MotoGP
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。
Rd.18 10月27日 タイ
RACE DATA
■大会名称:MotoGP第18戦タイGP
■開催日:2024年10月25日(金)プラクテイス、10月26日(土)予選・スプリント、27日(日)決勝
■開催地:ブリラム/タイ(4.554km)
CIRCUIT DATA
■開設:2014年
■コース長:4.554km
■サーキットレコードラップ:1分29秒287(2023年:J・マルティン)
■サーキットベストラップ:1分30秒896(2023年:M・ベッツェッキ)
■2023年の優勝者:J・マルティン(ドゥカティ)
REPORT
Monster Energy Yamaha MotoGP、第18戦タイGPへ
Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロとA・リンスは第18戦タイGP出場のため、ブリーラム県に位置するチャーン・インターナショナル・サーキットへ移動した。
クアルタラロは前回のオーストラリアGP終了時点でランキング13位。タイGPでは初めて出場した2019年に2位を獲得するなど良い思い出があり、今年も地元ファンの声援を受けて好成績を目指す。
チームメイトのリンスは現在、ランキング19位。1週間前のフィリップアイランドでは決勝日にマシンに変更を加えてフィーリングをつかんでおり、今回はさらに調整を施し、異なるサーキットで成果を試すことが課題のひとつとなる。タイGPでは2019年の5位が最高成績で、今回はポイント獲得を狙っていく。
チャーン・インターナショナル・サーキットは2014年に設立。わずか1年後にスーパーバイク世界選手権が開催され、2018年には初めてのMotoGPが行われた。首都バンコクの北東、約410キロのブリーラムの町にほど近く、ブリーラムは「幸福の町」を意味しているという。コースは全長4.5キロ。1キロに及ぶロング・ストレートと5つの左コーナー、7つの右コーナーがエキサイティングなレースを可能にし、チームやライダーに人気となっている。
COMMENT
F・クアルタラロ選手
「オーストラリアから直接、タイにやって来ました。前回は苦しいレースになってしまいましたが、インターバルをおかずに次のレースに臨むことで、データの比較がやり易くなるので良いと思います。チャーン・サーキットは好きなコースで、ファンの皆さんのサポートも本当に素晴らしいです。たくさんの作業を着実にこなし、観客の皆さんに思う存分、楽しんでもらうためにも好天を期待しています」
A・リンス選手
「私たちは今、タイにいます。毎年、特別な大会です。地元のファンの皆さんはMotoGPにとても熱心なので、パドックにいる私たちも、いつもとても良い気分になれるのです。前回はスプリントで苦戦したため、決勝で良いパフォーマンスができても依然としてトップ10には届かず、スピードも他にはかないませんでした。先週の日曜日に獲得した成果を今回も活かせるかどうかを確認し、今後の開発につなげていくための絶好のチャンスだと思っています。とても楽しみです」
M・メレガリ(チーム・ディレクター)
「トリプルヘッダーの2戦目を迎えます。オーストリアGPは苦戦しましたが、最終的にはふたりともマシンに好感触をつかむことができました。今回の目標はその勢いを維持することです。しかしながら、今回はコースも気候も前回とはかなり異なっているので、うまく対応していかなければなりません。チャーン・インターナショナル・サーキットは雰囲気が素晴らしく、チームはいつもここを訪れるのを楽しみにしています。仕事を始める準備はできています」