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カレル・ハニカ:ヤマハを代表して走るレース、必ずトップ3を掴む

まずスパでは、YARTにとって14年ぶり、僕のキャリアでは初となる24時間レースでの勝利を獲得しました。僕がこの一員になれてとてもうれしいですし、過去には何度も近づきながら届きませんでしたが、今回はすべてが完璧で、とにかくすばらしいレースでした。涙が出そうなほどうれしくて、その瞬間すべてのプレッシャーがなくなって、疲れがすべて吹き飛んで、これまでの人生の中の一番すばらしい瞬間だったかもしれません。
開幕戦の2位を含め今年のシーズンは順調です。これはライダー3人が同じ仕事をしているからだと思います。ラップタイムが近いことからわかるように、3人は常に最大限のパフォーマンスでバイクに乗っているのです。さらにヤマハヨーロッパなどが冬の期間、バイクの改善をかなり頑張ってくれたことも大きなことです。エンジンに負担をかけることなく、僕たちがさらに速く走れるものそのおかげなのです。
事前テストでは、最初はサーキットに慣れることが目的でした。特に鈴鹿は欧州のサーキットよりグリップが高いため、乗り方もバンク角がすごくて、速く走ることができるのですが、それが身体には厳しくなってくるからです。さらに電子制御のセッティング、ポジションの変更、タイヤの選択... たくさんのことができたし、ウエットコンディションも走ってグリップレベルも確認できました。 僕たちが常に速く走れるのは、YZF-R1のおかげです。ハンドリングでのアドバンテージがありますし、後はコーナーの立ち上がりにトルクがあるで、それが強みだと思います。テストではいろいろできましたが、本番に向けてまだ改善できる部分はあるので、ウィークに向けてさらに乗りやすくい、速いバイクを作っていきたいと思います。 そして鈴鹿8耐の本番が迫ってきました。ヤマハにとって最も大切なレースの一つであり、そのヤマハを代表して走ることから、僕にとって、チームメイトにとって、チームにとっても、シーズンでもっとも重要なレースとなります。だからこそ、ここで勝ちたいのですが... 現実的を見ると、スポット参戦のチームがとても速いので、まずはEWCのタイトル獲得に向けてしっかりとポイントを獲得することが大切です。そして一番の目標はこの鈴鹿8耐で表彰台に立つこと。YARTがまだ達成できてないことであり、このチームのメンバーとして、ヤマハの代表として、達成すべきことだからです。
昨年は残念ながら表彰台を逃してしまいました。その時の気持ちは今も覚えています。レースにはよくあることで、幸運もあれば、不運もあります。特にクラッシュ後のマービンはとても落ち込んでいたので、僕も悲しい気分でしたが、僕の姉と付き合っているから、彼とは家族みたいなものなので、できる限りのサポートをしました。
今年はみんなで同じミスをしないようにします。今回も常に上位で走ることができると思いますが、僕たち自身に集中して、安全な走りも大切です。ただ、これまでと同じように仕事をしていけばきっとトップ3は可能だと感じています。 僕にとって日本のファンは世界で1番。いつも大きな愛とサポートを感じて特別な気持ちになり、ファンのためにさらなる力を発揮できます。ヤマハやYARTのファンの皆さんにはぜひ鈴鹿に来てサポートしてください。よろしくお願いします。
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