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MotoGP/Moto2

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPとMoto2に関する情報をお届けします。

Rd.01 3月10日 カタール

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第1戦カタールGP
■開催日:2018年3月8日(金)フリー走行総合結果
■開催地:ロサイル/カタール(5.380km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:21度 ■路面温度:21度

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGP、開幕戦カタールに準備万端

Monster Energy Yamaha MotoGPのM・ビニャーレスとV・ロッシはVisitQatar Grand Prixのフリープラクティス・セッションを心待ちにしていた。ふたりは2週間前に同サーキットで行ったテストで決定したセッティングを基に、さらにステップアップを目指して仕事に取り組んだ。ビニャーレスとロッシはそれぞれ2番手と16番手となった。

ビニャーレスは第1セッションの序盤から安定したペースを見せ、システマティックにセッティング作業を継続。ラップタイムでは16人が0.9秒差にひしめく大接戦となったなかビニャーレスはコーナリング性能の向上に集中し、セッションを通じて着実に前進しながら最終ラップでベストタイムをマークした。1分55秒312の記録はトップから0.264秒差の6番手。

昨年同様、夜になって気温が下がると全体のペースが上がってくるため、第2セッションはよりハードなプッシュが必要。開始早々に3番手に浮上したビニャーレスはセッション終盤で1分54秒台の壁を破り、1分53秒854のベストタイムでトップに0.474秒差と迫る2番手を獲得した。

一方のロッシは第1セッションで新しいセッティングをテスト。45分間のセッション終盤には1分55秒048を記録してトップに立ち、後続に0.079秒差をつけた。

第2セッションも同様のセッティングを使用したが、ラップタイムを更新できないまま17番手で終了。1分55秒137でトップから1.757秒離された。総合順位では第1セッションの記録が採用され、トップに1.668秒差の16番手となった。

PETRONAS Yamaha SRT、絶好調でシーズンスタート

PETRONAS Yamaha SRTは2019シーズンを絶好調のスタート。フリープラクティスではF・クアルタラロが5番手、チームメイトのF・モルビデリは転倒もあったものの7番手を獲得した。ふたりとも先週のテストの成果を発揮し、Q2進出の暫定ポジションにつけている。

モルビデリはフリープラクティス第1セッションで1分55秒324を記録。MotoGP2年目をYZR-M1でスタートし、並み居るトップライダーに割って入る7番手獲得と健闘した。一方、ルーキーのクアルタラロは第1セッションで11番手。1分55秒509のタイムでトップとの差はわずかコンマ4秒だった。

第2セッションも好調が続き、クアルタラロが1分54秒154、モルビデリが1分54秒275と、それぞれ1.4秒0.9秒を更新。モルビデリは残り20分の第1コーナーで転倒があったものの怪我はなく、再びコースへ戻ってベストタイムを叩き出した。

ロサイル・インターナショナル・サーキットでの最初の夜を絶好調のうちに終えたPETRONAS Yamaha SRTは明日も作業を継続し、2回のフリープラクティスと予選セッション(現地時間20:00~20:25)に臨む。

MotoGP PRACTICE RESULT

順位ライダーチームマシンタイム
1 M・マルケスRepsol Honda TeamHonda1'53.380
2 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGPYamaha 1'53.854
3 J・ミラーAlma Pramac RacingDucati 1'53.908
4 D・ペトルッチ Mission Winnow DucatiDucati 1'54.053
5F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRTYamaha 1'54.154
6 A・ドビツィオーゾ Mission Winnow DucatiDucati 1'54.256
7 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRTYamaha1'54.275
8 A・リンスTeam SUZUKI ECSTARSuzuki 1'54.320
9 A・エスパルガロAprilia Racing Team GresiniAprilia 1'54.367
10J・ミルTeam SUZUKI ECSTARSuzuki 1'54.402
11 J・ロレンソ Repsol Honda TeamHonda 1'54.428
12 中上貴晶LCR Honda IDEMITSUHonda1'54.444
13 C・クラッチローLCR Honda CASTROLHonda1'54.452
14F・バニャイアPramac RacingDucati 1'54.801
15 T・ラバト Reale Avintia RacingDucati 1'55.032
16 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGPYamaha 1'55.048
17 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory RacingKTM 1'55.053
18 J・ザルコ Red Bull KTM Factory RacingKTM 1'55.412
19 A・イアンノーネAprilia Racing Team GresiniAprilia 1'55.432
20M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3KTM 1'55.635
21K・アブラハム Reale Avintia RacingDucati 1'55.654
22 H・シャーリン Red Bull KTM Tech 3KTM 1'56.437
23 B・スミス Aprilia Factory Racing Aprilia 1'56.834

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP
M・ビニャーレス選手談(フリー走行総合2番手/1分53秒854)

「全体のペースがとても速かったので、そのなかでトップ10に入ることがとても重要でした。2回のタイムアタックを予定していたのですが、結局は1回しかできなかったのは少し残念です。でもマシンの状態には非常に満足。トップスピードではかなわないところがあるので、さらに改良が必要ですが、コーナリングは本当に素晴らしくなってきています! 明日はもっと頑張ります。とくに最終コーナー立ち上がりの加速を上げていきたいと思っています。マシンのポテンシャルの高さは間違いないので、あとはひたすらハード・ワークを続けるのみというところです」

V・ロッシ選手談(フリー走行総合16番手/1分55秒137)

「今日は奇妙な一日と言っていいかもしれません。今の私たちは、おそらく今日の第1セッションほど良くはないけれども、第2セッションほどひどくもありません。第2セッションではほとんどモディファイせずに臨みましたが、フロントタイヤに問題が出てバランスが悪く苦戦することになってしまいました。その結果、とても遅かったのです。終盤は路面のグリップが上がって多くのライダーがラップタイムを更新し、そのベストはラップレコードを上回りました。ところが私にとっては非常に厳しい結果になったのです。現時点でQ2から外されていることは大問題。明日のフリープラクティス第3セッションは、コンディションの影響があってラップタイムの更新は難しいと思います。このままではQ2に進出できないので、何か方法を見つけなければなりません」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「カタール・テストの最後の状態からフリープラクティスをスタートしたので、ベース・セッティングは十分に出来上がっていました。マーベリックは第2セッションで第1セッションからさらに上げて、セッティングも向上して非常に気持ちよく乗れているようです。バレンティーノのほうは第1セッション終盤でセッティング変更を試みてさらなる改良を目指しましたが、第2セッションでは、おそらく路面温度が変化したせいで成果をあげることができませんでした。明日のフリープラクティス第3セッションではQ2進出を狙っていきますが、ロサイルの午後は気温が高く、路面コンディションはタイム更新に最適というわけにはいきません。また、決勝に向けたタイヤチョイスも明日の重要な課題のひとつ。今日の時点で80%くらいまでしか決まっていないので、確定を目指します」

PETRONAS Yamaha SRT
F・クアルタラロ選手談(フリー走行総合5番手/1分54秒154)

「ハイペースをキープし、好タイムも記録することができました。最初の走行ではあまりフィーリングが良くなかったのですが、そのときはフルタンクだったことが理由かもしれません。タイヤを履き替えたあとはいくつかミスをしてしまったにもかかわらず、54秒1が出たのには自分でも驚きました。つまり53秒台後半や54秒台のもっと前も可能だったかもしれないということですからね。今日の結果とチームの仕事を本当にうれしく思っています。でも慌てることなく、このあとも冷静に、同じやり方で仕事を続けていくことが大切です。明日の第3セッションで手ごたえをさらに確実なものにし、第4セッションでは決勝用セッティングに集中します。そしていよいよ予選に臨みます」

F・モルビデリ選手談(フリー走行総合7番手/1分54秒275)

「最初の数ラップで好感触をつかみ、リズムよく走ることができました。他のライダーたちがどうだったのかを見てみなければなりませんが、現時点で私自身はとても満足しています。それでもまだ改善の余地がたくさん残っているので、これからその作業に取り組んでいきます。明日に向けて必要なことは、状況を把握し、トップライダーとの差を縮めるほる方法を見つけることです。転倒については、新しいセッティングを試して理解しようとしていた最初の周だったので、ユーズドタイヤだったにもかかわらずハードにプッシュしてしまったのだと思います。おそらく、タイヤが私の激しいプッシュを予期していなかったのでしょう。だから基本的に私のミスということです。でもスペアマシンでコースに復帰すると、すぐにフィーリングをつかみ直すことができましたし、新しいセッティングでハイペースを維持できたので問題ありません。ただ残念だったのは、そのセッティングでは多くの周回を重ねることができなかったこと。ユーズドダイヤでもっとたくさん走る予定だったのですが...。少ないラップのなかでもデータを収集できたのは良かったと思います」

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