NEWS

両チームとも好調にテストを終了、明日はいよいよ公式予選!

昨日テストから一気に気温が上昇、テスト2日目の7月25日(木)も路面温度が50度を超えて鈴鹿8耐らしい気候の中で行われた。こうしたなか、TECH21カラーのヤマハYZF-R1を駆る#21YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行、アレックス・ローズ、マイケル・ファン・デル・マークは、昨日に続きマシンの感触チェックを行った。

本日は各1時間を2回、合計2時間の走行時間が設定された。1本目のチームベストは2分7秒903で2番手。2本目、公式テスト最後のセッションは、ファン・デル・マーク、ローズ、中須賀の順に出走。これはファン・デル・マークとローズのマシンに対する要求を中須賀が確認する作業だったが、ほとんど修正はなく、まさにマシンがまとまった形で全セッションを終了。タイムもこの日全体のベストとなる2分6秒798として、準備万端で26日(金)のフリープラクティス、そして公式予選を迎えることになった。

大躍進の1日となった、走行2日目の#7YART Yamaha Official EWC Team。午前中のセッションでは決勝レースの燃費を睨んでのエンジンセットアップに集中し、2分9秒740で9番手に留まったものの、午後には新品タイヤとギアまわりのセッティングで大幅にタイムアップ。イタリア人のニッコロ・カネパが2分7秒233とファクトリー勢に匹敵する好タイムをマークし、今日の総合4番手に躍り出た。

「自分でもこんなにいいタイムが出るとは思わなかった!」とカネパが目を丸くすれば、カインツ監督も「私も驚いたよ」と笑顔。ブロック・パークス、マービン・フリッツともに好ペースで走れており、チームの空気は非常に前向きだ。

午前中は決勝に向けて、午後には予選に向けてと着々と準備を進めたYART。明日の予選ではファクトリー勢に割って入る活躍が期待できそうだ。

YAMAHA FACTORY RACING TEAM:2分06秒798

中須賀克行選手

「気温が上がって、ようやく鈴鹿8耐らしくなったし、この2日間はいいテストになりました。急に暑くなったのでマシンセッティングに手間取るチームもあったようですが、僕たちは順調にテストスケジュールをこなすことができました。マイケルも戻ってきて来くれて本当に心強い。明日からはタイヤの本数制限が出てくるので、ここからが本当の勝負。個人的には、昨年の土曜日のフリー走行で転倒して怪我をしてしまったので、まずは土曜日の走行を無事に終えることが今大会の第一目標です」

アレックス・ローズ選手

「チームの3人ともが自信を持っていいペースで走れているし、マシンのフィーリングも問題ありません。すべてが順調に進んでいるので、鈴鹿8耐のレースウィークを楽しんでいますよ。決勝への準備もほとんど済んでいますが、明日のセッションも使ってさらにセットアップの精度を高めていきます」

マイケル・ファン・デル・マーク選手

「ポジティブな1日になりましたね。今日もメインはマシンとタイヤに慣れることでしたが、昨日に比べるとずいぶん確信を持って走れるようになりました。午前中には新品タイヤを使うことができ、フィーリングもよかったので、より自信を持てました。セッションの結果としては上位につきましたが、僕たちが重視しているのはチーム全体がいいペースで走ること。その実現に向けて着々とセットアップを進めて、コンスタントに走れています」

吉川和多留監督

昨日、今日でようやく鈴鹿8耐らしい気温と路面温度になったので、最終的なマシンチェックをすることができました。また、マイケル選手が戻ってきてくれて、本当に心強い。相変わらず3人のライダーの仲がよく、お互いを尊重していることがよくわかります。週末は天候が気になるところですが、どんな条件でも彼ら3人ならばまったく心配はありません。ライダーそしてチームスタッフ一丸となって優勝を目指します」

YART Yamaha EWC Team:2分7秒233

ブロック・パークス選手

「昨日よりはよかったと思います。昨日はちょっと体に力が入りすぎていたようで、今日はリラックスして走ったら自然とタイムも向上しました。ユーズドタイヤでも昨日より速く走れましたしね。セッション中に赤旗が出たりして、なかなかコンスタントに走れませんでしたが、終盤にはまとまった周回を重ねることができました。明日は新品タイヤを履いて、もっといいタイムをお見せできると思います」

ニッコロ・カネパ選手

「こんなにいいタイムが出せるとは思っていませんでしたよ! 決勝用のセッティングでしたしね。僕にとって今年はYARTに加入したばかりで、ブリヂストンタイヤを履くのも初めて。去年までの鈴鹿8耐とはだいぶフィーリングは違いますが、かなりうまく進んでいると思います。ベストタイムを出したのは新品タイヤで、コースも空いていたタイミングでした。でも、ユーズドタイヤでもいいペースで走れましたし、明日の予選、そして決勝に向けてかなり準備できています。差し当たっての予選では、予選用タイヤとセッティングでさらなるタイムアップを狙いますよ!」

マービン・フリッツ選手

「今日のセッションは1時間が2回だけだったので、3人でテストするには十分な時間があったとは言えません。僕はタイミングでユーズドタイヤを履くことになりましたが、それでも手応えはよく、コンスタントなペースで走れたと思います。コース上はかなり混んでいて難しいコンディションでしたが、何回かは2分8秒台という予想以上にいいラップタイムを刻めました。ニッコロは新品タイヤですばらしいタイムを出しましたね。予選、決勝に向けて前向きな材料です」

マンディ・カインツ監督談

「いい1日になりました。午前中はユーズドタイヤを使い、燃費に留意しながらエンジンセッティングを進めました。午後にはギアまわりのセットアップがうまくいってタイムアップ。決勝用タイヤでしたが、ニッコロが驚くほどのタイムをマークしてくれました。とてもうれしいですし、チームとしての強さもアピールできたと思います」

Combined Test Sessoion 3

Pos.No.TeamMachineTime
1 21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA 2'06.798
2 1 F.C.C. TSR Honda France Honda 2'07.178
3 33 Red Bull Honda Honda 2'07.230
4 7 YART Yamaha Official EWC Team YAMAHA 2'07.233
5 10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8H Kawasaki 2'07.827
6 634 MuSASHi RT HARC-PRO. Honda Honda 2'07.981