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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.07 2月19日 ミネアポリス

RACE DATA

AMAスーパークロス 第7戦ミネアポリス大会
開催日:2022年2月19日(土)
開催地:ミネソタ州ミネアポリス
会場:U.S.バンク・スタジアム

REPORT

ミネソタ州ミネアポリスのU.S.バンク・スタジアムで開催されたAMAスーパークロス第7戦で、Monster Energy Yamaha Star Racingのイーライ・トマックが最後尾から果敢な追い上げを見せて6位に入った。この結果、トマックはポイントランキング首位を維持した。ディラン・フェランディスは厳しい戦いを強いられ9位でフィニッシュした。250SX Eastが開幕し、ジェレミー・マーティンが4位でフィニッシュしたほか、このレースで250SXデビューを果たしたリーバイ・キッチンも9位と、堅実なレースを見せた。

450SX:トマックが6位もランキングトップをキープ、フェランディスは9位

トマックは予選を6番手で終えると、参加したヒートレースでは2番手としたが、メインイベントのスタートは12番手と遅れてしまう。順位を上げるべく、すぐにプッシュしたトマックだったが、1周目の混乱の中でチームメイト、フェランディスと絡んでしまい、トリプルジャンプ上で転倒してしまう。最後尾でレースに復帰したトマックは、そこから集中した走りを見せる。集団の中を果敢に追い上げ、残り2周となったところで6番手まで順位を上げ、フィニッシュ。この奮闘によりトマックは、折り返しに近づいたシーズンの中でランキングで2位に3ポイント差のトップを維持している。

フェランディスは走り出し早々から速さを見せ、今シーズン2度目となる予選をトップで通過。続いて参加したヒートレースでは7番手から追い上げて3番手とした。だがメインイベントでは思い通りのスタートができずにトップ10圏外となり、1周目を12番手で戻ってきた。その後、挽回を試みたが、結局9位でレースを終えた。

Monster Energy Yamaha Star Racingチームはこの後、テキサス州アーリントンにあるAT&Tスタジアムに向かい、2月26日、今季2回目のトリプルクラウン形式で開催される第8戦に臨む。

250SX:Eastシリーズが開幕、マーティンが4位フィニッシュ

マーティンはU.S.バンク・スタジアムに集まった地元ファンを前に好調な走り出しを見せ、予選を2位で終える。参加したヒートレースでは思った通りのスタートができなかったが、奮闘して5番手。メインイベントは、スタートで5番手につけると、レース中盤までに4番手に上がる。その後は3位を目指してプッシュしたマーティンだったが、そのまま4位でフィニッシュし、貴重なポイントを獲得した。

キッチンも予選3位と、走り出しから速さを見せた。参加したヒートレースでも目を見張る走りを見せ続け、ロケットスタートを決めて上位に上がり、3位でフィニッシュした。残念ながらメインイベントで同様のスタートを見せることはできず11番手。そこから集中した走りでバトルを展開したキッチンは、250SX Eastデビュー戦をトップ10圏内の9位で終えた。

Monster Energy Yamaha Star Racingはこの後、テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムに向かい、2月26日にトリプルクラウン形式で開催されるAMAスーパークロス250 Eastの第2戦に臨む。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

450SX
Monster Energy Star Yamaha Racing 450 Team

イーライ・トマック選手談(6位)

「望んでいた結果ではありませんが、1周目に起こったことと、その順位を考えれば良いリカバリーとなりました。その後は順位を上げようとひたすらがんばりました。いつものことながら、コースは本当にタフで、今夜はわだちがあったのと路面が少し乾燥していたので、一層厳しいものがありました。本文起こったことは残念ですけど、上位に上がるべくベストを尽くしました」

ディラン・フェランディス選手談(9位)

「一日のスタートは良かったし、今回も予選は良かったのですが、メインイベントでは前のレースで2回の大きなクラッシュをした影響で痛みがありました。自分にできることをやって9位でフィニッシュ。来週はもっと良くなるように努力します」

250SX
Monster Energy Star Yamaha Racing 250 Team

ジェレミー・マーティン選手談(4位)

「怪我なく無事にここを離れます。最終的には良かったのですが、メディアデーからメインまで、あまりスムーズではなく違和感がありましたし、悪戦苦闘してもいました。メインについては、スタートが良くなり、ライディングも良くなっていました。自分のリズムと自分のスタイルで走っていました。でも充分ではありませんでした。いくつかミスをして、それについては不満なんですが、昨年の開幕戦を振り返ると肩を脱臼してシーズンを棒に振ったので、今夜4位に入れてうれしいです。今週のしっかりと準備して、さらに前進していきます」

リーバイ・キッチン選手談(9位)

「スーパークロス初参加としては、今日は全体としてすごく良かったと思っています。速さはありました。あとはレースでもプラクティスの時のように楽に走れるようになることが必要です。それと、コースが悪化していくので、自分のラインを変えるか、そうしたラフなラインに合わせられるようになる必要があります。自分が何に取り組む必要があるのかわかったので満足していますし、ここを怪我なく無事に離れることができてよかったです。多くのライダーが転倒するのを目にしましたし、シーズンは長いですからね。結果はまだまだですが、それはこれから先、自分で積み上げていかなければなりません」

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