ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。
Rd.04 5月6日 中国
RACE DATA
■大会名称:MotoGP第4戦中国GP
■開催日:2007年5月5日(土)予選結果
■開催地:中国/上海(5.281km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:24度 ■路面温度:29度
■PP:V・ロッシ(ヤマハ/1分58秒424)
REPORT
ロッシ、エドワーズそろってフロントロウ発進!
フィアット・ヤマハ・チームのV・ロッシが昨年のポールタイムをコンマ5秒も上回る記録で今季3度目のポールポジションをゲット。チームメイトのC・エドワーズも3位と健闘し、そろってフロントロウに並ぶこととなった。
きのうから持ち越されていた雨は、予報に反して今日も降らず、1時間の予選セッションはドライコンディションのもとで行われた。セッション前半、二人はマシンのセットアップとタイヤに関するデータ収集に集中。最後の15分間でタイムアタックを行った。まずエドワーズが予選用のソフトタイヤを履いてトップに迫ると、その後にロッシが完璧なライディングで1分58秒424の驚異的タイムを記録して一気にトップに躍り出た。エドワーズはもう一度アタックして2位に浮上したものの、その後J・ホプキンス(スズキ)に抜かれて3位となった。
一方、すでにポールをほぼ確実にしていたロッシはその後、2本目の予選タイヤを履いて再度アタック。自らのタイムにコンマ1秒まで迫り、先程の記録が偶然でないことを証明してみせた。
RESULT
| 順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
|---|---|---|---|---|
| 1 | V・ロッシ | FIAT Yamaha Team | Yamaha | 1'58.424 |
| 2 | J・ホプキンス | Rizla Suzuki MotoGP | Suzuki | 1'59.315 |
| 3 | C・エドワーズ | FIAT Yamaha Team | Yamaha | 1'59.406 |
| 4 | C・ストーナー | Ducati Marlboro Team | Ducati | 1'59.516 |
| 5 | D・ペドロサ | Repsol Honda Team | Honda | 1'59.602 |
| 6 | M・メランドリ | Honda Gresini | Honda | 1'59.863 |
| 7 | R・ド・ピュニエ | Kawasaki Racing Team | Kawasaki | 1'59.985 |
| 8 | A・バロス | Pramac d'Antin | Ducati | 2'00.052 |
| 9 | N・ヘイデン | Repsol Honda Team | Honda | 2'00.087 |
| 10 | 中野 真矢 | Konica Minolta Honda | Honda | 2'00.157 |
| 11 | A・ホフマン | Pramac d'Antin | Ducati | 2'00.175 |
| 12 | T・エリアス | Gresini HONDA | Honda | 2'00.205 |
| 13 | C・チェカ | Honda LCR | Honda | 2'00.319 |
| 14 | L・カピロッシ | Ducati Marlboro Team | Ducati | 2'00.369 |
| 15 | C・バーミューレン | Rizla Suzuki MotoGP | Suzuki | 2'00.680 |
| 16 | K・ロバーツJr | Team Roberts | KR212V | 2'00.763 |
| 17 | S・ギュントーリ | Tech3 Yamaha Team | Yamaha | 2'01.157 |
| 18 | 玉田 誠 | Tech3 Yamaha Team | Yamaha | 2'01.178 |
COMMENT
V・ロッシ選手談(予選1位/1分58秒424/24周)
「心の底から満足のいく、とっても素晴らしいフィーリング! YZR-M1を限界ぎりぎりまで走らせることが出来て、あれほどまでに完璧なラップタイムを出すことが出来たのだからね。ボードで自分のタイムを見たときには本当に驚いてしまった。だってまさかあんなに速いとは思っていなかったんだ。でもマシンをマックスまでプッシュできたことは確かだから、うまくいったとは思っていたよ。
ミシュランの予選タイヤはグリップがとても良く、またマシンも完璧に走ってくれた。このことはスタッフ全員にお礼を言わなければならない。各コーナーで速く進入し、最後の瞬間までブレーキを遅らせることができた。実は何度かは、遅すぎてしまったんじゃないかと不安になったが、その度にマシンが完璧な反応を見せて確実にグリップしてくれた。そんな時にはアドレナリンが大量噴出、という感じだったよ! コーリンとそろってフロントロウに並ぶことができてうれしいが、明日はそう簡単にはいかないと思う。決勝はまた別の話なんだ。これからまたセッティングをもう少し調整して、あとは明日晴れてくれることを祈るだけ。そして好スタートと好レース!」
C・エドワーズ選手談(予選3位/1分59秒406/18周)
「今回もまた、チームが見事な仕事をしてくれた。そのおかげで、バレンティーノと僕がそろってフロントロウに並ぶことができたんだ。今年は予選タイヤがとても好調で、グリップがいいのでハードに攻めることができる。その一方で、決勝用のセッティングに関しては今日もジオメトリーを少し変更していくらか向上したが、タイヤチョイスの最終的な判断はまだできていない。これはいつでも、多少なりともギャンブルになってしまうもの。そのなかでも何とか正しい決断をしたいを思っている。マシンのフィーリングが素晴らしいから、表彰台獲得は現実的な目標。でも長くて厳しい戦いになることは間違いないだろう。このコースはフロントロウからスタートすることが重要なので、そのチャンスを得た今、それを最大限に生かしたい。くれぐれも、トルコの1周目のような多重クラッシュは避けなければならない。そして昨年の成績を上回る結果を狙うんだ!」
D・ブリビオ、チーム監督談
「今回もまた、二人がそろってフロントロウに並ぶことができた。チームにとってこんなにうれしいことはない。昨年の今頃の苦労を考えれば、こうしてこのポジションの常連になれたということが大きな励みになる。すべての歯車が噛み合った時、二人は必ずトップに来てくれる。このことが今シーズンの我々の好調を証明している。バレンティーノは今日、予想以上のタイムを叩き出してくれた。そしてコーリンもまた、トルコでの不運を払拭するように素晴らしい走りを見せ、フロントロウにつくことが出来て本当に良かったと思う。明日の決勝は、予選結果とは別で厳しい戦いになるだろう。二人は最初から最後まで100%の力を出し切って戦わなければならない。チームも頑張ってくれていて、明日の午前中には決勝前の最終的な調整を行うことになる。そしていよいよレースの始まりだ!」
先頭へ



