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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.02 4月17日 ポルトガル

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第2戦ポルトガルGP
■開催日:2005年4月17日(日)決勝結果
■開催地:ポルトガル/エストリル(1周4.182km)
■観客数:80,000人
■周回数:28周(117.096km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:17度 ■路面温度:19度
■PP:A・バロス(ホンダ/1分37秒202)
■FL:A・バロス(1分38秒480)

REPORT

ロッシ、2位表彰台でランキングトップをキープ

天候の変化に翻弄され難しい展開となった第2戦ポルトガルGPで、ゴロワーズ・ヤマハ・チームのV・ロッシは2位を獲得。C・エドワーズは残り4周、4位走行中に転倒して順位を下げ6位となった。

予選4位からスタートしたロッシは4周目にM・ビアッジ(ホンダ)をパスして3位に浮上。しかし前の2台、A・バロス(ホンダ)とS・ジベルナウ(ホンダ)のペースは速く、なかなか追いつくことができない。

残り20周で雨脚が強くなると白旗が提示され、ピットストップ&マシン交換が許可されたが、雨や路面の状況から全車が続行を選択。難しいコンディションのなかで17周目にはトップ走行中のジベルナウが転倒し、ロッシがそのまま2位でゴールした。一方のエドワーズは20周目、メランドリをパスして4番手まで上がっていたが、第1コーナーで転倒。すぐに再スタートして6位でチェッカーをくぐった。

フォルトゥナ・ヤマハ・チームのR・チャウスとT・エリアスは、それぞれ10位と14位。エリアスは前日の転倒によるひざの怪我に悩まされた。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 A・バロス Camel Honda Honda 47'14.053
2 V・ロッシ Gauloises Yamaha Team Yamaha 2.771
3 M・ビアッジ Repsol Honda Team Honda 6.071
4 M・メランドリ Movistar Honda MotoGP Honda 29.546
5 C・チェカ Ducati Marlboro Team Ducati 29.774
6 C・エドワーズ Gauloises Yamaha Team Yamaha 44.126
7 N・ヘイデン Repsol Honda Team Honda 57.121
8 中野 真矢 Kawasaki Racing Team Kawasaki 59.847
9 L・カピロッシ Ducati Marlboro Team Ducati| 1'07.718
10 R・チャウス Fortuna Yamaha Team Yamaha 1'22.431
11 T・ベイリス Camel Honda Honda 1'33.529
12 K・ロバーツ Team Suzuki MotoGP Suzuki 1'34.051
13 R・ロルフォ D’Antin MotoGP ? Pramac Ducati 1'35.956
14 T・エリアス Fortuna Yamaha Team Yamaha 1'36.492
15 J・エリソン Blata WCM Blata -2 Laps

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 V・ロッシ Yamaha 45
2 A・バロス Honda 38
3 M・メランドリ Honda 29
4 M・ビアッジ Honda 25
5 S・ジベルナウ Honda 20
6 中野 真矢 Kawasaki 19
8 C・エドワーズ Yamaha 17
13 R・チャウス Yamaha 6
14 T・エリアス Yamaha 6

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 Honda 45
2 Yamaha 45
3 Kawasaki 19
4 Ducati 17
5 Suzuki 6
6 Blata 1

COMMENT

V・ロッシ選手談(2位)

「本当に難しいレースだった。コンディションがどんどん変わって、水たまりがあちこちにできていた。初めは小雨だったがだんだんひどくなり、コースの前半はかなり濡れていた。このなかでスリックで走るのはとても恐ろしいことだった。それでも2位を獲得することができて、20ポイントをゲットすることができてハッピー。ウエットレースの新しい規則は、テレビ放映用には面白いが安全面で完璧とは言えない。でもレーシング・スポーツにおいて完璧なルールを作るというのは不可能なことなんだ」

C・エドワーズ選手談(6位)

「転倒は残念だったが、それ以外では良いレースができたと思う。ヘレスの時とはまったく違うフィーリングになっていて、ロッシやバロスに楽についていける気がしていたんだ。でも前半はメランドリにつかまってしまい、その間に二人は逃げてしまった。そしてようやく前に出て差をつめようとした時に転倒してしまったんだ。自分のミスに悔しい思いをしたが、全体としては大きく前進したと思うので次ぎにつなげたい」

D・ブリビオ、ゴロワーズ・ヤマハ・チーム監督談

「路面がドライからウエットに変わる、難しいレースだった。完走したすべてのライダーにおめでとうを言いたい。そのなかでバレンティーノはミスをおかすこともなく2位でゴール、貴重な20ポイントを獲得した。一方のコーリンも前回のヘレスに比べ大きな前進が見えた。転倒はあったがすぐに再スタートし、6位という好位置でフィニッシュできた。ここからが本当の勝負だ」

R・チャウス選手談(10位)

「ウイークを通じてどんどんペースが上がってきていたので、今日はドライのレースを望んでいた。しかしコンディションは非常に厳しく、また4列目からのスタートでなかなかリズムがつかめず苦労した。ほとんどひとりきりで走っていた感じで、まるでレースが永遠に続くかのような気持ちになっていた。次の上海は晴れてほしい」

T・エリアス選手談(14位)

「難しいレースだった。初めは良かったが、終盤には怪我の影響でかなりきつくなってしまった。天候の変化にも悩まされた。それでも今回のレースはとても良い経験になった。こうして一つ一つ学んでいきたい」

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