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全日本トライアル選手権 IAスーパー

ヤマハの参戦ライダー、マシンなど IAスーパーに関する情報をお届けします。

Rd.05 9月6日 中国

RACE DATA

■開催日:2015年9月6日
■開催地:岡山県・原瀧山トライアルパーク
■観客:332人
■気温:22度
■天候:雨
■競技:12セクション×2ラップ+SS-2セクション
■持ち時間:4時間30分(12セクション×2ラップ)
■最多クリーン数:小川友幸(ホンダ)/2

REPORT

黒山健一、惜しくも2位、野崎史高は1点差で4位

いよいよ後半戦へと突入した第5戦中国大会は、昨年と同じ岡山県の原瀧山トライアルパークで行われた。昨年の黒山健一(ゼッケン2)は第5戦中国大会で勝ちながらも、タイトルを逃す結果となった。それは昨年の第4戦北海道大会で敗れたことも大きく響いていた。だが、今年の黒山は第4戦北海道で今季2勝目を上げてタイトル争いのトップに返り咲いている。とはいえ、2位の小川友幸(ゼッケン1)とは同ポイントのため、この第5戦中国で今年も勝ってリードを奪うべく戦いに挑んだ。一方、野崎史高(ゼッケン3)は原瀧山トライアルパークでの優勝経験もあり、今季初優勝を狙った。

昨年は雨で路面が酷くぬかるみ一部のセクションがキャンセルされるほど悪条件での戦いになったが、今年は朝から強い雨が降り一時的に止むなどしたため昨年を上回り近年まれに見る悪条件でのレースとなった。国際A級スーパークラスの競技は4時間30分の持ち時間で12セクションを2ラップした後、さらに難易度が高くて見ごたえのある2つのスペシャル・セクション(SS)で雌雄が決せられた。

1ラップ目の黒山は、ライバルたちが8~9個の減点5を取る中で減点5を唯一人6個に抑えた。つまりライバルが失敗して減点5となったセクションを2~3個多く減点3で出口まで走破することにより、4~6点の差を広げることに成功したのだ。この結果、1ラップ目終了時点で黒山(44点)がトップ。その黒山を野崎(46)、小川毅士(ベータ/48)、小川(友/49)らが追う展開となった。この1ラップ目は野崎も第1、第2セクションを連続クリーンする一方で減点5の数も8個に抑えて黒山に次ぐ好調ぶりを見せつけた。

ところが、2ラップ目は小川(毅/55)、黒山(56)、野崎(60)らが減点を増やす中、小川(友/48)が追い上げた。結果、2ラップ合計では小川(友/97)がトップ。黒山(100)が3点差、小川(毅/103)や野崎(106)らもそれぞれ3点差でSSを迎えた。

SSの2つのセクションはどちらも泥が深くなり、一時雨が止んだためその泥が雨で流れず粘土状になってタイヤに付着、その状態での岩上りは困難を極めた。それでも黒山と小川(友)はこの2つを見事に走破して、観客の拍手大喝采を浴びた。しかし、点差は縮まらないまま小川(友)が逃げ切って優勝。黒山は惜しくも3点差で2位。野崎は最終セクションを走破する執念を見せたが小川(毅)にわずか1点届かず、4位となった。

ポイントランキングでは小川(友)に逆転され2位となった黒山だが、その差は3ポイント。残る2戦がチャンピオン争いの正念場となる。

次回第6戦・中部大会は10月11日、愛知県のキョウセイドライバーランドで行われる。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン 減点/クリーン
1 小川友幸 HRCクラブMITANI Honda 減点103/クリーン2
2 黒山健一 ヤマハファクトリーレーシングチーム Yamaha 減点106/クリーン1
3 小川毅士 So7Wise Beta Team Beta 減点113/クリーン2
4 野崎史高 YSP京葉×KEN OKUYAMA Yamaha 減点114/クリーン2
5 柴田暁 HRCクラブMITANI Honda 減点116/クリーン2
6 加賀国光 トライアル エクスチェンジ Gasgas 減点122/クリーン0
7 野本佳章 モトベント&Beta Beta 減点122/クリーン0
8 田中善弘 So7Wise Beta Team Beta 減点124/クリーン0
9 藤原慎也 Trial team Fujiwara&ぱわあくらふと Ossa 減点126/クリーン0
10 砂田真彦 オートテクニックスポーツ Honda 減点126/クリーン0

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 小川友幸 Honda 92
2 黒山健一 Yamaha 89
3 野崎史高 Yamaha 73
4 小川毅士 Beta 71
5 柴田暁 Honda 54
6 田中善弘 Beta 49
7 野本佳章 Beta 41
8 加賀国光 Sherco 26
9 成田亮 Beta 23
10 砂田真彦 Honda 18

COMMENT

黒山健一選手談(2位)

「今日は勝てた試合というか十分に勝つチャンスはあったし、実際1ラップ目はトップにいたので。正直、(勝てなくて)惜しかったなと思います。SSは小川(友)選手が3点・3点だったので、自分は1点・1点とかあわよくばクリーン・1点ぐらいで抑えれば逆転の可能性はあったのですが、この悪条件下ではちょっと難しかったですね。でも調子が悪いわけでは全然なく良い走りができていますので、残り2戦をしっかり走って勝ちにいきます。とりあえず次の大会で勝って同点に持ち込めるように頑張ります」

野崎史高選手談(4位)

「今日は辛かったかな。セクションを(減点3で)出れば順位が変わるという感じのレースだったので。1ラップ目の第1、第2セクションをクリーンして良かったのですが。2ラップ目に第1セクションでいきなり減点5があったりしたので、結果が残念な感じですね。試合運びをちょっと失敗したかなと思います。2戦連続4位になってしまったので、残り2戦は優勝をめざして頑張ります」

木村治男監督談

「黒山選手の2位は惜しかったけれどチャンピオン争いから離れたわけではないので残り2戦をしっかり決めれば全然問題ないので、そういう気持ちで取り組みたいと思っています。選手が頑張っているだけに、僕たちも少しでも力になれるように頑張りたいと思います。まずは次の第6戦中部大会から、ひとつひとつやっていきます」

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