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レース情報

全日本トライアル選手権 IAスーパー

ヤマハの参戦ライダー、マシンなど IAスーパーに関する情報をお届けします。

Rd.04 8月3日 北海道

RACE DATA

■大会名称:全日本トライアル選手権第4戦北海道大会
■開催日:2008年8月3日(日)
■開催地:わっさむサーキット
■観客:920人
■気温:26度 ■天候:晴れ
■競技:10セクション×3ラップ■持ち時間:4時間30分
■最多クリーン数:小川友幸(ホンダ)16

REPORT

黒山健一、逆転で開幕4連勝!

シリーズ戦の折り返し点、第4戦大会は前大会から2ヵ月以上のインターバルでの開催。国際A級スーパークラスの競技は岩場や急斜面、沢などに設けられた10セクションを3ラップ。天気は雨が心配されたが、時折小雨がぱらつく程度で、例年に比べ涼しい中での大会となった。

この中で「TEAM黒山レーシングYAMAHA」の黒山健一は1ラップ目3位と出遅れる。1ラップ目は小川友幸(ホンダ)がトップに立ち、2位に田中太一(ホンダ)がつける。2ラップ目で大幅に減点を減らした黒山は、小川との5点差は変わらないものの、2位につける田中とは1点差に迫る。

迎えた3ラップ目の前半、クリーンを連発した黒山は後半小川が連続して失敗した第6、第7セクションをそれぞれ減点1で通過。これで小川と田中を大逆転。最終セクションも減点1で走破した黒山が3年ぶりとなる北海道大会優勝を果たした。これで黒山は今季負け知らずの開幕4連勝、タイトル争いでも優位に立った。

「TEAM FUMITAKA&YSP京葉」の野崎史高は、前回第3戦は、今季初の2位に食い込み、今回はさらに今季初優勝を狙う意気込みだった。ところがマシンの不調もあり1ラップ目4位だった野崎はその後も苦しい展開で結局4位でゴール。1・2ラップ目の減点がくやまれる野崎だったが、3ラップ目は黒山に続く好得点をマークしており、後半の挽回に期待をもたせた。

なお国際A級クラスは、10セクションを3ラップで行われ、ヤマハ2ストロークエンジン搭載のスコルパSY250Rの西元良太が今季3勝目を飾った。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1黒山健一TEAM黒山レーシングYAMAHAYamaha減点39/クリーン14
2小川友幸HRCクラブMITANIHonda減点43/クリーン16
3田中太一HRCクラブぱわあくらふと&THonda減点46/クリーン15
4野崎史高TEAM FUMITAKA&YSP京葉Yamaha減点54/クリーン13
5小川毅士HRCクラブMITANIHonda減点90/クリーン5
6坂田匠太TEAM GASGAS SHOTAGasgas減点109/クリーン3
7井内将太郎WISE BETA RACINGBeta減点116/クリーン3
8田中善弘HRCクラブトムス&ナミタHonda減点116/クリーン3
9尾西和博HRCクラブぱわあくらふと&KHonda減点117/クリーン1
10三谷英明HRCクラブMITANI 神戸店Honda減点136/クリーン0
11小森文彦HRCクラブMITANIHonda減点139/クリーン0

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1黒山健一Yamaha80
2小川友幸Honda66
3野崎史高Yamaha60
4小川毅士Honda48
5田中太一Honda39
6井内将太郎Beta39

COMMENT

黒山健一選手談(優勝)

「今日は小川選手と野崎選手を意識していました。最終セクションは2点減点以内で走れば勝てると分かっていたので、1回の足着きで予定通りに勝つことができました。本当に今日はすごくいい試合、という感じ。北海道のセクションは、上手くいければクリーン、駄目なら減点5、という感じです。失敗するとかなり厳しいですが、今回は良い感じでしめくくることができました。タイトル争いで優位に立てましたが、北海道で久しぶりに勝ったことが何より嬉しいです」

野崎史高選手談(4位)

「今日は最悪です。自分の調子自体は良かったのですが、セクションのテープを切ったりするなどの失敗をしてから少し崩れてしまい、1ラップ目後半には、ちょっとしたマシントラブルもありました。2ラップ目は、よくない調子を引きずったまま、思いきりの良い走りができませんでした。3ラップ目に向けて時間をかけてマシンを直したら調子が良くなって減点を抑えることができましたが、上位3人に離されていて追いつきませんでした」

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