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ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.11 8月11日 オーストリア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第11戦オーストリアGP
■開催日:2019年8月9日(金)フリー走行総合結果
■開催地:スピールベルグ/オーストリア(4.326km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:29度 ■路面温度:49度

REPORT

ビニャーレスが総合2番手、フリープラクティスを順調にスタート

フリープラクティス初日、Monster Energy Yamaha MotoGPのM・ビニャーレスとV・ロッシはそれぞれ総合2番手と11番手。午前中の第1セッションではふたりとも好調だったが、気温が上がった午後はロッシが苦戦した。

ビニャーレスは先週月曜日のブルノ・テストの成果を発揮。フリープラクティス第1セッションでは開始早々に3番手につけ、45分間のセッションの前半でそのポジションをキープした。終盤になって全体のペースが上がるとビニャーレスもすぐさま反応。最後の2ラップでは次々に自己ベストを更新し、トップに0.247秒差に迫る1分24秒280を記録して3番手を獲得した。

午後からの第2セッションは気温が上昇。コンディション変化に慣れるまでにしばらく時間を割いてから徐々にペースを上げ、リズムをつかんだあとは、タイヤ・スペックのテストに集中した。最後の5分でタイムアタックを行うと1分23秒982を記録して2番手へ浮上。トップとの差を0.066秒まで詰めて総合2番手を獲得した。

一方のロッシは緩やかなペースアップ。第1セッションでは開始16分で6番手まで上がり、その後はマシン・セッティングにほとんどの時間を費やした。コースの性質上、不可欠となるブレーキングでの安定性と加速性能を追求し、セッションの最後では成果をためすべくタイムアタック。ここで1分24秒469に更新すると順位をひとつ上げ、トップから0.436秒差の5番手でセッションを終えている。

第2セッションではマシン・セッティングに加えてタイヤ・チョイスも重要な課題。最後の10分になってアタックを試みたが、1分24秒532に留まり、第1セッションの記録を上回ることができなかった。この結果、トップから0.616秒差の11番手。総合成績でもトップから0.553秒差の11番手に留まり暫定Q2のチャンスを逃している。

クアルタラロとモルビデリ、初日総合4番手と14番手

PETRONAS Yamaha Sepang Racing TeamのF・クアルタラロとF・モルビデリは、それぞれ4番手と14番手を獲得。

クアルタラロとそのクルーたちは懸命なハードワークの結果、フリープラクティス初日の目標としていたトップ10を上回る4番手を獲得。明日に向けて改善すべき課題についても手ごたえを感じており、トップとの差をさらに詰めるべく自信を持って臨む。

一方、月曜日のブルノ・テストのなかで試した新しいセッティングで安定性向上に成功したモルビデリ。フリープラクティス初日は、順位はあまり上げられなかったものの、決勝用のセッティングに集中しながら着実な前進を見せた。明日のフリープラクティス第3セッションでは1ラップのペースを追求する。

RESULT

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP
M・ビニャーレス選手談(フリー走行総合2番手/1分23秒982)

「フィーリングはとても好調です。マシン・セッティングに時間をかけてさまざまな方向性を試してきた結果、リズムがつかめるようになってきているようです。トップに僅かに届かなかったことは残念ですが、フィーリングは上々ですし、これまで苦戦ばかりしてきたこのコースで、2番手を獲得できたことはとても良かったと思っています。今日はタイヤについても十分にテストを行い一定の成果が出ているので、明日もこのままハードワークを続け、フロントロー獲得を目標にベストを尽くします」

V・ロッシ選手談(フリー走行総合11番手/1分24秒532)

「午前中は順調でしたし、午後もペースはとても良かったのですが、最後のアタックでソフト・コンパウンドのタイヤを履いたときは、あまりうまくいきませんでした。ちょうどコースが混んでいるところに当たってしまい、タイムを十分に上げることができないまま終わってしまったのです。今回もまた、多くのライダーが好タイムを記録しています。でも昨年と比べれば、私たちもペースが上がっているのです。今日は僅差でトップ10を逃してしまいましたが、フィーリングは決して悪くありませんし、天気予報によれば明日の午前中もドライ・コンディションになるようなのでQ2進出のチャンスは残っています」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「午前中の第1セッションを順調にスタートすることができ、昨年よりも順位が上がったことに満足しています。私たちは経験から学び、焦点を当てるべき場所がわかってきたのです。以前にもお話したように、ここはヤマハに合ったコースではありません。そのなかでマーベリックが2番手を獲得できたことは非常にうれしい結果です。午前中はこのように好調でしたが、午後はバレンティーノがタイムを更新することができず、僅差でトップ10を逃してしまいました。Q2進出はライダーにとってもチームにとっても常に必須の要件ですから、明日もプッシュし続けます。手ごたえはつかめているので、自信を持って臨めると思います。タイヤについては、すでにすべてのオプションのテストを終えており、決勝で使用するものについても、ほぼ決まっています」

PETRONAS Yamaha Sepan Racing Team
F・クアルタラロ選手談(フリー走行総合4番手/1分24秒153)

「非常に厳しいセッションとなりましたが、このコースでこのように苦労することは始めからわかっていたことです。でもプッシュし続け、限界まで攻め続けるうちにフィーリングは良くなっていきました。最初のふたつのセクションでやや手間取る状態なので、明日はそのあたりの改善に取り組むことになります。このコースはおもに3本のストレートでできています。つまり3つのハード・ブレーキングがあるということなので、その部分を中心にブレーキングからコーナリングにかけてベストの状態を引き出すことが重要な課題になるでしょう」

F・モルビデリ選手談(フリー走行総合14番手/1分24秒630)

「ペースがとても良く、満足しています。1ラップの速さについてはもっとパフォーマンスを上げていかなければならないと思っていますが、そのためのアイディアはつかめており、しかもそれによって安定性も上げることができるはずなのです。このコースはオーバーテイクが難しいので、グリッドの前のほうに並ぶことが不可欠です。他のヤマハ勢と比べてみても、私はもっと加速性を上げていかなければならないと思っています。明日が非常に重要です」

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