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全日本モトクロス選手権 IA

ヤマハの参戦ライダー、マシンなど全日本モトクロス選手権 IAに関する情報をお届けします。

Rd.10 10月25日 MFJGP SUGO

RACE DATA

■大会名称:2015全日本モトクロス選手権第10戦MFJGP
■開催日:2015年10月25日(日)
■会場:宮城県・スポーツランドSUGO
■レース時間:(30分+1周)×2ヒート
■天候:晴れ時々曇り・雨
■観客数:7,300人

REPORT

今シーズンの締めくくりとなる最終戦が、宮城県スポーツランドSUGOで行われた。同コースでの開催は3度目になるが、第10戦は「MFJGP」として行われ、海外のトップライダーが数多く参戦。ヤマハからは2015年の世界選手権MXGPチャンピオンであるロマン・フェーブル(YAMAHA FACTORY RACING YAMALUBE)とAMA250SX WESTチャンピオンのクーパー・ウェブ(Yamalube Star Yamaha Racing Team)がIA1クラス、2014~2015年のAMA250MXチャンピオンであるジェレミー・マーティン(Yamalube Star Yamaha Racing Team)がIA2クラスにエントリーしたほか、ホンダからもAMAライダーのトレイ・カナードがIA1、世界選手権MX2チャンピオンのティム・ガイザーがIA2に出場。最初のセッションになる土曜日朝の公式練習から激烈なタイムアタック合戦を繰り広げるなど、大会を大いに盛り上げた。

一方、全日本モトクロス選手権のレギュラーメンバーたちは、今シーズンの有終の美を飾るべく、それぞれ確固たる決意を持ってMFJGPに挑んだ。IA1クラスに参戦する「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」では、平田優が今大会も怪我の影響により欠場することになったが、IA1ルーキーの安原志が出場。ところが、IA2クラスに参戦してきた「YAMALUBE RACING TEAM」の渡辺祐介は、土曜日午前中の練習走行で転倒した際に左鎖骨を骨折、予選~決勝を欠場することになってしまった。

大会前から続いた晴天とスポーツランドSUGOの整備により、コースコンディションはベストな状態。ただし、決勝日は朝から冷たい風が吹き荒れ、時折、強い雨も降る不安定な天候に。基本的にはドライだが、IA1クラスの第2ヒートでは路面状況が刻々と変化するコンディションになった。

IA1:ウェブが第1ヒートで独走優勝
フェーブルは第2ヒートでトップ争いを展開

第1ヒートでは、昨年のMFJGPにも参戦したウェブが完璧なレースを披露。序盤こそカナードが先行したが、ウェブはその背後にぴったりとつけ、チャンスを伺う。激しいバトルを前提とする戦いが予想されたが、カナードが転倒したことによって勝負はあっさりと決着した。この時点で独走態勢になったウェブはその後も安定したライディングを続け、再スタートした2位のカナードに5秒以上の差をつけてチェッカーを受けた。

一方、MXGPチャンピオンのフェーブルは厳しい戦いを強いられる。スタートダッシュは文句なかったのだが、1コーナーで発生することになった多重クラッシュに巻き込まれ、1周目のコントロールラインを9番手で通過した。2周目には3番手と、ポジションを一気に挽回したものの、ウェブとカナードは、すでにはるか前方。それ以上の追い上げは叶わなかった。

安原はフェーブルとまったく変わらないスタートダッシュを見せ、1コーナーへ飛び込んだ。しかし、アウト側にいた安原は多重クラッシュの影響を受けて失速を余儀なくされ、1周目10番手に。それでもあきらめずに追い上げた安原はレース中盤で8番手まで浮上したが、10位でゴールすることになった。

第2ヒートは、カナードとフェーブルが接近戦を展開。スタート直後の1コーナーへ真っ先に進入したのはウェブだが、2コーナーまでのわずかな区間でカナードに先行され、その2コーナーではバランスを崩してしまい失速。また、直後に転倒も喫してトップ争いから離されての3番手走行に。

その前方で最終ラップまで僅差で走る続けたのが、カナードとフェーブルだ。フェーブルはチャンスを伺いながらカナードの直後につけ、粘り強く待ち続ける。そして残り2周となった時点でアタックを開始、トップの座を奪った。しかしカナードが再び抜き返し、フェーブルはもう一度逆転を試みるものの2位でチェッカーを受けることになった。

安原は第1ヒート同様、好スタートをきり、1コーナーへ5番手で進入して上位を争うチャンスをつかんだが、その後のポジション争いで優位に立つことができず、1周目のコントロールラインを通過した時点で9番手。あきらめない安原は、レース中盤で8番手に浮上し、その座を維持するだけでなく、さらなるポジションアップを目指したが、後方から追い上げてきたライダーたちに抜かれ10位でゴールした。

スズキの小島庸平と熱田孝高が繰り広げていたチャンピオン争いは、第1ヒートで6位に入った小島がポイントリードを守りきる形で決着。安原は、IA1クラス1年目でランキング7位を獲得した。

IA2:マーティンが猛烈な追い上げと
完璧なレースを2ヒートで披露

第1ヒートでマーティンは、ドラマチックなレースを展開。スタートはよかったものの2コーナーで転倒、ほぼ最後尾からの追い上げを強いられた。1周目のコントロールラインを通過したときのポジションは、24番手だった。しかし4周目には8番手と、急激に順位を回復、さらに大きな差が開いていた上位グループの争いにも進出し、レース終盤で3番手、残り2周で2番手へと浮上。中盤でトップに立ったガイザーには届かなかったものの、その強烈な速さを観客に印象付けた。

またマーティンは、第2ヒートでは冷静沈着さも披露。ガイザーが先行する形でレースがスタートしたが、午後になって荒れた路面コンディションを考慮し、背後につけて様子をうかがう。マーティンが2周目に激しくクラッシュした際も、事前に速度を落としており、巻き込まれることなくクリア。その後あっという間に後続を引き離す独走を果たし、総合優勝も獲得した。

海外ライダーに挑戦する日本人、という戦いでは、最終戦のみエントリーした勝谷武史(カワサキ)が健闘。第1ヒートのレース前半でトップを走った。第9戦の時点でIA2クラスのチャンピオン獲得を決定した富田俊樹(ホンダ)は、第2ヒートで3位表彰台にあがっている。

レディース:安原さやが悲願のチャンピオンに

第8戦でランキングトップに浮上した安原さや(名阪レーシング)と、竹内優菜(ホンダ)のポイント差はわずか9。安原は、竹内が勝っても4位以内に入ればタイトルを獲得することができるが、午後いちばんに行われるレディースクラスのスタート前には、コース整備と散水が行われる。このため急変した路面状況で思わぬ転倒を喫するライダーも多い。スタートから飛び出して独走態勢を築いた竹内に対し、安原は1周目4番手。背後にたくさんのライダーがいるという強烈なプレッシャーがかかる展開となった。しかし安原は冷静に序盤の混戦を走り抜き、さらに上位進出を狙う。そして3周目には3番手へと浮上、レース後半もその座を維持してチェッカーを受けた。レディスクラスで10年以上のキャリアを誇る安原だが、チャンピオンを獲得したのはこれが初めて。

IA1 RESULT Heat.1

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 クーパー・ウェブ YAMALUBE STAR YAMAHA RACING Yamaha 33'23.971 (18 Laps)
2 トレイ・カナード Team Honda HRC Honda 33'29.417
3 ロマン・フェーブル YAMAHA FACTORY RACING YAMALUBE Yamaha 34'01.021
4 成田 亮 Team HRC Honda 34'33.340
5 小方 誠 Team HRC Honda 34'59.113
6 小島 庸平 Team SUZUKI Suzuki 35'09.562
7 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki 35'13.101
8 深谷 広一 TEAM MOTO SPORTS FUKAYA Honda 35'15.780
9 新井 宏彰 K・R・T Kawasaki 35'17.782
10 安原 志 YAMAHA FACTORY RACING TEAM Yamaha 35'21.016
11 田中 教世 TEAM TAKASE with YAMAHA Yamaha -1 Lap
12 池谷 優太 SRF TEAM RED ZONE Suzuki -1 Lap
13 伊藤 正憲 YSP浜北大橋Racing・Muc-off Yamaha -1 Lap
14 星野 裕 KTMうず潮レーシング福山 KTM -1 Lap
15 鈴木 正明 SRF 関東&秀明道場 Suzuki -1 Lap
16 三原 拓也 K. R. T. Kawasaki -1 Lap
17 星野 優位 SEKI Racing MotoRoman & KBF-RS Yamaha -1 Lap
18 島崎 優 Super Weapon Honda -2 Laps
19 白石 翔也 Y'sRacing Yamaha -2 Laps
20 中村 泰介 RT MIKURA with ALL-ONE Yamaha -2 Laps

IA1 RESULT Heat.2

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 トレイ・カナード Team Honda HRC Honda 33'35.272
2 ロマン・フェーブル YAMAHA FACTORY RACING YAMALUBE Yamaha 33'37.027
3 クーパー・ウェブ YAMALUBE STAR YAMAHA RACING Yamaha 34'29.865
4 成田 亮 Team HRC Honda 35'05.923
5 小方 誠 Team HRC Honda 35'08.147
6 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki -1 Lap
7 新井 宏彰 K・R・T Kawasaki -1 Lap
8 深谷 広一 TEAM MOTO SPORTS FUKAYA Honda -1 Lap
9 三原 拓也 K. R. T. Kawasaki -1 Lap
10 安原 志 YAMAHA FACTORY RACING TEAM Yamaha -1 Lap
11 小島 庸平 Team SUZUKI Suzuki -1 Lap
12 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM -1 Lap
13 星野 裕 KTMうず潮レーシング福山 KTM -1 Lap
14 伊藤 正憲 YSP浜北大橋Racing・Muc-off Yamaha -1 Lap
15 島崎 優 Super Weapon Honda -2 Laps
16 白石 翔也 Y'sRacing Yamaha -2 Laps
17 鈴木 正明 SRF 関東&秀明道場 Suzuki -2 Laps
18 中村 泰介 RT MIKURA with ALL-ONE Yamaha -2 Laps
19 池谷 優太 SRF TEAM RED ZONE Suzuki DNF
20 田中 教世 TEAM TAKASE with YAMAHA Yamaha DNF

IA1 RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 小島 庸平 Suzuki 384
2 熱田 孝高 Suzuki 383
3 成田 亮 Honda 376
4 小方 誠 Honda 359
5 新井 宏彰 Kawasaki 346
6 三原 拓也 Kawasaki 271
7 安原 志 Yamaha 258
8 田中 教世 Yamaha 248
12 伊藤 正憲 Yamaha 190
16 中村 泰介 Yamaha 96
19 クーパー・ウェブ Yamaha 55
20 白石 翔也 Yamaha 52
21 ロマン・フェーブル Yamaha 52
24 Chaiyan Romphan Yamaha 14
28 高本 直 Yamaha 7

IA2 RESULT Heat.1

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 ティム・ガイザー Honda Gariboldi Honda 31'51.748 (17 Laps)
2 ジェレミ・マーティン YAMALUBE STAR YAMAHA RACING Yamaha 32'15.053
3 勝谷 武史 K.R.T. Kawasaki 32'17.698
4 富田 俊樹 Team HRC Honda 32'39.834
5 竹中 純矢 Team SUZUKI Suzuki 32'50.892
6 能塚 智寛 グリーンクラブ & パーク神戸RT Kawasaki 33'02.444
7 古賀 太基 NRT Honda 33'21.649
8 岡野 聖 フライングドルフィン サイセイ Yamaha 33'22.366
9 横澤 拓夢 NRT Honda 33'28.401
10 ルイス・スチュワート KTMうず潮レーシング福山 KTM 33'42.032
11 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda 33'59.674
12 辻 拓人 グリーンクラブ京都ボブキャット&志賀サイクル Kawasaki -1 Lap
13 井上 眞一 K.R.T. Kawasaki -1 Lap
14 池本 凌汰 Team SRM withマウンテンライダイーズ Suzuki -1 Lap
15 小林 秀真 グリーンクラブ331レーシングチーム Kawasaki -1 Lap
16 渡辺 涼太 グリーンクラブ&パーク神戸RT Kawasaki -1 Lap
17 石浦 諒 SRF Teamブルーイーグルス Suzuki -1 Lap
18 斉藤 崇 SRF 関東オートスポーツ清水 Suzuki -1 Lap
19 鎌倉 大樹 レーシングチーム鷹 Yamaha -1 Lap
20 小川孝平 Team ITOMO Honda -1 Lap
31 宗本 駿真 吉備国際大学&SP忠男広島/MHP Yamaha -2 Laps

IA2 RESULT Heat.2

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 ジェレミ・マーティン Yamalube Star Yamaha Racing Team Yamaha 32'04.797 (17 Laps)
2 勝谷 武史 K.R.T. Kawasaki 32'27.263
3 富田 俊樹 Team HRC Honda 32'41.739
4 能塚 智寛 グリーンクラブ & パーク神戸RT Kawasaki 32'52.936
5 ティム・ガイザー Honda Gariboldi Honda 33'02.758
6 竹中 純矢 Team SUZUKI Suzuki 33'30.874
7 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda 33'36.213
8 横澤 拓夢 NRT Honda 33'48.306
9 井上 眞一 K.R.T. Kawasaki 33'54.223
10 小川孝平 Team ITOMO Honda 33'57.813
11 古賀 太基 NRT Honda 33'59.165
12 ルイス・スチュワート KTMうず潮レーシング福山 KTM 34'02.205
13 池本 凌汰 Team SRM withマウンテンライダイーズ Suzuki 34'04.492
14 斉藤 崇 SRF 関東オートスポーツ清水 Suzuki -1 Lap
15 道脇 右京 TEAM KOHSAKA Honda -1 Lap
16 内田 篤基 Team SSC鈴木兄弟商会SRF Suzuki -1 Lap
17 渡辺 涼太 グリーンクラブ&パーク神戸RT Kawasaki -1 Lap
18 菅谷 崚介 グリーンクラブ331レーシングチーム Kawasaki -1 Lap
19 石浦 諒 SRF Teamブルーイーグルス Suzuki -1 Lap
20 辻 拓人 グリーンクラブ京都ボブキャット&志賀サイクル Kawasaki -1 Lap
23 岡野 聖 フライングドルフィン サイセイ Yamaha -1 Lap
26 鎌倉 大樹 レーシングチーム鷹 Yamaha -1 Lap
30 宗本 駿真 吉備国際大学&SP忠男広島/MHP Yamaha -1 Lap

IA2 RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 富田 俊樹 Honda 482
2 能塚 智寛 Kawasaki 372
3 竹中 純矢 Suzuki 371
4 田中 雅己 Honda 297
5 岡野 聖 Yamaha 290
6 渡辺 祐介 Yamaha 219
22 ジェレミー・マーティン Yamaha 57
25 鎌倉 大樹 Yamaha 49
40 大村 尚成 Yamaha 2
41 宗本 駿真 Yamaha 2
43 松浦 勝志 Yamaha 2

COMMENT

IA1:クーパー・ウェブ選手談(1位/3位:総合2位)

「ヒート1のスタートは悪くなかったのだが、トレイに先行されてしまった。そこで攻めながら、プレッシャーをかけていった。彼が転倒した後は、レースを問題なくコントロールすることができた。背後につけていたとき、ラインをいくつか見つけることができたのも役立ったと思う。ヒート2は2コーナーでミスしてしまい、そこでは何とかバランスを取り戻すことができたが、直後に転んでしまい、トップ争いとのギャップが広がってしまった。もちろんそれでも追いかけたが、急変する天候の影響により難しい路面状況になっていたので、最後は安定した走りを心がけることにした。日本にまた来ることができ、本当によかった。ファンは僕たちライダーをリスペクトしてくれていて、僕らの参戦を心から喜んでくれているのがはっきりと伝わってくる。そんな彼らの前でレースを盛り上げることができてよかった」

IA1:ロマン・フェーブル選手談(3位/2位:総合3位)

「ヒート1はスタート直後に転倒し、数ラップで3番手まで回復することができたものの、すでにクーパーたちに離されてしまっていた。その差を詰めようとチャレンジしたが、自分の走りはいまひとつだったと思う。一方、ヒート2はスタートから2番手につけ、トレイに食らいつき、バトルすることができた。チャンスがあればいつでも抜くつもりだったが、難しいコンディションだったので、なかなかその機会は得られず、冷静に待つ必要があった。そして最後の2ラップでアタックし、トップに立ったのだが、再びトレイに抜かれてしまった。もう一回アタックしたのだが、うまくいかなくて本当に残念。それでも今回の参戦では、素晴らしい経験ができたと思っている。日本のレースファンに会えたことはもちろん、日本の文化に触れ、感銘を受けることもたくさんあった」

IA1:安原志選手談(10位/10位:総合10位)

「上位を争えるポジションを得られるよう、今回は特にスタートの練習を積み重ねてきました。その成果もあり、納得のいくスタートダッシュを決めることができました。第1ヒートでは多重クラッシュの影響を受けてしまい、第2ヒートでは少し振られてしまいましたが、悪くない位置につけることができたと思います。そこから追い上げていく過程では、これまでリズムを崩してしまうことが多かったのですが、今回は攻め続け、抜いていく走りもできました。攻めながらも力を入れ過ぎず、バランスよく乗れている感触もつかめました。リザルトとしてはまだまだ不十分ですが、応援し続けてくださったファンの皆様、支え続けくれたチームスタッフに、成長したことを少しでも見せることができたのではないか、と考えています。今後もライダーとして、成長し続けられるよう努力を重ねていきます」

IA1:桂健久YAMAHA FACTORY RACING TEAM監督談

「新しくなった体制下でファクトリーライダーとしての1年目を迎え、しかもひとりで戦い続けることになった安原は、よく頑張ってくれました。当初から掲げた目標のひとつ、ランキング6位以内に入ることはできませんでしたが、とにかく絶対にリタイアしないという目標はクリアすることができました。最終戦では気持ちの入った、力強い走りをも見せてくれました。最後まで決してあきらめないという意思が、明確に感じられる走りでした。最終戦に向けて練習を重ねてきたスタートもよかった。安原の成長を、温かく見守り、期待し、応援し続けてくださったファンの皆様には、本当に感謝しています」

IA2:ジェレミー・マーティン選手談(2位/1位:総合1位)

「ヒート1ではスタート直後の2コーナーで転んでしまった。とにかくすぐバイクを起こして、決してあきらめずにチャージすることだけを考えた。同じ場所で再び転んでしまったけれど、2番手まで上がることができたのだから、よかったと思う。ヒート2ではその2コーナーで、今度はティムが転倒した。大きなギャップがあって、特にヒート2では路面が荒れていたから、何か起こるかもしれないとは思っていた。そこでティムに先行された僕は、彼の走りから何か得られないかと観察しつつ、様子を見ていたんだ。彼がクラッシュしてからは、自分の走りに集中し、チェッカーまでマシンを持っていくことだけを考えた。彼とのバトルを楽しみにしたので、それができかったのがちょっと残念だ。SUGOでのレースに参戦することができて本当によかった。ヤマハ本社を訪れることもできたし、日本のレースファンに会うこともできた。とても大事な機会だと考えていただけに、一生忘れられない思い出になるだろう」

IA2:渡辺祐介選手談(欠場)

「事前テストから調子がよく、自信を持ってレースウィークに入れていました。そこでチャンピオンの富田選手、海外から参加する選手たちに、どれだけ自分が立ち向かえるのかと、楽しみにしていました。しかも、地元でのレース。そんな気持ちが空回りし、公式練習で転んでしまいました。何とか出れるようにお願いしたのですが、骨が折れていたため、欠場することになりました。シーズンを通して応援してくださったみなさん、支えてくださったみさなん、SUGOまで足を運んでくださったみなさんに対して、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。シーズンはこれで終わってしまいましたが、まず何よりケガをしっかりと直し、トレーニングを重ね、来年の開幕戦で元気な走りをお見せできるよう頑張ります」

IA2:佐藤光幸YAMALUBE RACING TEAM監督談

「今シーズンは新しいチームを立ち上げ、渡辺とともに努力を重ねてきました。その成果を最終戦でお見せできることができず、本当に申し訳ありません。残念ですし、悔しい気持ちでいっぱいですが、それが現在の渡辺の実力であり、もちろんチーム、私の実力であったのではないかと思っています。渡辺を走らせることができなかったのは、チームの責任でもあります。起きたことを真摯に受け止め、反省し、将来への糧にするしかありません。今シーズン、YAMALUBE RACING TEAMを応援してくださった皆様、本当にありがとうございました」

レディース:安原さや選手談(3位)

「今日は、9ポイントのリードで迎えましたが、どんな形であれとにかく勝ちにいくこと。それだけを考えて走りました。本当に長くて辛かったけど、その分、チャンピオンのうれしさは大きいです。また、今年はヤマハが創立60周年を迎えましたが、私もチャンピオンになり、これでようやくヤマハの一員になれたような気がします。本当に長い間、サポートしてくれたヤマハ、ファンの皆さんに感謝します。ありがとうございました」

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