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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.13 9月2日 サンマリノ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第13戦サンマリノGP
■開催日:2007年8月31日(金)フリー走行1結果
■開催地:イタリア/ミサノ(4.180km)
■コースコンディション(フリー走行1):ウエット
■気温:22度 ■路面温度:19度

REPORT

14年ぶりのミサノでのグランプリ

グランプリが14年ぶりに、アドリア海沿岸のリゾート地にあるミサノに帰ってきた。しかし残念ながら天候に恵まれず、レースウイーク初日の今日は激しい嵐のなかでのフリープラクティス開催となった。昨日30日は35度の猛暑に見舞われて暑さとの戦いになるものと見られていたが、昨晩から激しい雨が降り続き、今日の午前中は一度小雨になったものの、正午頃にはまた強くなると大きな雷も出現。午後2時頃になってようやく止んだが、パドック、ピットレーン、コースの一部、ピットボックスなどに水があふれたため、残りのスケジュールはキャンセルされた。

午前中のフリープラクティスはウエットコンディションで行われ、ライダーたちはミザノの感触をほとんど感じることもできないほど。そのなかでもフィアット・ヤマハ・チームのV・ロッシとC・エドワーズはそれぞれ2位、5位と健闘した。新しいコースに慣れるためにと通常より1回多い3回のフリープラクティスが予定されていたが、これが雨でキャンセルとなってしまったため、明日の午前中に2時間のプラクティスセッションを行うこととなった。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 M・メランドリ Honda Gresini Honda 1'46.948
2 V・ロッシ FIAT Yamaha Team Yamaha 1'48.632
3 C・ストーナー Ducati Marlboro Team Ducati 1'48.852
4 L・カピロッシ Ducati Marlboro Team Ducati 1'49.167
5 C・エドワーズ FIAT Yamaha Team Yamaha 1'49.219
6 N・ヘイデン Repsol Honda Team Honda 1'49.591
7 R・ド・ピュニエ Kawasaki Racing Team Kawasaki 1'49.724
8 J・ホプキンス Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 1'49.957
9 A・ウエスト Kawasaki Racing Team Kawasaki 1'50.389
10 A・バロス Pramac d'Antin Ducati 1'51.072
11 C・バーミューレン Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 1'51.164
12 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 1'51.177
13 C・チェカ Honda LCR Honda 1'51.312
14 A・ホフマン Pramac d'Antin Ducati 1'53.171
15 中野 真矢 Konica Minolta Honda Honda 1'53.297
16 Ku・ロバーツ Team Roberts KR212V 1'53.428
17 S・ギュントーリ Tech3 Yamaha Team Yamaha 1'56.352
18 玉田 誠 Tech3 Yamaha Team Yamaha 1'59.146

COMMENT

V・ロッシ選手談(フリー走行2番手/1分48秒632)

「今日はひどい天気になってしまった。でも午前中に行われた第1セッションでのコースの印象は、この間の安全委員会で公道用バイクで走ったときよりずっと良かったんだ。路面にギャップのある所について、再度改修を頼んであったので、それをしっかりとやってくれたようだ。今日は雨だったのでマックスの力を出し切ることはできなかったが、走行自体は十分に満足している。新しいウエットタイヤを試してうまくいったしね。雨のせいで2時間を失ってしまったわけだから大変だけれど、明日1時間追加してくれることになって、どうやら天気も良さそうなので期待している。メランドリがとても速かったけれど、僕も十分にうまく走れていると思う。明日ドライになれば、当然状況は変わるだろう。でも僕らはドライのセッティングもしっかりとできているので楽しみだ」

C・エドワーズ選手談(フリー走行5番手/1分49秒219)

「午前中はとても良かったんだよ! スーパーバイクで走った頃とは逆回りになったけれど、とても気持ち良く走ることができたし、マシンもウエットコンディションのもとで好調だった。早めにコースインして数周走って感触を得、それからピットに戻ってセッティングを変えていった。タイヤは一つに決めて、それでほとんどを走ったが、今シーズンで経験したウエットの状況と比べると、フィーリングは格段に良かったので安心できた。午後からのセッションがキャンセルになってしまったのは残念だが、条件は皆同じ。与えられた状況のなかでベストを尽くすだけ」

D・ブリビオ、フィアット・ヤマハ・チーム監督談

「こんなにひどい天気になってしまったのは本当にアンラッキーだった。まったく予想していないことだったよ! 午前中のセッションだけではマシンの状態を完璧に把握することができなかったが、そのなかでもライダーたちは少なからずフィーリングをつかんで、しかも二人ともとても速かった。ミシュランのウエットタイヤがかなり良くなっているようなので喜んでいる。午後からのセッションがキャンセルになって、好調な作業が続けられなかったのは残念。でも状況は誰にとっても同じなので、明日は与えられた時間を最大限有効に使えるように頑張りたい」

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