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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

スーパーバイク世界選手権 WSB

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどWSBに関する情報をお届けします。

Rd.01 2月28日 オーストラリア

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク世界選手権第1戦オーストラリア大会
■開催日:2010年2月28日(日)
■開催地:オーストラリア/フィリップアイランド(1周4.445km)
■レース距離:22周(97.79km)×2
■PP:L・ハスラム(スズキ/1分31秒229)
■FL:L・ハスラム(スズキ/1分32秒193)

REPORT

クラッチローが第2レースで9位を獲得

スーパーバイク世界選手権がオーストラリアのフィリップアイランドで開幕。しかしヤマハ・ステリルガルダ・ワールドスーパーバイク・チームにとっては厳しいスタートとなってしまった。
第1レースはC・クラッチロー、J・トーズランドともに転倒リタイア。クラッチローは2周目、コース上の砂に乗ってフロントから転倒。トーズランドは5周目にハイサイドを喫した。
第2レースは何としてもポイントを獲得しようとビアッジ、コルサーらと激しいバトルを展開。マシンセッティングが完璧な状態ではなく、グリップ不足に悩まされることとなったが、懸命に走りきりクラッチローが9位、トーズランドが10位でチェッカーを受けた。
この結果、クラッチローが7ポイント獲得でランキングで12位、トーズランドが6ポイント獲得で13位につけている。

RESULT Race.1

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 L・ハスラム GBR Suzuki 34'13.435
2 M・ファブリツィオ ITA Ducati 0'00.004
3 芳賀紀行 JPN Ducati 0'00.769
4 J・リー GBR Honda 0'10.201
5 M・ビアッジ ITA Aprilia 0'10.782
6 S・ギュントーリ FRA Suzuki 0'11.079
7 C・チェカ ESP Ducati 0'11.208
8 J・スメルツ CZE Ducati 0'16.522
9 T・コルサー AUS BMW 0'20.291
10 L・ランジー ITA Ducati 0'26.352
11 L・キャミア GBR Aprilia 0'29.775
12 M・ネオキルシュナー GER Honda 0'30.155
13 T・サイクス GBR Kawasaki 0'31.951
14 S・バイルン GBR Ducati 0'31.957
15 A・ピット AUS BMW 0'55.082

RESULT Race.2

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 C・チェカ ESP Ducati 34'16.428
2 L・ハスラム GBR Suzuki 0'00.307
3 M・ファブリツィオ ITA Ducati 0'00.434
4 S・ギュントーリ FRA Suzuki 0'00.837
5 芳賀紀行 JPN Ducati 0'03.453
6 J・リー GBR Honda 0'11.530
7 T・コルサー AUS BMW 0'12.026
8 M・ビアッジ ITA Aprilia 0'13.068
9 C・クラッチロー GBR Yamaha 0'14.401
10 J・トーズランド GBR Yamaha 0'14.707
11 L・キャミア GBR Aprilia 0'14.743
12 S・バイルン GBR Ducati 0'14.851
13 L・ランジー ITA Ducati 0'15.143
14 J・ブルックス AUS Honda 0'30.947
15 A・ピット AUS BMW 0'41.855

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 L・ハスラム Suzuki 45
2 M・ファブリツィオ Ducati 36
3 C・チェカ Ducati 34
4 芳賀紀行 Ducati 27
5 S・ギュントーリ Suzuki 23
6 J・リー Honda 23
12 C・クラッチロー Yamaha 7
13 J・トーズランド Yamaha 6

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 Ducati 45
2 Suzuki 45
3 Honda 23
4 Aprilia 19
5 BMW 16
6 Yamaha 7
7 Kawasaki 3

COMMENT

C・クラッチロー選手談(DNF/9位)

「第1レースは運が悪かったんだ。ペースは良かったし、フィーリングもとても良かったから、5位以内に入れると思って走っていたのに自分のミスでこんなことになってしまった。ヘアピン進入はリーよりも僕のほうがちょっと速かったから、彼にぶつからないようにするために大回りせざるを得なくて、そうしたら砂に乗って転倒してしまったんだ。第2レースもとてもハードだった。スタート直後からグリップがうまくできなくて、その上、チャタリングも出ていてどうにもならなかったんだ。グリップがもう少し良ければ、もっと力を引き出すことができたはずなんだけれど...。この調子だと、すべて最初からやり直さなければならないかもしれないよ」

J・トーズランド選手談(DNF/10位)

「第1レースで転倒してしまったから、第2レースはどうしても完走しなければならなかったんだ。今回は予選中からずっと、あまり調子が良くなかったので、トップから14秒差という結果も悪くないと思っている。それにしても第1レースのことは悔しくて仕方がない。金曜日に怪我をしてしまったこともあったので、今日は両レースでいいレースをしたかったのだけれど...。チームは本当によく頑張ってくれて、僕は彼らを心から信頼することができたのだけれど、残念ながら今回はどうしても問題を解決することができなかった。問題の原因はわかっていたし、僕もできるかぎりのフィードバックをして解決のための方向性を見つけようと努力をしてきたんだけれど。今の僕らに課題は多い。それは間違いない。でもこれだけの問題があったとしても、僕らは依然として、追いつけないほど離されているわけではないんだ。マシンの仕上がり、パワー、バランス、それからサスペンションも、ここへきて格段に良くなった。シーズンは長いのだから、必ずやれるさ」

M・メレガリ、チームマネジャー談

「予選から決勝まで、我々にとっては非常に厳しい週末になってしまった。このなかでいくつかの問題を解決することができたが、いくつかは解決できないまま残ってしまった。2日間のテストとレースウイークに入ってからの初日はチャタリングの問題解決に奔走。そして予選日と決勝日でようやく2010年型マシンのセッティングに取り組んだという状況だ。しかし、そうしたなかでも我々チームには高いポテンシャルがあると信じているので、これから本拠地へ戻って、次のレースに向けてもう一度始めからやり直すつもりだ。チームはこの数日、全力で問題解決に取り組んでくれた。カルとジェームスも100%の力を注いで、この厳しい状況に立ち向かってくれた」

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