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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.08 6月24日 イギリス

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第8戦イギリスGP
■開催日:2007年6月23日(土)予選結果
■開催地:イギリス/ドニントンパーク(4.023km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:18度 ■路面温度:29度
■PP:C・エドワーズ(ヤマハ/1分28秒531)

REPORT

フィアット・ヤマハ・チームの2人が予選1-2位!

フィアット・ヤマハ・チームのC・エドワーズが自身ドニントンでの2度目のポールポジションを獲得した。V・ロッシも2位を獲得してフロントロウに並んだ。これで、これまでの8戦中6戦でフィアット・ヤマハ・チームがポールポジションをゲットしたこととなる。2004年にこのコースでMotoGP初のポールポジションを獲得したエドワーズは今回、1分28秒531のタイムを記録。0.146秒差でロッシ、3位にはD・ペドロサ(ホンダ)が入った。

フリープラクティスは雨に見舞われたが、予選が行われた今日は天候が回復してドライコンディション。午前中のセッションは7番手と8番手という結果で、エドワーズは初めてのドライでのセッティングにほぼ満足していたが、一方でロッシはピットを出てすぐに第1コーナーでコースアウトするアクシデントも。

午後になると路面グリップが若干上がり、ラップタイムも短縮。ロッシは最初のアタックでトップに浮上。C・ストーナー(ドゥカティ)、N・ヘイデン(ホンダ)、ペドロサの追撃を抑えて、最終盤までそのポジションをキープした。その後エドワーズが2周目のアタックでロッシを抜いてトップに立ち、フィアット・ヤマハ・チームの1-2位が決定した。明日の決勝は現地時間の午後1時からスタート。天気予報では雨が予想されており、天候が重要な鍵を握ることになりそうだ。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 C・エドワーズ FIAT Yamaha Team Yamaha 1'28.531
2 V・ロッシ FIAT Yamaha Team Yamaha 1'28.677
3 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 1'28.863
4 N・ヘイデン Repsol Honda Team Honda 1'29.025
5 C・ストーナー Ducati Marlboro Team Ducati 1'29.061
6 J・ホプキンス Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 1'29.073
7 C・チェカ Honda LCR Honda 1'29.281
8 R・ド・ピュニエ Kawasaki Racing Team Kawasaki 1'29.415
9 M・メランドリ Honda Gresini Honda 1'29.498
10 T・エリアス Gresini HONDA Honda 1'29.711
11 中野 真矢 Konica Minolta Honda Honda 1'29.718
12 C・バーミューレン Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 1'29.793
13 L・カピロッシ Ducati Marlboro Team Ducati 1'29.900
14 A・ホフマン Pramac d'Antin Ducati 1'29.911
15 A・バロス Pramac d'Antin Ducati 1'30.071
16 S・ギュントーリ Tech3 Yamaha Team Yamaha 1'30.271
17 A・ウエスト Kawasaki Racing Team Kawasaki 1'30.718
18 玉田 誠 Tech3 Yamaha Team Yamaha 1'30.800
19 Ku・ロバーツ Team Roberts KR212V 1'31.543

COMMENT

C・エドワーズ選手談(予選1位/1分28秒531/29周)

「今回はここまでとても順調にきている。昨日は雨のセッティングで大きな前進があったし、今日はミシュランが僕の要求通りのタイヤを持って来てくれて、ドライでもとても好調だった。予選タイヤのフィーリングが素晴らしくて、ポールポジションを獲得できたことは本当にうれしい。

このコースはクラナーカーブが良く知られているが、唯一の左コーナーなので、そこでのタイヤのパフォーマンスに自信が持てなければだめだ。2本目の予選タイヤでは左側がしっかりと暖まっていたので、すべての条件がそろって好タイムを出すことができた。

本当にポールポジションが欲しかったら多少のリスクは払わなければならないもの。今日は僕もそれを実践して、こうして報われたんだ。決勝用のセッティングもとても良くて、ペースも安定していた。僕らが実際にどの程度の位置にいるのかスタッフと話し合って確認しなければならないが、いずれにしてもかなり良い状態だということは間違いない。ミシュランとチームのみんなに感謝している」

V・ロッシ選手談(予選2位/1分28秒677/29周)

「マシンとタイヤのフィーリングが良くなれば、このコースもとても楽しいものになるんだ。今の新型800ccマシンだとベストラインをとれるので、それができたら本当に素晴らしい感覚だ。タイムアタックで前のマシンにブロックされてしまう形になったのが残念だったが、いずれにしてもコーリンと僕とで1-2位を確保できたということがとても重要なので、コーリンの健闘を讃えたいと思っている。

午前中はあまり良い状況ではなかったのだが、午後になるとマシンは絶好調。ミシュランが良いタイヤを持って来てくれて、マシンともよくマッチしたことに感謝している。決勝用のタイヤは明日の朝、決定する。明日も晴れてくれることを望むばかり」

D・ブリビオ、フィアット・ヤマハ・チーム監督談

「とてもいい一日だ! 運良く一日中晴れてくれたので、ドライ用のセットアップに時間を割くことができた。午前中は、コーリンが好調だったがバレンティーノはちょっと問題もあった。午後になると二人とも状況が良くなり、バレンティーノもコーリンとともに上位に復帰し、最終的にはそろってフロントロウを確保した。チームの二人のライダーが1-2位で並ぶのは最高にうれしいこと。明日もそうなるように願っている」

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