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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.16 4月30日 デンバー

RACE DATA

AMAスーパークロス 第16戦デンバー大会
開催日:2022年4月30日(土)
開催地:コロラド州デンバー
会場:エンパワー・フィールド・アット・マイルハイ

REPORT

トマック、デンバーで450スーパークロスタイトル決める

Monster Energy Yamaha Star Racingのイーライ・トマックが、コロラド州デンバーのエンパワー・フィールド・アット・マイルハイで5位とし、最終戦を残して2022年AMAスーパークロス選手権のタイトルを獲得した。

トマックは予選で2番手とすると、続いて参加したヒートレースでは圧勝。地元開催の今大会で順調な走り出しを見せた。メインイベントでも好スタートを見せたトマックは、すぐに2番手につけて優勝に向かってチャレンジを開始した。

そしてトップを走行する選手がミスをおかすと、トマックはトップに躍り出てレースをリードし、地元ファンを熱狂させる。だが膝の痛みで100%の感触ではない中で、14位でフィニッシュすれば選手権タイトルが決まるトマックは、賢明なレース運びを見せて5位でフィニッシュラインを通過した。

トマックにとって今年は素晴らしいシーズンとなった。最上級クラスで2度目のタイトル獲得に向けて、5連勝を含む7勝をあげるとともに、デイトナ・スーパークロスではそれまでの記録を塗り替える6度目の勝利を飾った。

Monster Energy Yamaha Star Racing Teamはこの後、5月7日にユタ州ソルトレイクシティで開催される2022年AMAスーパークロス最終戦に臨むため、ライス・エクレス・スタジアムに向かう。

クレイグが反撃、デンバーでポディウムフィニッシュ

Monster Energy Yamaha Star Racingのクリスチャン・クレイグが、コロラド州デンバーで開催されたAMAスーパークロス第9戦で不運を乗り越えて3位に入り、完全表彰台獲得記録を伸ばした。250SX Westのランキングリーダーは貴重なポイントを獲得し、2位以下を大きく引き離して来週末の最終戦に臨む。チームメイトのネイト・スラッシャーは厳しいコンディションの中、9位でレースを終えた。

予選を2位で終えたクレイグは、参加したヒートレースでは強気のレースを見せてホールショットを奪ってトップに立つと、以後一度もその座を譲らずフィニッシュ。メインイベントでも好スタートを決めたクレイグは、チャンピオンを争うライバルの背後に迫る。最終戦を残してタイトル獲得を決めるべく優勝を目指したクレイグはリードを奪うべくプッシュするが、6周目のサンドセクションで転倒を喫してしまう。7番手でレースに復帰したクレイグは、集中したライディングで挽回して3位でフィニッシュ。連続表彰台獲得の流れを維持したクレイグは、ランキング2位と18ポイント差で最終戦に臨む。

金曜日のプラクティスセッションが強風のためキャンセルされた限られた走行時間の中で、スラッシャーとチームはレースに焦点を合わせた取り組みを進めた。ヒートレースでトップ5フィニッシュを果たし、メインイベント10番ゲートピックを獲得した。その位置からまずまずのスタートを見せると、1周目を終えて13番手で戻って来た。プッシュを続けるスラッシャーは、オーバーテイクが難しいコースで奮闘し、9位でフィニッシュした。

Monster Energy Yamaha Star Racing Teamはこの後、5月7日にユタ州ソルトレイクシティで開催される2022年AMAスーパークロス最終戦East/Westショーダウン(※東西対抗戦)に臨むため、ライス・エクレス・スタジアムに向かう。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

Monster Energy Star Yamaha Racing 450 Team

イーライ・トマック選手談(5位)

「信じられないような一日であり、信じられないような一年でした。これは自分が夢見ていたシーズンだったので、自分のホームレースで実現するというのはすごく特別なことでした。チームみんなのハードワークをとても誇りに思います。シーズン開幕前にやったことはすべて成果をあげ、シーズン中盤には5連勝を記録するという素晴らしい成績をあげました。すごく特別な一年です。今シーズンは自分にとって復活の一年だったので、それを実現させてくれたヤマハに感謝しています」

Monster Energy Yamaha Star Racing 250 Team

クリスチャン・クレイグ選手談(3位)

「デンバーは、全体的にうまくいきました。予選で2番手、しかもトップとはコンマ1秒しか差がなかったので自信を持って午後のセッションに臨むことができました。ヒートレースではホールショットを奪い、かなり早くに後続を引き離せたので、それは良かったです。自分の走りができて、すごく楽な感触で走れたので、それをメインイベントで継続しようと思いました。そのメインではスタート良く、2番手につけて優勝に向けてプレッシャーをかけていたのですが、サンドセクションでミスをして転倒してしまいました。7番手前後で再走して、集団の中を追い上げて3番手まで上がり、ダメージを最小限に抑えました。ちょっとへこんでいますが、何が起こったのかを理解して来週はタイトルを獲得します」

ネイト・スラッシャー選手談(9位)

「デンバーはスッキリしないレースでした。前に出るためにがんばりましたが、追い抜きが難しいコースで9位に終わりました。僕らは求めている結果を得るために努力し続けるつもりですし、来週末のソルトレイクシティでは良い感触でシーズンを終えたいと思います」

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