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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.10 8月14日 オーストリア

 

CIRCUIT DATA

■開設:1969年
■コース長:4.326km

REPORT

Movistar Yamaha MotoGP、シーズン後半戦へ準備開始

3週間の夏休みもあけ、Movistar Yamaha MotoGPは第10戦オーストリアGPのためスピールベルク・サーキットへと戻ってくる。

オーストリア(スピールベルク・サーキット)でグランプリが開催されるのは19年ぶりとなる。Movistar Yamaha MotoGPのJ・ロレンソとV・ロッシは3週間前、すでにスピールベルク・サーキットで2日間のテストを行い、その感触を試している。
前回のテストで着実な成果を見せていたロレンソは、さらなる進化を目指してマシン・セッティングに取り組もうとしている。シーズン前半終了時点でランキング2位につけ、48ポイント差でトップを追う状況。残り9戦にすべてを賭けて臨む。
一方のロッシは、1996年に125㏄クラスのレースに出場。そして3位を獲得して初めての表彰台に上っている。今週末は2度目の表彰台獲得を目指すと同時に、シリーズポイントでは、トップとの59ポイント差を縮めることが目標。

エステルライヒリンクからA1リンク、そして2010年にレッドブル・リンクへと改称されたスピールベルク・サーキットは、1969年に建設され、1996年に現在のレイアウトに変更して再建された。3つの左コーナーと7つの右コーナー、そして626メートルのロング・ストレート。トップスピード、加速性能、ブレーキングの安定性が求められるこのコースは、スロットル全開のチャンスも多い。

COMMENT

J・ロレンソ選手談

「夏休みは地中海にあるバレアレス諸島で3日ほど少しのんびりしたのち、トレーニングを再開した。チャンピオンシップではマルク(マルケス)に先行を許していて厳しい状況にあることは確かだが、僕らはいつも通り、ベストを尽くして彼との距離を縮めることだけを考えている。最終戦まで戦い続けるよ」

V・ロッシ選手談

「長い休暇だった。本当にゆっくり休むことができたよ! 同時にトレーニングもしっかり続けていたんだ。早くコースに戻りたくて待ちきれない。後半戦もベストを尽くして最後まで頑張るよ。ここまではいい戦いができていたと思う。もっとうまくやれたレースも何度かあったけれど、僕らの速さの証明は十分にできたと思う。オーストリアのコースは素晴らしく、3週間前のマシンテストも順調だった。ふたつのロング・ストレートは僕らにやや不利かもしれないけれど、プラクティスのなかで改善していって、決勝では表彰台を狙いたい」

M・メレガリ、チームディレクター談

「夏休みの間に十分にエネルギーを補充し、オーストリアGPを迎える。充電時間は必要なもので、休暇を終えた今は、コースに戻ることがとても楽しみになっている。スピールベルクでは、3週間前に2日間だけテストを行った。経験の少ないコースに臨むのは楽しみなことだが、同時に緊張感があるし、ヤマハにとっては決して有利なレイアウトではないと思う。それでもベース・セッティングを追求するなかで着実に前進しており、今回も上位を目指していくことに変わりはない。ホルヘとバレンティーノは、休暇のほとんどをトレーニングに費やし、シーズン後半戦に向けて準備を整えてきた。ふたりとも良いコンディションをキープしているので、残りの9レースも力強く臨めると確信している」

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