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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.15 4月27日 フィラデルフィア

RACE DATA

2024 AMAスーパークロス 第15戦フィラデルフィア
開催日:2024年4月27日(土)
開催地:ペンシルベニア州フィラデルフィア
会場:リンカーン・ファイナンシャル・フィールド

REPORT

Monster Energy Yamaha Star Racingのクーパー・ウエブとイーライ・トマックが、ペンシルバニア州フィラデルフィアのリンカーン・ファイナンシャル・フィールドで開催されたAMAスーパークロス第15戦でそれぞれ4位と5位でフィニッシュした。この日はトマックがヒートレースで優勝するなど、両ライダーとも一日を通して目覚ましい速さを見せつけた。ルーキーのジャスティン・クーパーは、LCQ(※ラストチャンスクオリファイヤー)を突破してメインイベントに進み、10位でフィニッシュした。残り2戦となった選手権でヤマハは、コンストラクターランキングにおいて大量リードを築いている。

250SX Eastの第8戦では、ヘイデン・ディーガンが、満員の観衆を前に今シーズン4度目となる表彰台に立った。タイトル獲得の望みをつなぎとめるために集団の中で反撃しなければならなかったディーガンは、その努力の甲斐あって3位フィニッシュを果たした。ルーキーのダクストン・ベニックは4位、ニック・ロマーノは10位と、両者ともトップ10圏内に食い込んだ。

450SX
ウエブとトマックがそれぞれ4・5位を獲得

ウエブは予選で速いラップタイムをマークして2番手に入り、幸先よく一日をスタート。ヒートレースではトマックに続く2位に入り、メインイベントの好ゲートピックを獲得した。ゲートから正確にスタートすると、ウエブはすぐに先頭集団に加わり、オープニングラップを終えて2番手で戻って来た。だがその後ウエブは3番手に後退。そのまま最後まで表彰台の一角を守り切れると思われた。ところが不運にも最終コーナーで他のライダーと接触し転倒 したが、すぐにウエブは再走して4位でフィニッシュした。残すところあと2戦となった選手権で、ウエブはランキング首位と12ポイント差の2位につけている。

予選6番手でこの日をスタートしたトマックは、参加したヒートレースですぐにその高い能力を見せつけ、チームメイトを抑えて勝利を収めた。勢いに乗るトマックはメインイベントに進むと、素晴しいスタートを決めたウエブのすぐ後ろに位置すると、序盤の激しいバトルを通し、トマックは3番手を走行する。残念ながらレース終了間際にいくつかミスを重ねて順位を落とし、結局5位でフィニッシュラインを通過した。全17戦で争われる選手権。地元コロラドで開催される第16戦を前にトマックは現在、ランキング3位につけている。

クーパーは予選でウエブに次ぐ3番手となり、この日の素晴らしい走り出しを記した。参加したヒートレースでもその速さを活かそうとするクーパーだったが、レース序盤に発生したクラッシュに巻き込まれ、LCQに回ることとなる。ここでクーパーはホールショットを奪い、すべての周回をリードしてレースを制したが、メインイベントのゲートピックは厳しいものとなった。ゲートが下がると、クーパーは思うようなスタートを切ることができず、最後尾近くに位置し、1周目を終えて 15番手で戻って来た。それでも力走するクーパーは、追い抜きが難しいコースで10位まで順位を上げてフィニッシュした。ルーキーシーズンのクーパーは、ランキング8位につけている。

Monster Energy Yamaha Star Racingチームはこの後、コロラド州デンバーに向かい、5月4日にエンパワー・フィールドで開催されるAMAスーパークロス選手権およびスーパーモトクロスワールドシリーズ第16戦に臨む。

250SX East
ディーガンが残り2戦となった東海岸ラウンドで表彰台に返り咲き

ディーガンはこの日を好調に走り出し、予選で4番手に入って午後に予定されるレースでの戦いの準備ができていることを示した。そしてヒートレースは熾烈を極め、2023年の250SMXチャンピオンであるディーガンが終始トップのライダーにプレッシャーをかけ続けるも2位でフィニッシュした。だがヒートレースとは異なり、メインイベントはディーガンにとって厳しいスタートとなり、12番手から集団の中を追い上げることとなった。それでもディーガンはひるむことなく、オーバーテイクが難しい中で果敢な追い上げを見せて3位でフィニッシュラインを通過した。2週間後の最終戦を前に、ディーガンはAMAスーパークロス250SX Eastでトップと15ポイント差でタイトル争いに残っている。

ベニックは、フィラデルフィアで堅実なパフォーマンスを発揮した。予選は6番手、参加したヒートレースでは素晴らしいスタートを決めて、チームメイトに次ぐ3位でフィニッシュ。続くメインイベントではゲートが下がると、ベニックは好スタートを見せて6番手につけると、レースを通して安定したペースを維持。トリッキーなコンディションに、前を行くライダーたちが転倒を喫する中、ベニックは4位でチェッカーを受け、最終戦を前にランキング7位に上がった。

同じくルーキーのロマノは、厳しい戦いとなったナッシュビル戦からの挽回を目指し、10位で予選を通過した。参加したヒートレースで好スタートを決めたロマノは、順位を上げて5番手でフィニッシュ。続くメインイベントでは8番手スタートからレース序盤にトップ10圏外へと順位を落としてしまった。厳しいコースにもかかわらず、ロマノは粘り強いライディングを続け、レース終了までにトップ10圏内に戻してフィニッシュした。

Monster Energy Yamaha Star Racingはコロラド州デンバーに向かい、来週末、5月4日にマイルハイのエンパワー・フィールドで開催されるAMAスーパークロス250SX Westの第9戦に臨む。

RESULT

順位ライダーマシンタイム
1J・ローレンスHonda24Laps 21:21.385
2C・セクストンKTM+05.031
3J・アンダーソンKawasaki+07.623
4C・ウエブYamaha+11.499
5E・トマックYamaha+14.798
6J・バーシアGASGAS+16.589
7H・ローレンスHonda+17.754
8M・スチュワートHusqvarna+29.751
9D・フェランディスHonda+35.069
10J・クーパーYamaha+51.747
11D・ウイルソンHonda+53.604
12B・ブロスBeta+1:04.763
13C・ニコルスBeta23Laps
14A・シアンシャルーローKawasaki+04.063
15S・マケラスSuzuki+04.953
16T・マスタープールKawasaki+24.445
17C・クレーソンKawasaki+29.427
18J・ロビンYamaha+32.242
19G・ハーランYamaha+40.037
20K・モランツKTM22Laps

RIDERS RANKING

順位ライダーマシンポイント
1J・ローレンスHonda311
2C・ウエブYamaha299
3E・トマックYamaha270
4C・セクストンKTM268
5J・アンダーソンKawasaki244
6K・ロクスンSuzuki223
8J・クーパーYamaha189

CONSTRUCTORS RANKING

順位コンストラクターポイント
1Yamaha633
2Honda595
3Kawasaki565
4KTM548
5GASGAS405
6Husqvarna385
7Suzuki375
8Triumph103
9Beta103

COMMENT

450SX
Monster Energy Star Yamaha Racing 450 Team

クーパー・ウエブ選手談(4位)

「メインイベントは厳しいものになりました。この日はかなりうまく進んでいました。2番手で予選を通過して、ヒートレースで2位に入りました。メインイベントではイーライと共に素晴らしいスタートを決めて3番手につけてその後、2番手に上がることができました。すごくうまくライディングしていたのですが、残念ながら腕上がりがひどくなってしまいました。そして不運にも最後ターンでジェイソン(アンダーソン)にポジションを奪われてしまいました。かなり落ち込んでいますが、気を取り直して戻って来ます。これはレースなので、最後までわかりませんからね」

イーライ・トマック選手談(5位)

「まあまあの一日でした。ヒートレースは本当によかったし、全体的にスタートもよくて、メインイベントでは好スタートを切って、レースの大半で好位置についていたのですが、その後1、2回ミスをして抜かれてしまい、表彰台を逃しました。自分の速さには満足できましたけど、20分間のメインイベントでの全体的なパフォーマンスには満足できませんでしたね」

ジャスティン・クーパー選手談(10位)

「プラクティスは順調に進み、一日を通してとても楽に走ることができました。自分の周囲で他のライダーが転倒するという不運があって、ラストチャンスクオリファイヤーに回らざるを得ませんでした。LCQでは一日の中で最高の走りができた気がしますが、メインイベントのゲートピックは最悪でした。アウト側に行こうとしたのですが、うまくいかず、他のライダーを待たなければなりませんでした。そこからのコースは追い抜きが本当に難しかったですね。近づいても、とらえられないんです。時間をかけて10番手まで上がりました。先頭集団でバトルをするためには好スタートを切る必要があるので、そこに取り組んで行きます」

250SX East
Monster Energy Yamaha Star Racing 250 Team

へイデン・ディーガン選手談(3位)

「今日はいろいろなことがあった一日でした。ヒートレースでは2位になりましたが、最後までバトルが続きました。メインイベントでは、スタートでうまく飛び出したのですが両側から挟まれてしまい、後方から追い上げて3位。全体を通してよいバトルでした。厳しいレースでしたけど、そこから学び、前進していくのはよいことです」

ダクストン・ベニック選手談(4位)

「先週のレースからの反撃が必要だったので、良い一日になりました。予選では本当にうまくライディングして、ヒートレースでもうまく走り、その勢いを一日を通して維持しました。メインではいくつかミスをしましたが、たとえ6位でフィニッシュしたとしてもすごく満足だったと思います。腕上がりになってしまいましたけど、先頭集団のペースを感じることができルナど、良い週末だったと思いますし、最終戦に向けて前向きな気持ちにです」

ニック・ロマノ選手談(10位)

「10位という結果で、僕にとっては間違いなく良い日でした。ここ数戦は厳しいレースだったので、トップ10圏内に戻れてうれしいです。メインイベントの終盤では多くのライダーが転倒したようなので、サバイバルレースになりました。トップ10圏内に戻れてうれしいし、最終戦では、ルーキーシーズンを良いカタチで終えられるように頑張ります」

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