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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.02 4月26日 日本

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第2戦日本GP
■開催日:2009年4月24日(金)1日目フリー走行、25日(土)予選、26日(日)決勝
■開催地:もてぎ/日本

CIRCUIT DATA

■開設:1997年
■コース長:4.801km
■サーキットレコードラップ:1分47秒091(2008年:C・ストーナー)
■サーキットベストラップ:1分45秒543(2008年:J・ロレンソ)
■2008年の優勝者:V・ロッシ

REPORT

フィアット・ヤマハ・チーム 日本GPに向けて

フィアット・ヤマハ・チームのV・ロッシとJ・ロレンソは今週末、モトGP第2戦出場のために日本へと向かう。もてぎでのGPはこれまで、シーズン終盤に開催されることが多く、昨シーズンはロッシがここで優勝し、同時に世界チャンピオンを決定。またロレンソは4位と健闘し、チームおよびマニュファクチャラーのタイトル獲得に貢献した。

シーズン第2戦となる今回は、昨年のようなウイニング・パーティを再現することにはならないが、第1戦カタールGPでそれぞれ2位、3位と好調ぶりを披露したロッシとロレンソは、その勢いをそのままにヤマハの本拠地で好成績を目指す。

昨年を除けば、ロッシがもてぎで優勝を果たしたのは4ストローク・マシンが導入される以前の2001年。一方のロレンソは2006年の3位で1度だけ表彰台に上っている。このコースでは例年、ブリヂストン・タイヤが優勢を誇っており、全員が同タイヤを装着することとなった今シーズンは白熱したレース展開が予想される。

1997年にテストコースとして設計されたもてぎは、幾何学模様のようなレイアウトが特徴。路面のグリップ性は良好で、摩擦が強すぎることもない。2速のコーナーが非常に多く、速く走るためにはブレーキングと加速性の向上が不可欠な要素となる。

COMMENT

V・ロッシ—“忘れられない思い出”

「昨年のもてぎでの出来事は、忘れられない思い出だ。何と言っても、僕はここで、実に2年ぶりにチャンピオンを獲得することができたのだからね。今年はもちろん状況はまったく違う。まだ僅か2レース目で、こんなに早い時期にもてぎを走るのは、何だか変な感じがするよ。

カタールではいくつか改善すべきところがあったので、今回はプラクティスでセッティングを向上させ、決勝ではトップを目指せるようにしたい。おそらくストーナーが今回も手強いライバルになるだろう。まずは彼との差を縮め、それからバトルに持ち込みたい。以前、もてぎは僕にとってあまり相性の良いコースではなくて、上手くいかなかったことも多かった。でも昨年の優勝が、嫌な思い出を全て洗い流してくれたよ。だから今年もきっと、勝利を目指していけると信じている」

J・ロレンソ―“トップとの差を縮める!”

「ヤマハで2年目のモトGPシーズンが始まり、その本拠地で2度目のレースに臨むことになる。日本でのレースは大きな意味があり、今回も非常に楽しみにしている。カタールではバレンティーノやケイシーについて行くことはできなかったが、それでも僕なりにいい戦いができたと思っている。今回のもてぎでは、ふたりにもっと近づいていけるようにすることが、僕の一番の目標になるだろう。昨年はここで、シーズン最後のポールポジションを獲得したが、決勝ではペドロサと最終ラップまで競い、結局4位になって表彰台を逃してしまった。今回はトップ争いを目指すよ」

D・ブリビオ、チーム監督―“安定性をキープすること”

「今年はもてぎがシーズン序盤に設定されており、このことは、チャンピオン獲得という目標を成し遂げた昨年とはまったく違う状況だ。昨年のもてぎはもちろん、チームの全員にとって最高の思い出になっている。今年は昨年とは異なる目標を持ってこのレースに臨むことになるが、そのひとつ目が、レースの最後まで安定性をキープできるようにセッティングを向上させること。これは前回のカタールではできなかったことだ。プラクティスでこの課題に懸命に取り組み、バレンティーノに最高のマシンを提供しなければならない」

D・ロマニョーリ、チーム監督―“好成績を積み上げていく”

「第1戦の結果には非常に満足している。開幕戦を表彰台という好成績でスタートできたことで、強さとマシンの仕上がりの良さをアピールできたので、これからも引き続き好成績を積み上げていきたい。しかしトップとの差は依然として大きく、ホルヘのマシンのセッティングについてまだ課題は多い。今回のもてぎでは、このあたりを改善し、さらに一歩前進してトップ争いに加わることが目標だ。日本GPはヤマハにとって非常に重要なレース。素晴らしいショーをお見せできるよう全力で頑張っていきたい」

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