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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.02 1月15日 オークランド

RACE DATA

AMAスーパークロス 第2戦オークランド大会
開催日:2022年1月15日(土)
開催地:カリフォルニア州オークランド
会場:リングセントラル・コロシアム

REPORT

450SXにMonster Energy Yamaha Star Racingから参戦するエリ・トマックが、カリフォルニア州オークランドで開催されたAMAスーパークロス第2戦でヒートレースを制し、メインイベントでは4位でフィニッシュした。チームメイトのディラン・フェランディスはトップ5フィニッシュに後一歩の6位となった。250SX Westは、Monster Energy Yamaha Star Racingのクリスチャン・クレイグがハイレベルなパフォーマンスを見せて連勝。チームメイトのネイト・スラッシャーは開幕戦から大きく前進し5位でフィニッシュした。

450SX:トマックが今季最高となる4位を獲得、フェランディスは6位

シーズン開幕戦、アナハイム1で苦戦を強いられた450チームのトマックとフェランディスが復調を見せて予選で最速タイムを記録し、1‐2フィニッシュを獲得。チームメイトを僅か0.07秒差で破り予選トップとなったトマックは、参加したヒートレースも制したが、メインイベントでは、1周目を8番手で終える。その後、すぐにトップ5圏内に入り、4周目にはレース中の最速ラップタイムを叩き出した。中盤に追い上げて4番手に上がると、さらにプッシュを続けたが、先頭グループとの差は既に大きく開いており、そのまま4位でフィニッシュした。

一方のフェランディスは、スタートを決めることができずヒートレースは5番手。続くメインイベントでもスタートで遅れ16番手から猛チャージを見せてレース中盤には6番手まで順位を上げた。速いラップタイムを連発するフェランディスだったが、残念ながらミスをおかしてタイムをロス。それでもプッシュし続け、5番手のライダーとの差を詰めたが、時間切れとなり、6位でレースを終えた。

Monster Energy Yamaha Star Racingはこの後、1月22日土曜日に開催されるAMAスーパークロス第3戦に向けてカリフォルニア州を南下し、サンディエゴのペトコパークに向かう。

250SX:クレイグが連勝、レッドプレートを堅持

クレイグは予選から好調。最速タイムを記録し、参加したヒートレースでも勝利を収めてその速さを証明して決勝進出を果たした。メインイベントでは好スタートを決めると、2周目にはトップに立ち、速いラップタイムを連発して後続とのギャップを広げたクレイグ。結局、2位に5.6秒もの大差をつけて最初にフィニッシュラインを通過した。このクラスでは自身初となる連勝により、250SX Westで8ポイントのリードを築いた。次戦はクレイグの地元開催のカリフォルニア州サンディエゴ大会となる。

第1戦では苦しい戦いを強いられたスラッシャーは予選で3番手に入って強さを示した。続くヒートレースを5番手で終えると、メインイベントでも早い段階で猛チャージを見せて9番手から4番手まで順位を上げる。プッシュし続けたスラッシャーだったが、レース中盤にフープスでパスされ、ひとつ順位を落としてしまったが、それでも今季自己ベストとなるトップ5フィニッシュでレースを終えた。

Monster Energy Yamaha Star Racingチームはこの後、1月22日土曜日に開催されるAMAスーパークロス第3戦に向けてカリフォルニア州を南下し、サンディエゴのペトコパークに向かう。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

450SX
Monster Energy Star Yamaha Racing 450 Team

イーライ・トマック選手談(4位)

「素晴らしい予選結果とヒートレースで、全体として良い大会でした。一日を通してコースは良かったので、ライディングと、そしてレースを楽しめました。この一週間、スタートに取り組んできて、ヒートレースでは良い位置につけることができて、レースでは勝つことができました。メインイベントに向けて、とても良い感触でしたが、スタートではちょっと後方となってしました。早い段階でポジションを上げ、それからできることはすべてやしましたが、表彰台には届かなかったですね。第1戦から大きく改善していますし、表彰台に立てると確信しています。あとは微調整だけです」

ディラン・フェランディス選手談(6位)

「一日を通して良い感触でした。プラクティスではすごく良いラップタイムを記録したんですが、ヒートレースではスタートが悪く、追い上げを強いられて5番手に終わりました。その後のメインイベントのスタートは少しだけ改善できたものの、十分ではありませんでした。先頭グループに戻るためにできることはすべてやりましたが6位となりました。トップ5フィニッシュはできたと思いますが、ビッグダブルを失敗して大幅にタイムをロスしてしまい、5番手とのギャップを詰めて、その背後でフィニッシュしたんですけどそこまででした。確かに先週末よりは良いですけど、僕らが望んでいる位置ではありません。ステップ・バイ・ステップで、レース毎に上がっていく必要がありますね」

250SX
Monster Energy Star Yamaha Racing 250 Team

クリスチャン・クレイグ選手談(優勝)

「充実した一日でした。予選でトップとなり、ヒートレースで調子を確認し、メインでは好スタートを決めました。2番手につけていたのですが、前を走っていたライダーが失速したのでパスし、あとは後ろを振り返ることなくライディングしました。自分にとって初の連勝を飾れたのは良かったです。アナハイム1で良い週末を過ごした後、コースで良い練習ができたので自信を持っていましたし、先週と同じように毎週、練習でやっているように走りました。基本的に楽しんでライディングしているだけですが、それが最近、自分のライディングに表れています。こんな風にシーズンをスタートできるというのは素晴らしいことです。自分には素晴らしいサポートがついており、目指す場所へと毎日プッシュしてくれます。来週末のレースは僕の地元、サンディエゴで行われるのでとても楽しみにしています。この調子をこのままキープしていきます」

ネイト・スラッシャー選手談(5位)

「一日を通して良い走りができていましたが、スタートは改善の余地があります。5位という結果でしたが、自分としては表彰台に立てたと感じています。後ろから追い上げて4番手まで上がったのですが、少し疲労がありました。今後はクリスチャンに勝つだけの速さはあると感じています。クリスチャンのライディングはとても速いので、スタートから勝つための状況に身を置くことが必要ですが、今はそれができていません。また一週間良いトレーニングをして、来週もがんばります」

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