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全日本ロードレース選手権 JSB1000

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどJSB1000に関する情報をお届けします。

Rd.09 11月1日 MFJGP 鈴鹿

RACE DATA

■大会名称:2015全日本ロードレース選手権シリーズ第9戦 MFJGP
■カテゴリ:JSB1000
■開催日:2015年11月1日(日)
■会場:鈴鹿サーキット(5.821Km)
■周回数:第1レース9周、第2レース15周
■天候:晴れ ■コース:ドライ
■観客数:14,500人
■PP(第1レース):中須賀克行(ヤマハ/2分05秒976)
■PP(第2レース):中須賀克行(2分05秒192)
■FL(第1レース):中須賀克行(2分06秒035)
■FL(第2レース):中須賀克行(2分05秒986)

REPORT

中須賀克行がレース1を制して4年連続チャンピオンを決定!!
さらにレース2も制して全8レース中7勝を記録!!

YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行が、レース1を制して4連覇を達成。レース2でも優勝し、全8レース中7勝する圧勝となった。

土曜日の予選結果から、レース1、レース2ともにポールポジションスタートとなった中須賀は、10周という超スプリントレースのレース1に臨む。しかし、レース直前のウォーミングアップランで転倒者のマシンからオイルが洩れたためにスタート進行が中断。結果、1周減算の9周で争われることになった。

好スタートを切った中須賀だが、第1コーナーまでに高橋巧(ホンダ)、加賀山就臣(スズキ)の先行を許してしまう。しかし2周目には加賀山、高橋を相次いでパスしトップに躍り出る。そしてこの2周目からコンスタントに2分06秒台で周回を重ね独走体制を築くと、今季6回目のポール&ウィンを達成。同時に、全日本ロードレース史上初となる4年連続、通算6回目のチャンピオンを獲得した。

レース2は20周で争われる予定だったが、他のレースが赤旗による中断などの影響もあり、日没を考慮して15周に短縮されて始まった。そして1周目は津田拓也(スズキ)と、この津田に続く中須賀が後続を引き離して終了。その後、4周目に野左根航汰と高橋がこの2人に追いつくが、すぐに高橋は後退。優勝は津田、中須賀、野左根の3人に絞られた。だが、上位陣が9周目を終えたときに、スプーンカーブでの転倒車からオイルが洩れて赤旗中断。仕切り直しのレースは7周で争われることになった。

そのオープニングラップは、津田を先頭に中須賀、渡辺一樹(カワサキ)、加賀山、野左根が集団で戻ってくる。だが、2周目のスプーンカーブで野左根は転倒してリタイア。一方、この2周目の第1コーナーでトップに立った中須賀は、着実にラップタイムを上げると、圧巻は6周目に2分05秒986を記録。このペースには誰もついてくることはできず、中須賀はこのレース2も優勝。これにより、今シーズン全8レース中7勝を記録してシーズンの幕を閉じた。

なお、野左根はレース1で5位、レース2はリタイア。年間ランキングは7位。藤田拓哉は朝のウォームアップランで転倒し、負傷したために決勝レースをキャンセルしており、年間ランキング18位となった。

RESULT Race.1

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM Yamaha 19'00.400
2 津田 拓也 ヨシムラスズキシェルアドバンス Suzuki 19'04.134
3 高橋 巧 MuSASHi RTハルク・プロ Honda 19'04.318
4 渡辺 一樹 TeamGREEN Kawasaki 19'06.715
5 野左根 航汰 YAMALUBE RACING TEAM Yamaha 19'09.355
6 柳川 明 TeamGREEN Kawasaki 19'09.522
7 山口 辰也 TOHORacingwithMORIWAKI Honda 19'15.501
8 秋吉 耕佑 au & テルル・Kohara RT Honda 19'17.680
9 渡辺 一馬 F.C.C. TSR Honda Honda 19'23.915
10 浦本 修充 MuSASHi RTハルクプロ Honda 19'24.056
11 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 19'24.422
12 伊藤 勇樹 41Planning.Global communication Yamaha 19'32.591
13 酒井 大作 CONFIA Flex Motorrad 39 BMW 19'34.202
14 今野 由寛 Moto Map SUPPLY Suzuki 19'39.178
15 武石 伸也 CONFIA Flex Motorrad39 BMW 19'40.215
16 出口 修 Snap-on TRICK STAR Racing Kawasaki 19'44.971
17 中津原 尚宏 オートテクニックスポーツPGR Honda 19'53.040
18 小島 一浩 Honda 熊本レーシング Honda 19'53.219
19 児玉 勇太 Team Tras 135HP BMW 19'53.537
20 清水 郁巳 HondaDream高崎B'WISE RT中央前橋 Honda 19'53.647
DNS 藤田 拓哉 YAMALUBE RACING TEAM Yamaha

RESULT Race.2

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM Yamaha 14'46.728
2 津田 拓也 ヨシムラスズキシェルアドバンス Suzuki 14'50.316
3 渡辺 一樹 TeamGREEN Kawasaki 14'53.441
4 柳川 明 TeamGREEN Kawasaki 14'55.227
5 高橋 巧 MuSASHi RTハルク・プロ Honda 14'56.910
6 加賀山 就臣 Team KAGAYAMA Suzuki 14'58.014
7 山口 辰也 TOHORacingwithMORIWAKI Honda 15'04.396
8 秋吉 耕佑 au & テルル・Kohara RT Honda 15'04.738
9 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 15'06.121
10 渡辺 一馬 F.C.C. TSR Honda Honda 15'12.680
11 酒井 大作 CONFIA Flex Motorrad 39 BMW 15'21.579
12 武石 伸也 CONFIA Flex Motorrad39 BMW 15'24.493
13 中津原 尚宏 オートテクニックスポーツPGR Honda 15'27.089
14 小島 一浩 Honda 熊本レーシング Honda 15'27.513
15 清水 郁巳 HondaDream高崎B'WISE RT中央前橋 Honda 15'31.092
16 児玉 勇太 Team Tras 135HP BMW 15'36.642
17 吉田 光弘 Honda 熊本レーシング Honda 15'39.603
18 須貝 義行 チームスガイレーシングジャパン Ducati 15'54.716
19 久保山 正朗 Honda浜友会浜松エスカルゴ Honda 16'04.333
20 原田 洋孝 RSガレージハラダ姫路 Kawasaki 16'26.720
DNF 野左根 航汰 YAMALUBE RACING TEAM Yamaha -6Laps

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 中須賀 克行 Yamaha 203
2 高橋 巧 Honda 149
3 渡辺 一樹 Kawasaki 135
4 津田 拓也 Suzuki 129
5 柳川 明 Kawasaki 116
6 山口辰也 Honda 113
7 野左根 航汰 Yamaha 111
9 中冨 伸一 Yamaha 81
16 伊藤勇樹 Yamaha 51
18 藤田拓哉 Yamaha 42

COMMENT

YAMAHA FACTORY RACING TEAM
中須賀克行選手談(優勝/優勝)

「ヤマハ発動機の創設60周年という記念イヤーに、全日本ロードレース史上初の4連覇を達成できたことは本当にうれしいし、ヤマハの一員であることを誇りに思います。今年は、自分にとって初めてのファクトリーチームでの戦いとなり、マシンも新型のYZF-R1、しかも60周年という節目の年で、さまざまなプレッシャーを感じてのシーズンインでした。その開幕戦鈴鹿2&4レースでは優勝できませんでしたが、その後のオートポリスから、終わってみれば7戦連続でポール&ウィンを達成できて、これは本当にチーム力の勝利だと思っています。チームスタッフにはもちろん、応援していただいたファンのみなさん、そして関係者のみなさんに心から感謝しています。本当にありがとうございました」

吉川和多留監督談

「今シーズンを振り返ると、開幕戦鈴鹿2&4レース、そしてその翌週に行われたオートポリスのレースで、まだマシンがまとまり切れていない状態ながら中須賀克行選手が好成績を収めてくれたことがポイントだと思います。レース1は、中須賀選手はもちろんチーム全員がいつも以上に集中してレースに臨むことができ、ここで優勝してチャンピオンを決められたのは本当に大きかった。レース2は路面温度が下がって難しい状況でしたが、レース1でタイトルを決めているので余裕を持って臨むことができました。個人的には、今年はYAMAHA FACTORY RACING TEAMの監督としてチームを率いましたが、常に高い意識を持ってレースに臨むことを最低条件とし、開幕前には全勝チャンピオンを掲げました。しかし、それは開幕戦で逃す形となりましたが、これがあったからこそ今があると思っています。一年間、応援していただいたファンのみなさんや関係者のみなさんには、4連覇達成という最高の形で応えることができたと思います。しかし、我々の戦いはまだまだ続きますので、これからも一層の応援をよろしくお願いします。本当にありがとうございました」

YAMALUBE RACING TEAM
野左根航汰選手談(5位/DNF)

「今日のレースは、レース1、レース2ともに反省ばかりですが、これを課題としてさらにライダーとして成長していきたいと強く思いました。開幕戦鈴鹿2&4レースからを振り返ると、たとえばオートポリスでトップを走れたし、今回のレース2では津田選手、中須賀選手とトップ争いをすることができ、ある程度は成長できたと思っていますが、中須賀選手の走りを間近で見ると、やはりまだまだ遠く及ばない自分がいます。これからシーズンオフになりますが、この間に自分に足りないものをしっかりと身につけて、少しでもいい状態で来年の開幕戦に臨みたい。守るものは何もないですし、年齢も若いので、来年は開幕戦からガンガン攻め続けられるようなレースをしたいと思っています。一年間、応援していただいたみなさんに感謝します。そして来年も応援よろしくお願いします」

難波恭司監督談

「今回は、藤田選手が転倒で負傷してレースを欠場。野左根選手もレース2で転倒と、残念な結果となってしまいました。ただ、一年を通じて野左根選手はマシンに対する理解度が増したし、藤田選手は序盤に欠場がありましたが、着実にマシンを仕上げており、そのパフォーマンスを見てほしかったと思っています。我々のチームの目的は、次のヤマハを担うライダーの育成にありますが、監督として、最終戦となる今大会で彼らの成長を見ることができました。明日から、来シーズンに向けての準備が始まります。野左根選手には、このオフの間にやるべきことをしっかりとこなしてほしいし、藤田選手には、しっかりと怪我を治して来季に臨んでほしいです。一年間、応援していただいたファン、そして関係者のみなさんには、心から感謝いたします。同時に、来シーズンも変わらずに応援していただきたいと思います。本当にありがとうございました」

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