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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.13 8月31日 サンマリノ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第13戦サンマリノGP
■開催日:2008年8月29日(金)1日目フリー走行、30日(土)予選、31日(日)決勝
■開催地:イタリア/ミサノサーキット

CIRCUIT DATA

■開設:1972年
■コース長:4.226km
■サーキットレコードラップ:1分34秒649(2007年:C・ストーナー)
■サーキットベストラップ:1分33秒918(2007年:C・ストーナー)
■2007年の優勝者:C・ストーナー

REPORT

タイトル獲得に向け、ホームGPに臨む

フィアット・ヤマハ・チームにとって今シーズン2回目の‘ホームGP'が今週末、開催される。第13戦サンマリノ・グランプリは、アドリア海沿岸に面したイタリアのミサノ・サーキットが舞台となる。チームの本拠地、ミラノから約300kmのところに位置するが、V・ロッシの故郷、タブリアからはさらに近く、わずか15kmしか離れていない。

ロッシは第12戦終了時点で、C・ストーナーに50ポイント差をつけてランキングトップをキープ。自己通算6度目のチャンピオン獲得に向けて確実に前進を続けている。ロッシの大応援団は、メカニカルトラブルに終わった昨年の雪辱と、今季2度目となる3戦連続優勝獲得を願って早くもパーティーのような盛り上がり。ロッシはまた、ジャコモ・アゴスティーニが1976年に打ち立てた、最高峰クラス68勝の記録に挑もうとしている。

チームメイトのJ・ロレンソは怪我も完治し、万全の状態で臨む。昨年は250ccクラスでポール・トゥ・フィニッシュを達成しており、今回はロッシとともにヤマハのコンストラクターズ・チャンピオン獲得に貢献する。ふたりのうちのどちらかが2位以内に入れば、昨年の合計獲得ポイント、283に届くことになる。

COMMENT

V・ロッシ:"昨年の雪辱を"

「チャンピオンシップをリードしてミサノを迎えることができて、とてもわくわくしている。昨年は母国のファンに良いところを見せられず、非常に悔しい思いをしたが、今回は状況がかなり違っているからだ。前回、前々回と絶好調が続いているので、自信を持って、とてもポジティブな気持ちで臨むことができる。ミサノは僕の故郷、タブリアからとても近いので、大勢のイタリアのファンが応援に来てくれるだろう。彼らにとっても最高のパーティーになるようにと願っている。昨年は決勝前に悪天候に見舞われたが、今年は太陽が出てほしい! そして海のそばのコースでレースをエンジョイしたいんだ」

J・ロレンソ:"良い思い出"

「前回のブルノは残念な結果に終わったが、今回はきっとすべてがうまくいくと信じているし、そうできるようにしなければならない。そしてチームにとっての2度目のホームGPで好成績を残したいと思っている。今は自分の調子も良くて、チェコで行ったテストではコンマ2、3秒短縮することができた。ミサノはモトGPマシンには小さ過ぎるかもしれないが、安全性は十分にある。昨年は250ccクラスで優勝しているので、ミサノの印象はとてもいいんだ!」

D・ブリビオ、フィアット・ヤマハ・チーム監督:"目標は変わらない"

「昨年は、ストーナーに60ポイントのリードを許してこの大会を迎えた。今年は逆に50ポイントリードしているのだから、状況はまったく異なっている。そうは言っても、まだ6戦が残っており、いずれもライバルたちがいつも強さを見せるコースなので、厳しい戦いになることは間違いない。そのなかでもミサノは昨年も悪くなかった場所なので、実力をしっかり発揮したいと考えている。オーバーテイクが難しいコースだが、何とか素晴らしいショーをお見せしたい。バレンティーノの目標は開幕当初から変わっていない。最も大切なのは表彰台を着実に確保することで、これはこの段階にきて、より重要になってきていると言えるだろう。そして、そのなかでチャンスがあれば優勝を狙っていくというわけだ。ポイントの状況がどうであれ、このことは少しも変わることはない」

D・ロマニョーリ、フィアット・ヤマハ・チーム監督:"新たな展開を"

「前回のブルノは、タイヤの問題に悩まされて本来の走りができなかったが、今回はこのようなことを繰り返すわけにはいかない。ミサノはまったく違ったタイプのコースなので、これまでのことを引きずらずに新たな展開になるよう期待したい。コースはそれほど速くなく、フラットで、昨年はミシュランが好調だった。ブルノのあとのテストでタイヤの問題をしっかり分析し、フロントの耐久性とリアのアンダーステア傾向について解決策を追求することができたので、何とかここでテストの結果を成功に結びつけたい。ホルヘは今、非常に調子がいいし、好きなコースでもある。シーズン序盤の活躍を見れば、条件が揃ったときの強さは実証済みなので、期待している」

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