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ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.16 10月25日 マレーシア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第16戦マレーシアGP
■開催日:2009年10月23日(金)フリー走行1
■開催地:マレーシア/セパン(5.548 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:31度 ■路面温度:46度

REPORT

ロレンソがフリー走行でトップタイム

第16戦のフリープラクティス1回目で、フィアット・ヤマハ・チームのJ・ロレンソがトップタイムをマーク。チームメイトのV・ロッシは4位となった。セッション前半はロッシとロレンソがトップと2位をキープ。ふたりとも走行開始後すぐにリズムをつかみ、順調ぶりをアピールした。残り10分となった時点でC・ストーナー(ドゥカティ)が一時トップに立ったが、ロレンソはその後さらにタイムを更新してトップを奪い、そのままセッションを終了した。2位のストーナーとの差は0.064秒。

一方のロッシは、ロレンソから0.684秒遅れて4位に留まった。しかし多くのデータを収集していることから明日までの改良に自信を見せている。ロッシはちょうど10年前の今日、リオデジャネイロGPの250ccクラスで自己通算2度目となる世界チャンピオンを決定している。

モンスター・ヤマハ・テック3チームのC・エドワーズとJ・トーズランドは、それぞれ9位と15位。セパン・サーキットの高温多湿の気象条件が、今年も多くのライダーを悩ませることとなりそうだ。この日は、上空に広がった分厚い雲のおかげで例年のような酷暑は免れ、ベストラップは現行のレコードを僅かに下回るところまで上がっていた。その中でエドワーズは、主にグリップ性向上に取り組みながら2分03秒739を記録して9位。トーズランドは2分05秒218で15位となった。2日後の決勝では、エドワーズはランキング5位を、トーズランドはランキング7位を獲得することを目標にしている。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 J・ロレンソ Fiat Yamaha Team Yamaha 2'02.180
2 C・ストーナー Ducati Marlboro Team Ducati 2'02.244
3 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 2'02.758
4 V・ロッシ Fiat Yamaha Team Yamaha 2'02.864
5 A・ドビツィオーゾ Repsol Honda Team Honda 2'03.142
6 L・カピロッシ Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 2'03.253
7 T・エリアス San Carlo Honda Gresini Honda 2'03.294
8 N・ヘイデン Ducati Marlboro Team Ducati 2'03.426
9 C・エドワーズ Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 2'03.739
10 C・バーミューレン Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 2'03.763
11 M・カリオ Pramac Racing Ducati 2'03.785
12 A・デ・アンジェリス San Carlo Honda Gresini Honda 2'04.042
13 M・メランドリ Hayate Racing Team Kawasaki 2'04.274
14 R・ド・ピュニエ LCR Honda MotoGP Honda 2'04.664
15 J・トーズランド Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 2'05.218
16 G・タルマクシ Scot Racing Team MotoGP Honda 2'05.289
17 A・エスパルガロ Pramac Racing Ducati 2'05.336

COMMENT

J・ロレンソ選手談(フリー走行1番手/2分02秒180/23周)

「今日は初めからフィーリングが良く、かなり積極的に行けたんだ。先週のことがあったから今はほっとしている。うれしいよ!ここはとても暑くて走るのも大変だけれど、まぁ何とか大丈夫。ただ先週の日曜日に怪我をした指が、ちょっとまだ痛いんだ。それほどひどいわけではないけど、切り傷がちょうど関節のところだから、ブレーキングでそこを曲げると痛みがある。でも前にも言ったように、もっとひどい事になっていたって不思議はなかったんだから、これだけの怪我ですんだのはラッキー。いくら暑くても、このコースを走るのは大好き。マシンもとても好調なので、きっといい週末になると思う」

D・ロマニョーリ、チーム監督談

「調子はいい。ウイーク初日としては、前回のフィリップアイランドを除く、これまでのすべてのセッションと同様に、順調だと言っていいだろう。今日はホルヘの身体の状態をチェックするいい機会でもあったわけだが、幸い、そう悪くはなさそうだったので、タイヤをすべて試してたくさんのデータを収集できた。これを生かして明日以降、さらにセッティングの精度をあげていきたいと考えている」

V・ロッシ選手談(フリー走行4番手/2分02秒864/23周)

「順位は良くなかったけれど、今日の走りには満足だ。今日はおもに古いタイヤを使って、スライドしたときのマシンの挙動を確認することに集中した。このことは、このコースでとくに重要なんだ。僕のペースはとても安定していたし、明日はさらに一歩前へ進めると確信できた。

今回、ブリヂストンのタイヤもとても良さそうで、こんな暑さのなかで、しかもコースが少し汚れているにもかかわらず好調に走ってくれた。ただグリップはもう少し欲しいところなので、明日の午前中のセッションでマシンのセッティングをいろいろ試してみたい。そして予選ではフロントロウ獲得を狙いたいんだ。決勝はきっととても厳しいものになるだろうから、その前の準備がとても重要。それともうひとつ、水分をたくさん摂ること!だってここは本当に暑いんだから」

D・ブリビオ、チーム監督談

「今日はできるだけ多くのデータを収集することを第一の目的としていた。明日とあさって、何が重要になるかを知るために、たくさんの異なるセッティングを試したんだ。その中でセッション前半は速かったが、後半はあまり伸びなかった。そして他のライダーたちがタイムを上げていったために結果的にこういうことになった。でもデータは豊富に収集できたので、これを形にしてペースを上げていくことにつなげていきたい」

C・エドワーズ選手談(フリー走行9番手/2分03秒739/22周)

「フィーリングはとても良かった。でも、正直に言うと僕は全力でハードに攻めていったけれど、マシンのほうはあまり速く走ってくれなかった。このコースはレースやテストで何度も走っているから知り尽くしていて、どの場所でどのようなことが起こるかも分かっている。だからこのコースにぴったりのギア比に設定したけれど、明日はそれを変更しなければならないようだ。というのもストレートを駆け下りるところで十分なスピードが出ていない。そのため、次のブレーキングをいつもよりかなり遅らせているからなんだ。このような状態でタイムを上げていこうと思ったらコーナリングを速くしなければならないが、そうするとタイヤを早く消耗してしまうんだ。これからチームのスタッフとしっかり話し合って解決策を見つけていきたい。自信はあるよ」

J・トーズランド選手談(フリー走行15番手/2分05秒218/20周)

「非常に厳しいスタートになった。でもそれは初めから分かっていたことなんだ。今日は古いエンジンを使っていて、これが走りに大きく影響してしまったからね。明日以降は新しいエンジンが入るので、もう少しいい感じで走れるはずだし順位も上がってくると思う。今日はおもにタイヤのサイドグリップの不足でペースを上げることができなかった。加速での遅れを埋め合わせるためにコーナーリングスピードを上げていったから、リアタイヤが早く消耗してしまったんだ。でも今日の走行でたくさんのデータを得ることができたので、これを分析していいアイディアが出れば、明日はきっともっと良い状態で臨めると思う」

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