本文へ進みます

Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.16 10月19日 オーストラリア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第16戦オーストラリアGP
■開催日:2014年10月17日(金)フリー走行、18日(土)予選、19日(日)決勝
■開催地:フィリップアイランド/オーストラリア

CIRCUIT DATA

開設:1997年
コース長:4.448km
サーキットレコードラップ:1分28秒108(2013年:M・マルケス)
サーキットベストラップ:1分27秒899(2013年:J・ロレンソ)
2013年の優勝者:J・ロレンソ

REPORT

激化するランキング争いに注目!

日本GPでJ・ロレンソが優勝を果たしたモビスター・ヤマハ・MotoGP。今週末は南半球へと移動し、第16戦オーストラリアGPに出場する。

V・ロッシはランキング2位獲得を目指し、チームメイトのロレンソとホンダのライバル、D・ペドロサを抑えることが目標。会場となるフィリップアイランドでは最高の成績を誇るライダーのひとりで、今年も必ずや、その豊富な経験が生かされることになるだろう。最高峰クラスで2001年から5年連続優勝、2008年と2009年は2位、2000年、2006年、2007年、2010年、2013年は3位と、実に11年連続で表彰台に上っている。

一方のロレンソも準備は万端。フィリップアイランドは好きなコースのひとつで、2010年と2012年に2位を獲得。2013年は、安全性を考慮して周回数が19ラップに減算され、また10ラップ目にマシン交換を義務付けられるというかつてない状況のもと、冷静に走り切って優勝を果たしている。今年はこのようなハプニングもなく、レースをエンジョイしながらランキング2位獲得を目指せることを期待。ロレンソは昨年、1分27秒899のファステストラップをマークしている。

フィリップアイランドは1956年に建設され、以来、1968年に改修工事が行われるまでモーターサイクル・グランプリを開催。1989年に再びグランプリ・サーキットとして復活し、その流れるようなレイアウトの高速コースと、眼前に広がる美しい海の景色で、ライダーばかりでなく多くのファンにも愛されてきた。

COMMENT

V・ロッシ選手談

「僕、ホルヘ、ペドロサがランキング2位争いを展開しているが、このところホルヘがとても速いので、ちょっと心配している。3人とも全力で挑まなければだめという状況だ。フィリップアイランドもセパンも大好きなコースだけど、3週連続のレースはいつも本当に大変。そしていつも、好スタートがとても重要になるんだ。日本GPでの表彰台は大いに励みになって、とくに決勝では最初から最後まで納得のいく走りができたし、マルケスやホルヘにかなり近づくことができた。ペースもとても良く、マシンは絶好調だったんだ。フィリップアイランドがお気に入りというだけじゃなくて、僕のチームにはオーストラリア人のスタッフが何人かいるので、その分も頑張りたいという気持ちになる。ここでもう一度、表彰台、そしてできれば優勝を狙いたい。チームの調子もいいし、好きなコースだし、マシンの競争力も上がってきているので、きっとうまくいくと信じている。僕自身も絶好調。面白いバトルになると思うよ!」

J・ロレンソ選手談

「もてぎでまた勝つことができて最高の気分だったよ! シーズン序盤は本当に苦しかったけれど、ここにきてようやく調子が上がり、2戦連続優勝を果たすことができたんだ。これは僕だけじゃなくて、ずっとハードワークを続けてきたヤマハのすべての人たちにとっても素晴らしい出来事だったと思う。そして今、もうひとつの大好きなサーキット、フィリップアイランドを迎えている。オーストラリアGPはいつでも特別な場所で、そのレイアウトが間違いなく僕らを楽しませてくれる。M1でここを走る喜びは、言葉では表現しきれないほどだけど、とにかく僕は、ここの長くて速いコーナーが大好きで、とくにゴールラインへ続くストレート手前の最終コーナーは最高。今回もまた素晴らしいウイークエンドになるように、そしてもう一度、優勝を目指して戦えるように願っている。ランキング2位獲得のためには、それがとても重要なことだからね」

M・メレガリ、モビスター・ヤマハ・MotoGP、チームディレクター談

「もてぎでの優勝の喜びもつかの間、今週末にはもう、第16戦オーストラリアGPがやってくる。バレンティーノもホルヘも絶好調で、チームメイトのふたりがランキング2位を目指して戦っているという状況。ふたりともこのサーキットが大好きなので、金曜日が来るのを心待ちにしているようだ。我々チームとしては、今週もいつもどおりにハードワークを続けるのみ。そして、このコースの流れるような高速コーナーに対処するため、その鍵となるマシンバランスの向上を目指していく。幸い、コースレイアウトは我々のマシンにとてもよく合っている。海から吹き付ける強風だけが気になるところで、コースのなかの特定の場所では注意も必要だが、しっかり留意しながらきっと好結果を導き出せると確信している」

ページ
先頭へ