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AMAモトクロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAモトクロスに関する情報をお届けします。

Rd.08 7月22日 ワシューガル

RACE DATA

2023 AMAモトクロス選手権 第8戦ワシューガル
開催日:2023年7月22日(土)
開催地:ワシントン州ワシューガル
会場:ワシューガルMXパーク

REPORT

450MX:フェランディスが総合4位でフィニッシュ

フェランディスは予選で5番手に入り、Moto1に向けてゲートピックで好位置につけた。ゲートが下りると、フェランディスはYZの50周年を世界的に祝う1993年の特別カラーリングを施したYZ450Fを駆りロケットスタートを見せ、ホールショットを奪った。速いペースでトップを走行するフェランディスだったが、最後は3番手でフィニッシュラインを通過。フェランディスにとって今シーズン12回目となるMoto表彰台に立った。

フェランディスはMoto2でもホールショットを奪うが、ハードパックのコースにより、レースは厳しいコンディションとなった。その中で、プッシュを続けて5位でチェッカーを受け、総合4位に入った。この結果、ランキング2位を守った。

この後、シリーズは2週間のブレークに入るため、Monster Energy Yamaha Star Racingチームはジョージア州カイロのファームに戻る。次のAMAプロモトクロス選手権第9戦は8月12日、ニューヨーク州のユナディラで開催される。

250MX:ディーガン、完璧なモトスコアでワシューガルを制す

ディーガンはこの日、好調な走り出しを見せて予選総合タイムで3番手となり、続くMoto1ではゲートが下りると好スタートを決めてホールショットを奪った。ここから猛烈なペースで走行。後続につけ入る隙を与えずそのままフィニッシュ。自身キャリア2度目のMoto優勝を果たした。

Moto2ではホールショットを奪うことはできなかったものの、タイトルを争うライバルに先行するトップ5圏内の好スタートを見せた。レースが折り返し点を迎える直前、ディーガンはペースを上げてチームメイトのキッチンをパス。続いて13周目にはレース中の最速ラップタイム(2分15秒502)を叩き出し、クーパーを抜いてトップに立った。その後はポジションを守ってフィニッシュしたディーガンは、1位/1位で今シーズン2度目の総合優勝を果たした。この完璧なスコアにより、ディーガンはランキングでもトップとの差を3ポイントに短縮した。

クーパーは予選で最速タイムを記録すると、Moto1では素晴らしいスタートを見せてチームメイトに続く2番手につける。速いぺースで力走を続けるクーパーだったが、12周目に3番手に後退すると、そのままフィニッシュ。シーズン8度目のMoto表彰台に立った。

Moto2ではホールショットを奪い、レースの大半をリードしたクーパーだったが、最速ラップを記録したディーガンにパスされる。そのまま2位でフィニッシュし総合結果でも2位となり、タイトル争いでもポイントを伸ばし、1位と19ポイント差のランキング3位に上がった。

キッチンは予選11番手と、この日の走り出しでは苦戦したものの、Moto1では好スタートを決めて4番手につける。レース序盤はトップ5圏内でバトルを展開していたキッチンだったが、レース中盤にマシントラブルに見舞われ8番手に後退。そのままフィニッシュした。

キッチンはMoto2ではさらにスタートを改善し、トップのクーパーに次ぐ2番手につけた。チームメイトを射程圏内に収めながら速いペースでライディングを続けるが、ディーガンの先行を許して3番手に後退。その後、キッチンはランキングリーダーのプレッシャーにさらされるが、これを抑え切り3位でフィニッシュ。Monster Energy Yamaha Star Racingが表彰台を独占した。キッチンは、プロレベルのレースでは初参加のワシューガルMXパークで8位/3位で総合5位に入った。

この後、シリーズはサマーブレークに入るため、Monster Energy Yamaha Star Racingはジョージア州カイロのファームに戻る。次のAMAプロモトクロス選手権第9戦は8月12日、ジャスティン・クーパーの地元、ニューヨーク州のユーナディラMXで開催される。

COMMENT

450MX
Monster Energy Star Yamaha Racing 450 Team

ディラン・フェランディス選手談(3位/5位:総合4位)

「厳しい週末になりました。コースはハードパックでした。両モトとも好スタートを決めましたが、それだけでは十分ではありませんでした。Moto1は3位でフィニッシュしましたけど、Moto2はコースに苦戦してスピードを上げることができず、5位に終わりました。がっかりですが、これもレースです。これからブレークに入るので、少し休んで、強くなって戻るために何ができるのか考えます」

250MX
Monster Energy Yamaha Star Racing

ヘイデン・ディーガン選手談(優勝/優勝:総合優勝)

「今日は本当に良かったです。予選は総合3番手で通過して良いゲートピックを得ることができました。最初のスタートは現実とは思えない程でした! ホールショットを奪ってそのままモト優勝 を果たしましたし、全ラップをリードしたのでそれは良かったです。Moto2では4番手でローレンス選手(ホンダ)がすぐ後ろにいたので、引き離さなければならないことはわかっていました。レースの折り返し点くらいまでいったところで本格的に速いペースで走り始めました。キッチン選手をパスして、それから残り5周くらいのところで クーパー選手をパスしてペースを上げリードを築きました。初めての1位/1位で本当によい1日でした。自分にとってのルーキーシーズンとして、今年は楽しむようにしようと思います。それが目標です」

ジャスティン・クーパー選手談(3位/2位:総合2位)

「良い一日でした。2回とも好スタートを切れましたし、再び総合2位に入れました。2回目のモトではトップに立って可能な限り長く走りましたけど、ディーガン選手に抜かれ2位でフィニッシュしました。今日はどこで間違えたのかと考えると、食事が足りなかったのだと思います。全力を尽くしましたが及びませんでした。彼のライディングは素晴らしかったのです。次戦また頑張ります」

リーバイ・キッチン選手談(8位/3位:総合5位)

「Moto1はちょっと苦戦しました。しばらくバトルをしていたのですが、その後、トラブルが発生して少し後退して8位に終わりました。Moto2は、好スタートを決めてしばらくの間、クーパー選手にプレッシャーをかけていました。その後、離されましたがその後すぐに、ディーガン選手が迫って来ました。さらにローレンス選手と争わなければなりませんでした。このMoto2は3位に終わりましたが、もっと上を期待していました。でも僕は怪我もなく、ワシューガルでレースすることができて興奮しています。今日は失敗でしたが、この後、ブレークがあるので釣りでもしてからユナディラに備えますよ!」

450MX RESULT Race.1

450MX RESULT Race.2

250MX RESULT Race.1

250MX RESULT Race.2

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