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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.09 3月5日 デイトナビーチ

RACE DATA

AMAスーパークロス 第9戦デイトナビーチ大会
開催日:2022年3月5日(土)
開催地:フロリダ州デイトナビーチ
会場:デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ

REPORT

デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されたAMAスーパークロス第9戦で、満員の観客を前にYZ450Fを駆ったMonster Energy Yamaha Star Racingのイーライ・トマックが優勝を果たした。トマックにとってデイトナ・スーパークロス優勝は6度目。その結果AMAスーパークロス450SX選手権ポイントでのリードも拡大した。チームメイトのディラン・フェランディスも好走し、4位に入った。

450SX:トマックが歴史的なデイトナで通算6勝目を獲得

デイトナ・インターナショナル・スピードウェイのスーパークロスのコースでトマックとチームは、バイクのセットアップに一日を費やした。トマックは予選を5番手、参加したヒートレースを4番手で終える。そしてメインイベントで素晴らしいスタートを見せたトマックは、トップグループでバトルを展開した。

だが、レース1周目はポジション争いから接触が起こり、レースは混乱の様相を呈する。トマックは走行を続け、3番手につけると、2番手のライダーに照準を合わせて差を詰めていく。そして7周目にこれをパスすると、今度はトップを走るC・ウエブ(KTM)の追撃を開始。450SXディフェンディングチャンピオンとのスリリングなバトルが展開され、レース終了まで残り僅かになったところでリードを奪ったトマックは、その後これを引き離し、5.2秒の差で優勝のチェッカーフラッグを受けた。

デイトナ・スーパークロス第52回大会での歴史的な6度目の勝利により、これまでリッキー・カーマイケルが保持していた最多勝記録を破り、トマックはこの舞台での最多勝ライダーとなった。また、2022年4度目の優勝を遂げたことで、トマックは全17戦で争われるシリーズが後半に入った今、タイトル争いでの2位との差を18ポイントに拡大した。

ここ数戦、厳しい戦いを強いられてきたフェランディスは、ここフロリダ州デイトナビーチで調子を取り戻した。予選をチームメイトに続く6番手で終えると、参加したヒートレースでは2番手。フェランディスはメインイベントでトップ5スタートを決めると、厳しいコンディションのもとでプッシュを続け、レース終了まで残り6周となったところで4番手に上がる。速いラップタイムを刻み続けたフェランディスだったが、3番手のライダーを捕らえるには残念ながら時間が足りず、結局4位でフィニッシュした。

Monster Energy Yamaha Star Racingチームはミシガン州デトロイトに向かい、3月12日土曜日にフォード・フィールドで開催されるAMAスーパークロス第10戦に参加する。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

450SX
Monster Energy Star Yamaha Racing 450 Team

イーライ・トマック選手談(優勝)

「6勝目を挙げられるなんて信じらないことですが、これは私自身が望んでいたことです! でも大変な一日でした。早い時間のうちにはコースにちょっと苦労しましたけど、夜になる頃には、スイッチが入ったように調子が上がりました。私とウエブ選手は、コースのあちこちで抜きつ抜かれつを繰り返していました。そして彼が他のライダーに追いついて行き場をなくした時、これを使って前に出ました。我々にとってクールな夜でした」

ディラン・フェランディス選手談(4位)

「ここ数週間のレースよりも良かったことは確かです。トップグループで争い、そしてバトルに戻るのはクールですね。今夜のコースはかなりひどかったです。ヒートレースでは好スタートができて、メインでもいつもより良かったので、正しい方向への良い一歩になりました。繰り返しますが、表彰台を争うトップ5に戻れたのは良かったし、これはここ数週間のレースよりも良いということです」

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