本文へ進みます

全日本トライアル選手権 IAスーパー

ヤマハの参戦ライダー、マシンなど IAスーパーに関する情報をお届けします。

Rd.07 10月28日 宮城

RACE DATA

■開催日:2012年10月28日
■開催地:宮城県スポーツランドSUGO
■観客:650人
■気温:19度
■天候:曇りのち雨
■競技:12セクション×2ラップ+スペシャルセクション(SS)2セクション×1ラップ
■持ち時間:4時間+SS=1セクション1分×2
■最多クリーン数:黒山健一(ヤマハ)21

REPORT

黒山、初の全勝優勝を達成!! 野崎は3位でシリーズランキング3位

シリーズの最終戦・第7戦東北大会が開催され、国際A級スーパークラスは黒山健一が開幕戦から負け知らずの7連勝を飾り、自身初&史上二人目の全勝優勝を達成した。前回第6戦で決めた通算11度目のチャンピオンに大輪の花をそえた。野崎史高は3位となり、ランキング3位に。国際A級スーパークラス一年目の滝口輝も来年につながる走りを見せた。

時折小雨がぱらつく曇り空の下、国際A級スーパークラスの競技は4時間の持ち時間で12セクションを2ラップした後、インターバルをはさんで2つのスペシャルセクション(SS)に挑んだ。今回は観客が歩いて見やすいように比較的近い所にセクションをまとめ、SSは2ラップ目までの順位や点数がアナウンスされ、観客がスーパークラスの選手10名全員の走りを楽しめるように工夫された。SSが始まる頃には雨が降り出したが、多くの観客が最終セクションまでもつれ込んだ優勝争いを堪能した。

すでにチャンピオンを決め、今回は全勝優勝を狙う黒山。そしてランキング2位を同ポイントに並び争う野崎と小川友幸、この3人が接戦を繰り広げた今回。1ラップ目の第4セクション終了時点までは小川が2位の黒山と1点差でトップに立っていたが、次の第5セクションをクリーンした黒山がここで減点3となった小川を逆転してトップの座を奪う。そして勝負どころとなった第10セクションの岩が連続する上りで黒山と小川がまさかの失敗、野崎だけがここを見事にクリーンした。1ラップ目終了時点ではトップの黒山・減点7を、野崎が僅か2点差の減点9、小川がさらに1点差の減点10で追う。しかし、2ラップ目以降はチャンピオンらしい堂々とした走りで僅差を守り通した黒山が、ついに全勝優勝を獲得。11度目のチャンピオンに続いて、またひとつ歴史に残る大きな記録を成し遂げた。

野崎は2ラップ目の第5セクション終了時点ではトップの黒山・減点14と僅か1点差の減点15で逆転優勝も十分に可能な位置につけていたが、次の第6セクションでもなんと失敗、ここで小川に逆転されて3位となり、惜しくもランキング2位を逃す結果となった。とはいえ前回第6戦に続いての優勝争いは大きな自信につながったようだ。また、スーパークラスのルーキー滝口はSSふたつ目の最終セクションをクリーンで締めくくるなど、随所で光る走りを見せて、さらなる今後の成長を期待させた。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン 減点/クリーン
黒山健一 team黒山レーシング・ヤマハ Yamaha 減点19 クリーン21
2 小川友幸 HRCクラブMITANI Honda 減点21 クリーン19
3 野崎史高 TeamYSP京葉レーシング Yamaha 減点25 クリーン19
小川毅士 WISE BETA RACING Beta 減点37 クリーン16
5 田中善弘 WISE BETA RACING Beta 減点50 クリーン13
6 野本佳章 モトベントBeta Beta 減点52 クリーン14
7 柴田暁 HRCクラブMITANI Honda 減点59 クリーン7
宮崎航 WISE BETA RACING Beta 減点69 クリーン5
斎藤晶夫 HRCクラブMITANI Honda 減点80 クリーン7
10 滝口輝 YSP京葉レーシング Yamaha 減点93 クリーン5

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
黒山健一 Yamaha 140
小川友幸 Honda 111
野崎史高 Yamaha 109
小川毅士 Beta 95
柴田暁 Honda 72
野本佳章 Beta 64
田中善弘 Beta 60
斎藤晶夫 Honda 56
宮崎航 Beta 48
10 滝口輝 Yamaha 45

COMMENT

黒山健一選手談(優勝)

「念願の全勝優勝がやっとかないました。素直にうれしいですね、やっぱり。チャンピオンを取ったことは何度もありますし、接戦で勝って最終戦で決まったということもありますし、20何年のトライアル人生で初めての経験なので。藤波貴久選手が過去に1回全勝優勝しているので、それと同じ記録を作ることができて非常にうれしいです。接戦で、非常に充実感を得られる試合ができました。今年は7戦中7勝して、それ以上の目標を立てることはなかなか難しいですが、来年はまた初心に戻ってチャンピオを狙いしっかり走りたいと思います」

野崎史高選手談(3位)

「残念としか言いようがないですね。良いところもありましたが、結果が全てなので、僕の中では全然ダメです。2ラップ目の第5セクションで減点5になって、それを引きずってしまったかな。続く第6セクションでも減点5になってしまったのが敗因でした。ランキング2位まであと一歩のところまで来ていただけに悔しいです。来年こそランキング2位以上を取れるように頑張ります」 


滝口輝選手談(10位)

「今日は納得のいく走りがところどころで出来たので良かったです。一年間やってきた甲斐がありました。スーパークラスは走りごたえがあり、楽しかったです。来年も走れるとしたら表彰式に出たいので6位以内をめざしたいです」

木村治男監督談

「まさか全部勝つなんて、黒山選手は最高の結果を出してくれたと思います。調子も良く、集中力を発揮してくれて感謝ですね。野崎選手は本当に残念でしたが、来年は選手とともにこの悔しさを晴らすリベンジをしたいと思っています。滝口選手はたぶん今年は辛いだけの一年だったと思いますが、それが次のステップアップにつながると思うし、彼は若いので気持ちだけは折れずに頑張っていって欲しいなと思います。僕はもうちょっと長い目で彼のことを見ていますから」

ページ
先頭へ