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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.18 10月27日 タイ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第18戦タイGP
■開催日:2024年10月25日(金)プラクテイス
■開催地:ブリラム/タイ(4.554km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:32度 ■路面温度:52度

REPORT

クアルタラロ、好調ペースをアピール

Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロは第18戦タイGPのウイーク初日に好調ぶりを見せたが、プラクティス(PR)ではトップ10から0.074秒差の12番手に留まり、Q2進出を決めることはできなかった。チームメイトのA・リンスは思うような走りができず18番手となった。

クアルタラロはフリープラクティス第1セッション(FP1)で10番手獲得と好調な滑り出し。自信を持って臨んだPRではセッション開始早々から上位につけ、一時はトップにも浮上した。しかし終盤を迎えて戦いが激しくなると、残り6分の時点で8番手まで後退。何とかトップ10をキープしたいクアルタラロは懸命のアタックを続け、全25ラップ中24ラップ目に1分29秒756のベストタイムを記録したが最終的に12番手に留まった。トップとの差は0.591だった。

一方のリンスはFP1で19番手。PRで挽回を目指し、果敢に攻めてタイムを更新した。全27ラップを走行し、25ラップ目に1分30秒198を記録。トップから1.033秒差の18位でセッションを終了した。

PRACTICE RESULT

COMMENT

F・クアルタラロ選手(12番手/1分29秒756)

「絶好調の金曜日というわけにはいきませんでした。ペースはまずまずでした。1ラップ目から必死の思いでプッシュしていったのですが、タイムアタックでは十分にグリップがつかめず、トップ10に入るにはスピードが足りませんでした。今は少し複雑な気持ちです。こんなに速いペースになるとは思っていませんでしたし、タイムでこれほど離されるとも思っていなかったのです」

A・リンス選手(18番手/1分30秒198)

「明らかに苦戦していました。かなり難しい状況です。午前中のセッションは決して悪くなくて、昨年ここを走っていないことを考えれば、むしろフィーリングは良いほうでした。トップからは大きく離されましたが、コースの最初のフィーリングはとても良かったのです。ところが午後は苦しみました。とにかく仕事を続けるだけです」

M・メレガリ(チーム・ディレクター)

「金曜日にほんのわずかの差でトップ10を逃してしまうと、いつも非常に残念な気持ちになるのですが、今日は良いところもたくさんありました。ファビオ(クアルタラロ)は両セッションで素晴らしいスピードを見せてくれました。本人は直接Q2に進むことを望んでいましたが、マシン・パフォーマンスについては先週よりも感触が良くなっているようです。その一方で、アレックス(リンス)のはまだセッティングを追求している最中です。今日のすべてのデータをチェックし、明日の予選とスプリントでふたりを後押しできるような何かが見つかることを期待しています。好天を望んでいますが、どうなったとしても、チームもライダーもそれぞれの100%をかけて最大限の成績を狙っていきます」

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