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全日本ロードレース選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなど全日本ロードレース選手権に関する情報をお届けします。

Rd.06 8月27-28日 オートポリス・大分

RACE DATA

■大会名称:全日本ロードレース選手権第6戦スーパーバイクレースin九州
■開催日:2022年8月27日(土)・28日(日)
■会場:オートポリス(4,674 km)
■観客数:27日・2,300人、28日・3,400人

■開催日:2022年8月28日(日)
JSB1000
■周回数:14周 ■天候:晴 ■コース:ドライ 
■PP:中須賀 克行(1分48秒150/ヤマハ)
■FL:中須賀 克行(1分47秒706/ヤマハ)

■開催日:2022年8月27日(土)
ST1000 レース1
■周回数:14周 ■天候:晴 ■コース:ドライ 
■PP:渡辺 一馬(1分50秒525/ホンダ)
■FL:國峰 啄磨(1分51秒607/ホンダ)

■開催日:2022年8月28日(日)
ST1000 レース2
■周回数:9周 ■天候:晴 ■コース:ドライ
■PP:渡辺 一馬(1分50秒857/ホンダ)
■FL:渡辺 一馬(1分51秒313/ホンダ)

■開催日:2022年8月28日(日)
ST600
■周回数:10周 ■天候:晴 ■コース:ドライ
■PP:荒川 晃大(1分52秒758/ホンダ)
■FL:鈴木 光来(1分53秒527/ホンダ)

REPORT

JSB1000

盤石なレース運びで優勝した中須賀がチャンピオンに王手
岡本は予選で好タイムを記録するもレースは欠場

8月27日(土)の予選でYAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行が今季8度目のポールポジションを獲得。そして6月5日(日)のSUGO大会から約3ヶ月の全日本ロードレースのインターバルで、マシンの走り込みを行った岡本裕生は、予選が始まると早々に好タイムを記録。しかし、その後に転倒して負傷。病院に向かうために新型コロナウィルスの検査を受けた結果、陽性と判定されたために決勝レースを欠場することになった。

これを受け、YAMAHA FACTORY RACING TEAMは中須賀、吉川和多留監督はじめスタッフ全員が検査を受け、陰性が確認されたことによりレース出場することになった。

18周の決勝レースは、亀井雄大(ホンダ)の好スタートで始まる。そしてその序盤は、亀井、中須賀をはじめ複数台がトップグループを形成するが、4周目には中須賀が首位に立ち、亀井、渡辺一樹(スズキ)、作本の4台による首位争いとなった。

翌5周目に、トップの中須賀がファステストラップを記録。これで一気に2番手以下を引き離すと、6周目にはファステストラップを更新。さらに10周目にまたしてもファステストラップを更新すると、その後は独走体制を築き上げた。

レースが14周目に入ったところで、ホームストレート上にオイル漏れが発生したことから赤旗が提示。レース成立周回数に達していたことから、中須賀の優勝でレースは終了し、開幕9連勝を飾った。なお、この結果、中須賀選手は最短で次戦・岡山国際でチャンピオン獲得の可能性が高まった。

ST1000 レース1

豊島が7位でゴール、南本はトップグループ集団の中で転倒

シリーズ後半戦のスタートレースとなる第6戦オートポリス。ST1000は8月27日(土)に公式予選と決勝レース1が行われ、南本宗一郎(AKENO SPEED YAMAHA)が7番手、豊島怜(DOGFIGHTRACING YAMAHA)は8番手からスタートとなった。

14周で争われるレース1は、ポールシッター渡辺一馬(ホンダ)の好スタートで始まり、レース序盤は10台以上が数珠繋ぎの混戦状態となる。そしてオープニングラップと2周目を5番手で終えた南本だったが、3周目の第2ヘアピンで転倒し、トップグループから脱落してしまう。

一方、オープニングラップを10番手で終えた豊島だったが、その後、着実にポジションを回復し、レース中盤以降では7番手を走行。そして前を行く國川浩道(ホンダ)を射程内に捕らえるが、逆転するには至らずに7位でチェッカーを受けた。なお転倒した南本はその再走を果たし22位でチェッカーを受けている。

ST1000 レース2

9周に短縮されたST1000レース2で南本が6位入賞

レース序盤に起きた転倒により赤旗が提示されてレースは中断され、当初の14周レースは9周で争われることになった。

そのレースで好スタートを切ったのは渡辺一馬(ホンダ)で、レース序盤はAKENO SPEED YAMAHAの南本を含む複数台がトップグループを形成。しかし、渡辺と國峰啄磨(ホンダ)が混戦を抜け出し、レースはこの2人が1-2体制となった。

レース中盤で、3位グループにいた南本は、岩戸亮介(カワサキ)に迫るシーンもあったが逆転するまでには至らず、6位でチェッカー。そしてDOGFIGHTRACING YAMAHAの豊島は8位でゴールとなった。

JSB1000 RESULT Race.1

ST1000 RESULT Race.1

ST1000 RESULT Race.2

ST600 RESULT Race.1

JSB1000 RIDERS RANKING

ST1000 RIDERS RANKING

ST600 RIDERS RANKING

COMMENT

JSB1000

YAMAHA FACTORY RACING TEAM

中須賀克行選手(優勝)

「このレースウイークは、本当に天候に恵まれて、気持ちよく走ることができました。土曜日の予選ではペース良くタイムを上げることができませんでしたが、決勝日の気温が予選日と同じくらいだったので、予選日のデータを生かして上手くマシンを合わせることができました。レースは、赤旗により中断・成立になりましたが、集中して走ることができ、そして結果に結びつけることができました」

吉川和多留監督談

「岡本選手は、予選が始まって早い段階で好タイムを出して、好調をアピールしていただけに、アクシデントによる転倒、そして新型コロナウィルス感染によるレース欠場は、とても残念な出来事でした。チーム全員が、一日も早い回復を願っています。優勝した中須賀選手は、アベレージタイムも良く、まさに盤石なレースでした。最後は赤旗中断、レース成立となりましたが、タイヤマネジメントを含めて、しっかりとリスク管理しながらのレースでした。中須賀選手は、次戦・岡山国際でチャンピオン獲得の可能性が高まりましたが、いつも通りにしっかりと準備を進めて、優勝を目指して頑張ります。変わらぬ応援をよろしくお願いいたします」

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