かく迎えてくれるファンとの再会を楽しみにしている。昨年は優勝争い展開中に転倒してしまったが、2001年、2003年、2004年、2006年、2008年、2010年に優勝、2002年、2005年、2014年、2016年に2位、そして2009年と2015年に3位と、表彰台獲得は合計12回に及ぶ。

セパン・インターナショナル・サーキットでは1999年に初めてグランプリが開催され、それ以来、毎年、MotoGPが行われてきた。全長5.5kmのコースに低速から高速まで様々なコーナー(左=5、右=10)が設けられ、それらを、最長920mを含む2本のロングストレートがつないでいる。MotoGPコースのなかでも最も長いコースのひとつでもあり、高温高湿の厳しいコンディションがライダーたちに過酷なチャレンジを強いることになる。

PETRONAS Yamaha SRTがチームの初めてのホームレースに期待

マレーシア初のMotoGPチームとして今シーズンから始動したPETRONAS Yamaha SRTが、今週末、グランプリ開催通算20回目を迎えるセパン・インターナショナル・サーキットにおいて、チームにとって初めてのホームレースを迎える。そのルーキー・シーズンに何度もフロントローや表彰台を獲得してきたF・モルビデリとF・クアルタラロは、多くのファンの期待を集めている。

クアラルンプールで最も暑いこの場所は、MotoGPカレンダーのなかでも最も熱い戦いが展開されるサーキットのひとつ。気温と湿度の高さに加え、3週間連続のトリプル・ヘッダーの最終戦という状況、さらには全長5.5kmの長いコースに設けられた2本のロングストレートと様々なタイプのコーナーが、ライダーとチームに試練を与えることになる。前回のオーストラリアではクアルタラロがプラクティスと決勝で転倒。モルビデリもウイーク序盤の好調を決勝で発揮することができず厳しい戦いとなった。

それでもPETRONAS Yamahaはサテライト・チーム・ランキングのトップをキープし、残り2戦、合計90ポイントの可能性のなかで58ポイントをリードしている。またクアルタラロは、合計50ポイントの可能性のなかでサテライト・ライダー・ランキングを22ポイント、リードしている。

プラクティス第1セッションは11月1日、現地時間10:50にスタート。日曜日の決勝は、全20ラップで競われる。

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP
M・ビニャーレス選手談

「先週のフィリップアイランドは絶好調でしたが、結局は転倒ノーポイントに終わり多くのことを学びました。タイヤの消耗の状況は悪くなかったし、私のペースも上々。チームの素晴らしい仕事のおかげでマシンも好調をキープしていたのです。だからここセパンでもう一度、挑戦したいと思っています。まったく異なるタイプのコースですし、暑さに苦しめられることが予想されますが、私たちの準備は整っています。シーズン前のテストでも手ごたえをつかんでいますし、このところ好調が続いているので、もう一度トップを目指します」

V・ロッシ選手談

「セパンではシーズン前にテストをしていますが、実際のウイークが始まってみなければライバルたちとの差を知ることはできないし、自分たちのポジションもわかりません。ただ昨年は確かに絶好調だったのです。セパンはフィリップアイランドとは、まったく異なるタイプのコースで、コンディションも前回とはかなり違ってきます。ここは全体的に身体への負担が大きいので、それに苦しめられるかもしれません。それでも私たちは、今回もまたベストを尽くします」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「トリプル・ヘッダーの最終戦を迎えています。ここセパン・サーキットは1年のなかでも最もコンディションが厳しいコースのひとつですが、マーベリックは前回のオーストラリアでの勢いを維持して、ここでもう一度トップを狙っていきます。バレンティーノも昨年のこの大会で優勝争いを見せてくれました。結局は転倒してしまいましたが、そのときの雪辱を果たしてファンを喜ばせることが目標です」

PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
F・クアルタラロ選手談

「オーストラリアは非常にタフな戦いでした。そしてあのあとは、足首の怪我を少しでも回復させることが私のミッションになっていました。決勝での2度目の転倒で悪化させなかったことは幸いでした。100%の状態でマレーシアに臨みたかったので、最大限の回復を目指して頑張ってきましたが、現状を見れば高すぎる目標かもしれません。でも目標は高く置くことが大切ですし、そのような気持ちの持ち方もとても重要なのです。シーズン前にはここでテストを行っているので、ルーキーの私にとってはいくらかのアドバンテージになるはず。チームとPETRONASの多大なサポートに恩返しするために、このホームレースで好成績をあげたいと思っています。私たちはシーズンを戦うなかで様々な経験を積み重ねてここへ戻ってきました。マレーシアのレースファンの前で走れるのはとてもうれしいこと。彼らのためにベストを尽くします」

F・モルビデリ選手談

「PETRONAS とチームのホームレースで、多くのファンが私たちを応援してくれています。セパン・インターナショナル・サーキットはテクニカルで楽しく、すべてが揃った大好きなサーキット。あとは前回オーストラリアのような天候変化が起こらないことを望むばかりです。あのときの状況は、ライダーにとっては非常に厳しいもので、決勝に向けてマシンを作り上げていくことができませんでした。今回も暑さと湿度に苦しめられることは承知のうえで、そのためにいつもトレーニングを行っているのです。チームのホームレースで、チームのために良い結果を目指したいと思います」

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