ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。
Rd.07 6月15日 カタルニア
RACE DATA
■大会名称:MotoGP第7戦カタルニアGP
■開催日:2014年6月13日(金)1日目フリー走行、14日(土)予選、15日(日)決勝
■開催地:スペイン/カタルニア
CIRCUIT DATA
■開設:1991年
■コース長:4.727 km
■サーキットレコードラップ:1分42秒358(2008年:D・ペドロサ)
■サーキットベストラップ:1分40秒893(2013年:D・ペドロサ)
■2013年の優勝者:J・ロレンソ
REPORT
ホルヘのホームGPで、2人揃っての表彰台獲得をめざす
2週間前にはV・ロッシのホームレースで見事な好成績をあげたモビスター・ヤマハ・MotoGP。今週末はJ・ロレンソのホームコース、カタルニアで行われる第7戦に臨む。ふたりともお気に入りのサーキットで、前回同様の活躍を目指している。
ロッシは最高峰クラスで6回優勝をマーク、一方のロレンソは昨年と一昨年に優勝を果たしており、今年は、これまでに唯一ロッシが達成している3年連続優勝を狙う。カタルニア・サーキットは1991年にオープン。1995年以来グランプリを開催し、多くの観客動員数を誇ってきた。数々の見ごたえあるレースが展開されたが、そのなかでも2009年のロレンソとロッシによる好バトルは今も人々の心に焼きついている。
COMMENT
V・ロッシ選手談
「前回のムジェロでは、ふたりそろって表彰台に上ることができた。このように調子が上がってきたところで、カタルニアGPを迎えることができてとてもうれしいよ。僕はここでのグランプリが大好き。本当にすばらしいコースなんだ! ホルヘやマルクと互角に戦いたいと思ったら、僕は最初のフリープラクティスからベストを尽くして決勝に備えなければならない。もう一度、彼らについて上位に食い込むため、できることはすべてやるという覚悟。マシンも順調に仕上がってきているし、チームのモチベーションも上がっている。だからウイークのスタートをとても楽しみにしているんだ!」
J・ロレンソ選手談
「ムジェロではベストを尽くし、優勝までほんのわずかというところまで近づくことができて、自分でも強くなった気がした。とても良い仕事ができたと思った。身体のほうもかなり回復してきたし、マシンも順調。今回さらにコンディションが良くなれば、また優勝争いを展開することができるだろう。カタルニアは、ムジェロ同様、僕のお気に入りのコースのひとつ。だから少なくとも表彰台を獲得したいと思っているんだ。去年はいいペースをつかむことができて、ふたりの手ごわいライバルを抑えて優勝。ここはホームレースのようなものだから、今年もまたいいレースができたらうれしい。大勢の観客の前で走るのを楽しみにしているよ」
M・メレガリ、モビスター・ヤマハ・MotoGP、チーム・ディレクター談
「ムジェロの活躍でまた自信を取り戻し、とてもいい気分で次のレースを迎えることができる。カタルニアはムジェロ同様、ふたりとも多くの好成績を残しており、とくにホルヘにとってはホームレースでもある。彼はムジェロで激しいバトルを繰り広げたことで自信をつけ、今は非常に好調。バレンティーノもホルヘも優勝候補のひとりとしてウイークをスタートすることになるだろう。金曜日の午前中のフリープラクティス第1セッションからマシンのセットアップに取り組み、予選と決勝に備えるのを今から楽しみにしている」