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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.09 6月30日 オランダ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第9戦オランダGP(TTアッセン)
■開催日:2007年6月28日(木)1日目総合結果
■開催地:オランダ/アッセン(4.555km)
■コースコンディション(フリー走行2):ドライ
■気温:20度 ■路面温度:25度

REPORT

フリー走行でロッシ4番手

フィアット・ヤマハ・チームのV・ロッシとC・エドワーズは、マシンとツナギに1950年代をイメージしたカラーリングを施して登場。フリープラクティスはそれぞれ4位と7位。

午前中のセッションではタイヤのテストとマシンのセットアップに取り組みながら、それぞれ2位、4位という好スタート。午後からのセッションもほぼ同じような展開で、順位は少し下げたもののタイムは更新して好調のうちに走行を終えた。二人ともタイヤチョイスが順調に進んでおり、ドライセッティングのポテンシャルには好感触をつかんでいる。明日は雨が予想されているため、今日の2時間の走行が非常に重要な意味を持つこととなる。トップは1分37秒828を記録したC・ストーナー(ドゥカティ)。ロッシとの差はわずか0.320秒。

フィアット・ヤマハ・チームの今回のカラーリングは、有名なフィアット500をイメージしたもの。1957年7月4日の初登場からちょうど50年になるのを祝してこのたび新型が登場する。エルビス・プレスリーやイタリアのリタ・パヴォーネなど当時のアートやディスコグラフィーを取り入れている。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 C・ストーナー Ducati Marlboro Team Ducati 1'37.828
2 R・ド・ピュニエ Kawasaki Racing Team Kawasaki 1'38.040
3 N・ヘイデン Repsol Honda Team Honda 1'38.114
4 V・ロッシ FIAT Yamaha Team Yamaha 1'38.148
5 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 1'38.221
6 玉田 誠 Tech3 Yamaha Team Yamaha 1'38.256
7 C・エドワーズ FIAT Yamaha Team Yamaha 1'38.341
8 J・ホプキンス Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 1'38.436
9 中野 真矢 Konica Minolta Honda Honda 1'38.444
10 A・バロス Pramac d'Antin Ducati 1'38.485
11 L・カピロッシ Ducati Marlboro Team Ducati 1'38.600
12 S・ギュントーリ Tech3 Yamaha Team Yamaha 1'38.650
13 C・チェカ Honda LCR Honda 1'38.733
14 A・ホフマン Pramac d'Antin Ducati 1'38.846
15 C・バーミューレン Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 1'39.152
16 M・メランドリ Honda Gresini Honda 1'39.259
17 T・エリアス Honda Gresini Honda 1'39.716
18 A・ウエスト Kawasaki Racing Team Kawasaki 1'39.751
19 Ku・ロバーツ Team Roberts KR212V 1'40.835

COMMENT

V・ロッシ選手談(フリー走行4番手/1分38秒148/51周)

「今日はとても良かったよ! 実は午後よりも午前中のほうが調子は良かったんだけど、タイムは午後のほうが上がった。午前中に採用した最初のセッティングがとてもうまくいっていたんだけれど、午後からは他のものをいろいろテストしたりして、あまり気に入らなくなってしまった。タイヤチョイスに関してはもうほとんど大丈夫。気温が低いので、早く暖められる柔らかめのものを用意している。今日は好調にスタートできたが、まだまだやらなければならないことが残っているので、明日はやはり晴れてほしい。

それから今回のカラーリングはとても気に入っているよ。特徴があって楽しいし、サーキットではなかなか見られない特別なものだね! フィアット500はイタリアでとっても有名なんだ。そのニューバージョンをこのような形で祝えるなんて最高の気分!」

C・エドワーズ選手談(フリー走行7番手/1分38秒341/57周)

「今日はとてもうまくいったよ。ミシュランが今回も良いものを準備してくれて、テストすべきものはすべてテストした。今日の時点では決勝用タイヤとして3種類のチョイスがあるから、とてもいい状況だと思う。マシンセットアップに関しては二つの方法を試してみた。良かったほうの一つを明日はさらに煮詰めていく。これは昨年のものとよく似ていて、実際にとても感触が良かったので、あとはその方向性で前進するのみ。雨に降られずに二つのセッションを走りきれたことはとても貴重だったと思う。カラーリングはとってもクール! 他のライダーたちにも好評でいい気分。毎週これで走るというわけにはいかないだろうけど、一点ものだからいいんだろうね!」

D・ブリビオ、フィアット・ヤマハ・チーム監督談

「一日中晴れてくれて本当に良かった。とくにこのところは雨ばかりだったからね。タイヤのチェックを行い、マシンの基本はほぼできあがった。この後はすべての要素をうまくマッチさせ、セッティングをより細かく煮詰め、そしてタイヤの最終決定を行うだけ。明日は残念ながら雨になりそうだ。その場合は今日のデータだけがたよりということになるが、ドライに関してはすでに十分な情報が得られているので問題ない。フィアットの大切なイベントを、我々のこのカラーリングで祝福することができてとても光栄だ。こうしてイタリアのアイドル再来の宣伝広告になれたことで、重要なフィアットとのスポンサーシップをアピールできた」

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