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全日本トライアル選手権 IAスーパー

ヤマハの参戦ライダー、マシンなど IAスーパーに関する情報をお届けします。

Rd.01 3月11日 関東

RACE DATA

■開催日:2018年3月11日
■開催地:茨城県・真壁トライアルランド
■観客:2,620人
■気温:13度
■天候:曇りのち晴れ
■競技:12セクション×2ラップ+SS-2セクション
■持ち時間:5時間(12セクション×2ラップ)
■最多クリーン数:黒山健一(ヤマハ)/12

REPORT

黒山健一、開幕戦から圧勝!

全日本トライアル選手権シリーズ(全7戦)の開幕戦となる第1戦関東大会は今年も茨城県の真壁トライアルランドで行われ、好天にも恵まれて多数の観客を集めて盛り上がった。とりわけ女性の歓声や絶叫も数多く聞かれ、小さな子供を連れた家族連れの姿も目立った。最高峰の国際A級スーパークラスには、YAMAHA FACTORY RACING TEAMから黒山健一(ゼッケン2)が参戦。ニューマシンTYS250Fiに乗り昨年の第1戦と第2戦、最終戦に勝って3勝をあげた黒山だが惜しくもタイトルは逃し、今年こそはと6年ぶりの王座奪還と通算12度目のチャンピオン獲得(史上最多王座獲得記録更新)を狙う。

国際A級スーパークラスの競技は5時間の持ち時間で12セクションを2ラップした後、より難易度が高くて見ごたえがあり観客が観戦しやすい場所に用意された2つのスペシャル・セクション(SS)に挑んだ。会場は前々日の雨で土の路面はぬかるんだままの状態が残っていて滑りやすく、新たに開拓されたセクションも多く、昨年よりも難易度の高いセクションがライダーたちを苦しめた。結果的に優勝者の減点が昨年の倍以上になるほど難しく、セクションごとに大きく明暗が分かれるシーンも数多く見られた。そんな中、黒山は1ラップ目の第1セクションからただ一人4連続クリーン(減点0)の絶好調を見せ、最大のライバルである小川友幸(ゼッケン1)に競技序盤から10点差の大量リードを奪うことに成功した。1ラップ目終了時点の結果は、黒山が減点15でトップに立ち、2位の小川は減点30と倍の減点数になっていた。

2ラップ目の黒山は、1ラップ目にクリーンしていた第1セクションや第4セクションで減点5になるなどやや調子を落としたものの、2ラップ目の後半は再びクリーンを連発して2ラップ目もまた最少減点19をマーク、ライバルたちにつけいるスキを与えなかった。結果、2ラップ終了時点で減点34の黒山が、2番手で減点51の小川に対して17点差をつけたためSS(2セクションで最大10点差がつく)を待たずに黒山が勝利を決定づけた。そして多くの観客が見守る中、1つ目のSSは最後のヒルクライムで惜しくも失敗した黒山だったが、2つ目のセクションはほとんどの選手が失敗した中ただ一人足つき1回のみの減点1で走破した黒山が、女性の絶叫もこだまする拍手大喝采とともに有終の美を飾った。

また野崎史高(ゼッケン3)は、今年はヤマハTYS250Fiに乗り、昨年の2サイクルマシンから再び4サイクルマシンで参戦。1ラップ目は小川毅士(ゼッケン4)に1点リードされたが、2ラップ目に小川(毅)を逆転した野崎が3位をゲット。黒山とともにヤマハライダー2人が表彰台に輝いた。

次回第2戦の近畿大会は4月15日、和歌山県の湯浅トライアルパークで行われる。

RESULT

RIDERS RANKING

COMMENT

YAMAHA FACTORY RACING TEAM

黒山健一選手談(1位)

「今日は思い通りに走れた部分とちょっと焦ってしまってダメだった部分と色々ありましたけれど、練習通りに行けたかなと思います。確かに1ラップ目は第1セクションからクリーンして良かったのですが、2ラップ目は第1セクションからダメだったので今後の課題になります。今年のマシンはパワーの出方がより扱いやすくなって、パワーが出ています。このマシンで練習を重ねた、その結果が出たと思います。次戦に向けてチームと相談しながらさらに練習を重ね、マシンとの相性をより良くしていきます。今日はライバルとの点差を気にすることなく淡々と走りました。ただ、去年もこの第1戦で勝って次の第2戦も勝ちましたがその後逆転されたので、その二の舞を踏まないように今日の喜びはこれでもう終わりにして、明日からまたチャンピオン獲得に向かって頑張りたいと思います」

木村治男監督談

「昨年の最終戦で勝利をさせていただいてから、これを次の年も続けるためにということでニューモデルへの取り組みをしてきました。自分なりの色々なトライの結果が今回は良く出たような感じですね。これに続いて今後も同じような形でいけるように頑張りたいと思いますし、ヤマハモータースポーツの口切というか、シーズン最初の流れに良い弾みがついて他のカテゴリーも続いてくれると嬉しいなと思います」

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