モトクロス世界選手権 MX2

RACE DATA

■2009モトクロス世界選手権第4戦ベネルクスGP
■カテゴリ：MX2クラス
■開催日：2009年4月26日(日)
■会場：ファルケンスワード（1.750km/オランダ）
■周回数/ヒート1＝19周、ヒート2＝19周
■天候：曇り
■入場者数：20,000人

REPORT

オバン、21歳の誕生日に総合3位表彰台を獲得

ヤマハ・モンスターエナジー・リッチ・モトクロス・チームのN・オバンが、第1ヒート5位、第2ヒート2位に入り、初の3位表彰台を獲得。

第1ヒート、ポールスタートのオバンは1周目2位をキープするが、2つ小さいミスをしてしまう。それでも中団から順位を上げ、5位まで浮上しフィニッシュした。第2ヒートではレース3分の1までに2位に上がり、そのままゴール。

チームメイトのD・グァルネリは、サンドコースで見事なパフォーマンスを発揮。第1ヒートでトップ10圏外から3位まで追い上げてゴールし、第2ヒートは8位、総合4位に入った。

トルコGPのウイナー・Utag Yamaha comのZ・オズボーンは、土曜日の予選ヒートで転倒。決勝レースでは、ファルケンスワード初参加に加え、両ヒートともリアブレーキにトラブルを抱えながらの力走で、4位と7位でゴール。総合6位となった。

COMMENT

N・オバン選手談（5位/2位：総合3位）

「第1ヒートはちょっとナーバスになって、ミスしてしまった。16位から追い上げたが、ミュスカンに追いついたときにまたミスして一緒に転倒してしまった。でも、とにかく良いレースだった。第2ヒートではルイ（ゴンカルブス）を捕らえようとしたけど、みんな知っているように彼はサンドコースで速いんだ。僕の今日の優先順位は、大きなリスクを冒すことより、ポイントを獲得することだった。それができてハッピーだ。誕生日に表彰台に立てたのは良かったけど、できれば勝ちたかったね！」

D・グァルネリ選手談（3位/8位：総合4位）

「良い日だった。サンドコースでの感触は良かった。昨日のプラクティスで最速だったのはかなり驚きだった。予選ヒートでは不運で、3回転倒して21位まで落ちてしまって、スタートゲートの位置は良くなかった。第1ヒートは速く走れて、14位から3位まで上がったけど、第2ヒートではその影響がでてしまって、5位に追いついたときにはもう何もできなかった。でも結果は悪くないね」

Z・オズボーン選手談（4位/7位：総合6位）

「予選ヒートのスタートで遅れてしまい、スタート位置は良くなかった。決勝では、離れたスタート位置にちょっとナーバスになっていたけど、スタートは良くて、第1ヒートでは、4位まで上がることができ、満足。第2ヒートでは集団から抜けることにベストを尽くした。両ヒートともスタートから5分くらい経ったところでリアブレーキにトラブルを抱えてしまって、タフなレースになってしまった。コースは楽しめた。土曜日はハードだったけど、一旦リズムをつかんで流れ出すと、うまく行くようになった。着実な結果を残してライダーランキングは4位にポジションアップ。第1レースでは行ける感触があったから、欲を言えば総合5位以内に入りたかったけどね」