全日本ロードレース選手権 GP250
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどGP250に関する情報をお届けします。
Rd.06 10月18日 もてぎ
RACE DATA
■大会名称:2009全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦もてぎ大会
■カテゴリ:GP250クラス
■開催日:2009年10月18日(日)
■開催地:ツインリンクもてぎ(4.801km)
■観客数:16,500人(2日間合計) ■天候:晴れ ■コース:ドライ ■周回数:10周
■PP:森脇尚護(MD600/1分53秒758 )
■FL:森脇尚護(1分54秒786 )
※「G」はGP2プロト/賞典外
REPORT
星野知也が大波乱のレースで初優勝!
トップの宇井陽一を、及川誠人、そして及川のチームメートの渡辺一樹が追う展開となった。しかし、渡辺が及川と接触して転倒。渡辺は再スタートしたが、及川はそのままリタイアとなってしまう。
その後、首位独走する宇井が4周目のV字コーナーで転倒。これでトップに藤田拓哉が立ったが、今度はその藤田が6周目のS字コーナーで転倒してしまい、代わってトップに立った星野知也が全日本初優勝を達成した。2位は、転倒から追い上げた渡辺、3位には福山京太が入り、TZ250が表彰台を独占した。
RESULT
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
G | 森脇尚護 | モリワキレーシング | MD600 | 19'19.175 |
1 | 星野知也 | ミクニiBeat4413 | Yamaha | 19'58.013 |
2 | 渡辺一樹 | COLT&SJ-R | Yamaha | 19'58.662 |
3 | 福山京太 | TEAMモトスポーツ | Yamaha | 20'11.392 |
4 | 小口理 | ALLMAN&OW小口歯科医院 | Yamaha | 20'15.853 |
5 | 柴原誠 | K-maxracing | Yamaha | 20'16.646 |
6 | 宇井陽一 | 立花レーシングwithSpruce/PT | Yamaha | 20'19.751 |
7 | 高杉奈緒子 | バーニングブラッドRT | Honda | 20'26.793 |
8 | 依田忍 | Garage4413 | Honda | 20'26.984 |
9 | 飯室英治 | チームドゥカティレーシングジャパン | Yamaha | 20'28.345 |
10 | 桜井晋吾 | Garage4413 | Honda | 20'30.060 |
11 | 小口亘 | ALLMAN&OWRACING | Yamaha | 20'30.109 |
12 | 中尾健治 | レイラスポーツ | Yamaha | 20'30.681 |
13 | 飯塚弘樹 | ガレーヂ国政&飯塚自動車商会 | Yamaha | 21'02.742 |
14 | 粕尾純也 | Yamaha | 21'07.542 |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 宇井 陽一 | Yamaha | 67 |
2 | 渡辺 一樹 | Yamaha | 62 |
3 | 及川 誠人 | Yamaha | 54 |
4 | 星野 知也 | Yamaha | 42 |
5 | 藤田 拓哉 | Yamaha | 39 |
6 | 福山 京太 | Yamaha | 35 |
7 | 小口 理 | Yamaha | 31 |
8 | 中本 郡 | Yamaha | 11 |
9 | 柴原 誠 | Yamaha | 11 |
11 | 中尾 健治 | Yamaha | 9 |
12 | 小口 亘 | Yamaha | 9 |
COMMENT
星野知也選手談(優勝)
「ピットサインで順位は確認していたけれど、自分のペースが上がらなかった分、周りの状況を冷静に見ることができていた。トップに立つ選手が転倒するという波乱の状況だったが、僕のマシンにも途中からトラブルが出ていて、最後まで走り切れるかが心配だった。しかし最後まで走りきることができ、初表彰台が初優勝という結果となった。長くレースを続けてきたことへのご褒美だと思っている」
渡辺一樹選手談(2位)
「サイティングラップで転倒してしまい、焦りがあった。しかし、スタートもうまく決まり、その後のペースも良く、宇井選手と及川選手の姿が見える場所でレースができた。ただ、3周目の第1コーナーでチームメートの及川選手と接触して転倒してしまった。僕はレースに復帰できたが、チャンピオン争いをしている及川選手がリタイア。結果的に僕は2位でチェッカーを受けることができたが、複雑な心境で、正直、喜ぶことができない」
福山京太選手談(3位)
「レースウイークに入って、ミッショントラブルなどがあり、予選ではタイムを出すことができていなかった。足まわりのセットアップもできないまま決勝レースに臨んだが、サインボードで順位を確認して、自分でも驚いてしまった。長い間レースを続けてきて良かったし、助けていただいた方々にお礼を言いたい」