AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。
Rd.11 3月19日 インディアナポリス
RACE DATA
AMAスーパークロス 第11戦インディアナポリス大会
開催日:2022年3月19日(土)
開催地:インディアナ州インディアナポリス
会場:ルーカスオイル・スタジアム
REPORT
Monster Energy Yamaha Star Racingのエリ・トマックが、インディアナ州インディアナポリスのルーカスオイル・スタジアムで開催されたAMAスーパークロス第11戦を制し、最上級クラス4連勝を達成した。シーズン6度目の優勝を遂げたトマックは、残り6戦でランキング2位との差を51ポイントに拡大した。
併催の250SX Eastの第5戦では、カイル・チゾムが7位に入り、チーム加入後2戦目で前進を示した。
450SX:トマックが最上級クラス4連勝でシーズン6度目の優勝
トマックは素晴らしい走り出しを見せ、最初のプラクティスセッションでトップタイムを記録すると、その勢いを保って予選トップに。参加したヒートレースでは思い通りのスタートができなかったものの、プッシュし続けて3位でフィニッシュした。続くメインイベントでは、トップグループでバトルし、すぐに3番手につける。これまで何度も王座に就いているトマックは、難しいコンディションの中で自身のレースをコントロール。トップのライダーが転倒すると、2番手に浮上する。レース終了まで残り5分となったところで、トマックはリードを奪うと、そのまま4連勝のチェッカーフラッグを受けた。2017年に自身が記録した5連勝以来、4連勝を達成した最初のライダーとなった。
Monster Energy Yamaha Star Racingチームはこの後、ワシントン州シアトルのルーメン・フィールドに向かい、3月26日(土)開催されるAMAスーパークロス選手権第12戦に臨む。
250SX:チゾムが厳しいコンディションのインディアナポイリスで7位
チゾムとチームは、ルーカスオイル・スタジアムのソフトでわだちの多いコースに合わせたバイクのセットアップに一日を通して取り組んだ。トップ10まであと一歩の11番手で予選を終えたチゾムは、参加したヒートレースで素晴らしいスタートを見せてレースをリードする。先頭集団でバトルするチゾムは、6分プラス1周で争われるレースを5周に渡ってリードするが、最終ラップに選手権ポイントリーダーにパスされ、2位でフィニッシュした。続くメインイベントでは、チゾムは思った通りのスタートができず、1周目を番手で終える。難しいコンディションの中をプッシュし続けるチゾムは、一時6番手まで上がるも、結局7位でフィニッシュラインを通過した。
RESULT
RIDERS RANKING
CONSTRUCTORS RANKING
COMMENT
450SX
Monster Energy Star Yamaha Racing 450 Team
エリ・トマック選手談(優勝)
「再び素晴らしい夜になりました! 4連勝したというのはちょっと信じられないくらいですよ。我々は今、あらゆるコンディションで試されているので、さまざまなコンディションですべて勝つというのはクールですね。私はそれを、チーム、クルー、そして私をこのポジションに置いてくれたすべての人たちに捧げなければなりません。ここは、わだちがすごく深くなるので、ライディングが最も難しいコースのひとつです。自分自身のレースをうまくマネージメントして、本当にプッシュするところと、しないところを見つけ出す必要があります。今夜はそれができたので、素晴らしい夜でしたし、次の週末が楽しみです」
250SX
Monster Energy Yamaha Star Racing
カイル・チゾム選手談(7位)
「インディのコースは、とてもソフトでわだちが多く、厳しいチャレンジを強いられましたが、今週はバイクにいくつか非常に良い改良を加えたので、厳しいコースを楽に走ることができました。チームが行った変更は素晴らしく、バイクは最高でした!ヒートレースでほとんど優勝していたし、メインは7位でフィニッシュしたので、全体としては良い夜でした。練習コースに戻るのが楽しみですし、トップ5入り、できれば表彰台を目指して今後も努力を続けます!」