ヤマハ発動機株式会社

全日本モトクロス選手権 IA1

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどIA1に関する情報をお届けします。

Rd.01 04/04 近畿

IA1の4連覇に向けて好スタートを切った#1 成田亮と新型YZ450F


  • ZOOM+

  • ZOOM+

  • ZOOM+

  • ZOOM+

  • ZOOM+

  • ZOOM+

  • ZOOM+

  • ZOOM+

RACE DATA

■大会名称:2010全日本モトクロス選手権第1戦近畿大会
■カテゴリ:IA1クラス
■開催日:2010年4月4日(日)
■会場:三重県・名阪スポーツランド
■レース時間:(30分+1周)×2ヒート
■天候:晴れ ■観客:14,575人

REPORT

2010年全日本最高峰IA1の初勝利を
新型YZ450F&成田のコンビが獲得!

ヤマハモトクロッサーで初となるF.I.、前方ストレート吸気・後傾シリンダーという独自のエンジンレイアウトを採用するなど、随所に新技術を投入した2010年型YZ450Fが全日本選手権に本格デビュー。大きな期待と注目が集まるなか、YSP・レーシング・チーム・ウィズ・N.R.T.の成田亮とYZ450Fの新コンビが大活躍。両ヒートともライバルたちを圧倒する独走で制し、2010年最初の総合優勝を獲得。4連覇達成に向けて最高のスタートを切った。

レーススケジュールが1.5日開催となった全日本。このなかでIA1は日曜日に全スケジュールがまとめられ、午前に公式練習、予選、第1ヒート。午後に第2ヒートが行われることとなった。
その予選で成田は、序盤に転倒して最後尾から追い上げとなり9位。決勝に向けて不安な立ち上がりとなった。しかし迎えた第1ヒート、成田は第1コーナーのインを鋭く立ち上がり、熱田孝高(スズキ)、小島庸平(スズキ)に続く3番手とすると、すぐに2番手、さらにトップに浮上して1周目を終える。
その成田の後方には、小島、熱田、新井宏彰(カワサキ)、増田一将(ホンダ)とIA1のチャンピオン候補として名の挙がるトップライダーたちがピタリとつける。ところが成田は、このライバルたちを寄せ付けず、リードを拡大。5周目には2番手の熱田との差を約10秒まで広げて独走状態を築く。
そのライバルたちは、小島が2周目、新井が12周目、さらに増田までもが14周目にアクシデントで後退。一方成田は次々と脱落していくライバルたちを尻目に安定感とスピードを兼ね備えた走りを継続。最大のライバルである熱田も大きく引き離し、最後は力強く拳を突き上げてトップでフィニッシュ。2010年のオープニングレースで今シーズンの初勝利、そして新型YZ450Fでの全日本初勝利を飾った。2位は熱田、3位は平田優(ホンダ)。

モトクロスプロダクション・デベロップメント・オブ・ヤマハの釘村太一は、1周目を終え10番手と出遅れる。しかし、混戦のなかで順位をキープながら徐々に順位を上げ、最後は7位でチェッカーを受けた。

第2ヒート、ホールショットは平田。成田は2番手で第1コーナーを抜けるが、すぐにトップに浮上する。トップの成田は、このレースも序盤からハイペースをキープ。数周のうちに熱田、平田、福留喜秀(ホンダ)といった2番手グループを引き離し独走体制を築く。
レース中盤になると2番手の熱田が唯一成田に接近し、7〜8秒あったリードが約4秒まで縮まってしまう。しかし後半に入ると成田はペースを取り戻し熱田との差を拡大。再び独走でファーストチェッカーを受け、両ヒート優勝のパーフェクトウインで開幕戦を終了した。2位は熱田、3位は新井。釘村は、2周目に転倒しリタイアとなった。

IA1と併催されたIA2では、第1ヒートで地元名阪レーシングの田中雅己がヤマハ最上位となる4位を獲得。続く第2ヒートは小島太久摩(TEAM KOH-Z)が2番手と好スタートを切ると、トップの勝谷武史(カワサキ)と同じペースで周回を重ね3番手以下に大きなリードを築く。後半に入ると勝谷に離されてしまうが、最後までポジションを守り2位表彰台を獲得した。なお総合成績では田中が4位、小島が5位となった。

次回の第2戦関東大会は、埼玉県のオフロードビレッジにて、4月17・18日(IA1は18日のみ)に開催される。

RESULT Race.1

順位ライダーチームマシンタイム
1成田 亮YSP・レーシング・チーム・ウィズ・N.R.T.Yamaha 33'12.442 (19Laps)
2熱田 孝高Team SUZUKISuzuki33'23.362
3平田 優DreamHondaRT HIRATAHonda33'54.067
4福留 善秀DreamHondaRT FukudomeHonda34'04.951
5田中 教世グリーンクラブTEAMTAKASEKawasaki34'06.539
6増田 一将DREAM Honda RT MasudaHonda34'44.052
7釘村 太一MPDYYamaha34'44.158
8小島 庸平Team SUZUKISuzuki34'49.171
9新井 宏彰K.R.TKawasaki 34'49.855
10辻 健二郎ホンダドリームRT高浜Honda34'59.103
11鈴木 友也バイクショップ鈴木Honda33'21.546(-1Lap)
12溝口 哲也OrangeClubうず潮レーシング福山KTM33'24.738(-1Lap)
13小川 裕紀KONG STYLEKawasaki33'30.921(-1Lap)
14芹沢 直樹TeamCRF&CarLifeHonda33'40.223(-1Lap)
15増田 篤Team SSC XPSuzuki34'20.650(-1Lap)
16沼田 誠司グリーンクラブ JUDFE MENTkawasaki34'21.737(-1Lap)
17中村 泰介Yamaha33'13.527(-2Lap)
18杉本 高規F.M.T's RacingSuzuki33'18.057(-2Lap)
19池田 孝宏OrangeClubうず潮レーシング福山KTM33'44.813(-2Lap)
20今井 隆充http://www.jcs-101.comHonda33'51.688(-2Lap)
DNF林 友太レーシングチーム鷹Yamaha14'55.075(-12Lap)

RESULT Race.2

順位ライダーチームマシンタイム
1成田 亮YSP・レーシング・チーム・ウィズ・N.R.T.Yamaha 33'28.494(19Laps)
2熱田 孝高Team SUZUKISuzuki33'31.514
3新井 宏彰K.R.TKawasaki33'58.932
4田中 教世グリーンクラブTEAMTAKASEKawasaki34'10.187
5小島 庸平Team SUZUKISuzuki34'16.091
6平田 優DreamHondaRT HIRATAHonda34'52.448
7福留 善秀DreamHondaRT FukudomeHonda35'08.233
8辻 健二郎ホンダドリームRT高浜Honda35'13.393
9溝口 哲也OrangeClubうず潮レーシング福山KTM35'14.005
10小川 裕紀KONG STYLEKawasaki33'49.066(-1Lap)
11芹沢 直樹TeamCRF&CarLifeHonda33'57.232(-1Lap)
12鈴木 友也バイクショップ鈴木Honda34'17.590(-1Lap)
13増田 篤Team SSC XPSuzuki34'19.278(-1Lap)
14沼田 誠司グリーンクラブ JUDFE MENTkawasaki34'21.080(-1Lap)
15中村 泰介Yamaha33'50.976(-2Lap)
16杉本 高規F.M.T's RacingSuzuki33'52.585(-2Lap)
17池田 孝宏OrangeClubうず潮レーシング福山KTM34'35.850(-2Lap)
18林 友太レーシングチーム鷹Yamaha35'02.260(-2Lap)
19馬渕 崇之浜松MRC&Stab BlueHonda35'27.718(-2Lap)
DNF釘村 太一MPDYYamaha04'36.977(-17Laps)

RIDERS RANKING

順位ライダーマシンポイント
1成田 亮Yamaha50
2熱田 孝高Suzuki44
3平田 優Honda35
4田中 教世Kawasaki34
5新井 宏彰Kawasaki32
6福留 善秀Honda32
15釘村 太一Yamaha14
17中村 泰介Yamaha10
20林 友太Yamaha3

COMMENT

成田亮選手談(優勝/優勝:総合優勝)

「新型YZ450Fへの慣れ、セッティングともに満足できる状態ではなかったし、4連覇への挑戦、ニューマシンに乗る自分への注目など、不安とプレッシャーによるとてつもない緊張が続く開幕戦となった。そのせいなのか予選は、スタートで遅れさらに転倒。しかし、いつもならあってはならないこの転倒が、浮き足立つ気持ちをおさめ、緊張を解きほぐすきっかけとなった。第1ヒートは、トップに立ってからライバルたちより1〜2秒速かった予選のベストタイムのことを思い出し、自信をもって走ることができた。第2ヒートも序盤は第1ヒートと同じような感触で走れたが、10分もしないうちに疲れて熱田選手に追い上げられた。でも後半持ち直してトップを守ることができた。この2つの勝利でホッとしたのは確かだが、不安やプレッシャーがすべて解消されたわけではない。今後はこのレースで感じたニューマシンの大きな可能性を引き出しつつ、好みにアジャストし、自分も心と体を今以上にレースモードに変えていくことができれば、強力なライバルたちに打ち勝ち、4連覇の達成も可能になると思う」

長倉安志監督(YSP沼津店長)

「ニューマシン、4連覇...、さまざまなプレッシャーがあるこの開幕戦で、第1ヒートは抜群のスピードと安定感を見せて優勝。第2ヒートとは中盤、ライバルの接近を許しながらも粘りの走りで2連勝と、私はもちろん、YSP応援団、そして会場に訪れている多くのファンに興奮と感動を与えるレースを披露してくれ、非常にうれしい。実はYSP沼津ではレース観戦の機会を作ったことがあまりなかったが、今後はお客さまとともに、レースを盛り上げていくきっかけにしたいと思う。最後にシーズンはまだはじまったばかりで、喜んではいられないのがレース。常に平常心を保って戦ってもらうとともに、多くのファンを魅了するバトル、アグレッシブな走りで全日本を、ヤマハをもっともっと盛り上げてほしい」

斎藤和幸チーフエンジニア談

「名阪は、成田選手の得意なコースではあるものの、相性があまり良くないコースであったが、そのジンクスを振り払い、最高のスタートを切ることができた。ただ我々は常に勝利を継続することが目標であるため、レースで発生した課題をいかに克服していくかが大切になる。今回の勝利が証明したように大きな可能性を見せてくれたYZ450Fだが、実際はまだデータが少なく発展途上の状況。そのため、成田選手の力を引き出し、もっと楽に勝てるようなマシンを作り上げることが今の最重要課題と考えている。次回は昨年欠場した関東大会、成田選手が得意とするコースで過去には成績もでているので、確実にポイントをとってライバルに対して優位な状況を作ることができるようにがんばりたい」


ご利用規約 | 推奨環境・プラグイン | プライバシーポリシー | サイトマップ | お問合せ