ヤマハ発動機株式会社

全日本モトクロス選手権 IA1

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどIA1に関する情報をお届けします。

Rd.06 06/26 北海道

第1ヒートで優勝、第2ヒートでは3位となった成田亮


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RACE DATA

■大会名称:2007全日本モトクロス選手権 第6戦北海道大会
■カテゴリ:IA1クラス
■開催日:2007年7月8日(日)
■開催地:北海道・わっさむサーキット
■レース時間:(30分+1周)×2ヒート
■天候:晴れ

REPORT

成田が1/3位で総合2位を獲得!

2007年全日本モトクロス選手権・第6戦北海道大会が7月8日(日)、わっさむサーキット(北海道)にて開催された。

決勝日の前日に行われた予選では、ここまでランキングトップの成田亮がマシントラブルによりリタイヤとなったため、厳しい条件で決勝を迎えることとなった。その成田は、第1ヒートでもっとも1コーナーへのアプローチが遠いアウト側から好スタート切ると、増田一将(ホンダ)、熱田孝高(ホンダ)というライバルとのバトルを制し優勝。さらに第2ヒートでも3位に入り、総合2位を獲得、ランキングトップを堅持した。

第1ヒート、1周目を制したのは増田、これに、溝口哲也(カワサキ)、杉山和起(ホンダ)、出原忍、小島庸平(スズキ)、成田が続く。トップの増田は序盤から積極的な走りで2番手グループを引き離し、独走体制を作る。2番手グループで抜け出したのは成田。2周目に4番手に浮上すると、4周目に出原、5周目に溝口をかわして、2番手に浮上。その後もペースを緩めない成田は約4秒の差で先行する増田をジリジリと追い上げ、11周目に増田の背後につくと、12周目、絶妙なライン取りで増田のインにマシンを滑り込ませてトップに浮上する。

しかしここからさらに白熱した展開に発展していく。増田が成田のテールに張り付いての接近戦を演じている間に、熱田が二人をしのぐペースで追い上げてきたのだ。これでランキング1、2、3位による三つ巴のバトルへと突入。このなかで、勢いに勝る熱田が増田、成田の二人をかわすしトップに立つが、成田もすぐさまS字コーナーで勝負をしかけトップを奪還。その間に熱田はすぐ後方にいた増田と接触して転倒し順位を落とすこととなった。

しかし、決着はさらに終盤までもつれ込む。すぐに再スタートし、再度追い上げてきた熱田が、増田をかわして成田に迫る。しかし成田がしのぎきり、第3戦以来となるヒート優勝を勝ち取った。2位は熱田、3位は増田。

前半好位置につけていた出原は、序盤で順位を落とし6番手となるも、そこからは終止安定した走りでポジションを守り6位。小池田は7番手でスタート、その後は大河原功次にかわされて8位でレースを終了した。その大河原も7番手から前方の出原を追うが届かず7位。また、釘村太一は先週のレースで負傷し、今大会を欠場した。

第2ヒート、ホールショットは溝口、これに小島、出原、増田、熱田が続く。この1周目、第1ヒートと同様に増田がトップに立ち、後方を引き離していくが、これに続くライダーがおらず、中盤までに2番手以下に10秒以上の差をつけて独走体制を築く。

一方2番手争いは序盤で小島、出原、熱田、そして成田という四人のライダーに絞られる。このなかで気を吐いたのが出原。9周目に小島をパスして2番手に浮上すると、その後はランキング上位3人を後方にまわしレースを展開。しかし15周目、ついに熱田の先行を許すと、16周目には成田にかわされて4番手に順位を落とす。

レース終盤、トップ3は増田、熱田、成田という順位で展開されるが、前半で築いたアドバンテージで増田の優位は変わらず、そのまま優勝。成田は出原をパスした後、熱田に迫ることができず、2位熱田、3位成田となった。また出原も最後までポジションをキープして4位チェッカーを受けた。この結果、成田と増田が同ポイントに並んだが、第2ヒートの結果が優先されるため、総合優勝は増田、2位成田、3位熱田となった。

1周目を14番手と大きく出遅れた大河原は、中盤までに8番手まで挽回するも、最終的には一つ順位を落として9位。小池田は、1周目を7番手としていたが、中盤に11番手まで順位を落とす。しかし後半に一つ順位を上げて10位でフィニッシュとなった。

RESULT Race.1

順位ライダーチームマシンタイム
1成田 亮Jubilo RTYamaha32'19.805
2熱田 孝高TEAM HRCHonda32'20.118
3増田 一将TEAM HRCHonda32'23.625
4小島 康平Team SUZUKISuzuki32'50.697
5溝口 哲也K.R.TKawasaki32'53.258
6出原 忍Jubilo RTYamaha32'56.720
7大河原 功次大河原レーシングYamaha33'02.362
8小池田 猛Jubilo RTYamaha33'08.401
9北居 良樹Team SUZUKISuzuki33'09.405
10高濱 龍一郎Honda DREAM RTHonda33'12.395
11田中 教世グリーンクラブTEAM TAKASEKawasaki33'15.629
12小方 誠TEAM HAMMERホンダ学園Honda33'16.888
13加賀 真一SRF K&S SUZUKISuzuki33'39.295
14戸田 蔵人Team SUZUKISuzuki33'44.382
15沼田 誠司TEAM JUDGE MENTHonda33'45.726
16平塚 雅樹グリーンクラブパーク神戸RTKawasaki34'01.601
17芹沢 直樹Team CRF&CarlifeHonda-1 Laps
18小川 裕紀グリーンクラブパーク神戸RTKawasaki-1 Laps
19中山 裕Team SRPSuzuki-1 Laps
20桒垣 竜斗TEAM MOTOLIFEHonda-1 Laps

RESULT Race.2

順位ライダーチームマシンタイム
1増田 一将TEAM HRCHonda32'38.418
2熱田 孝高TEAM HRCHonda32'49.722
3成田 亮Jubilo RTYamaha32'59.001
4出原 忍Jubilo RTYamaha33'02.426
5小島 康平Team SUZUKISuzuki33'14.349
6溝口 哲也K.R.TKawasaki33'17.023
7北居 良樹Team SUZUKISuzuki33'19.532
8高濱 龍一郎Honda DREAM RTHonda33'24.463
9大河原 功次大河原レーシングYamaha33'27.130
10小池田 猛Jubilo RTYamaha33'37.970
11小方 誠TEAM HAMMERホンダ学園Honda33'39.865
12加賀 真一SRF K&S SUZUKISuzuki33'40.341
13田中 教世グリーンクラブTEAM TAKASEKawasaki33'56.694
14小川 裕紀グリーンクラブパーク神戸RTKawasaki34'12.052
15平塚 雅樹グリーンクラブパーク神戸RTKawasaki34'12.885
16芹沢 直樹Team CRF&CarlifeHonda34'22.039
17中山 裕Team SRPSuzuki-1 Laps
18沼田 誠司TEAM JUDGE MENTHonda-1 Laps
19杉山 和起T.E.SPORTHonda-1 Laps
20片平 竜英モトハウスレースチームHonda-1 Laps

RIDERS RANKING

順位ライダーマシンポイント
1成田 亮Yamaha260
2熱田 孝高Honda243
3増田 一将Honda232
4小島 庸平Suzuki198
5溝口 哲也Kawasaki153
6大河原 功次Yamaha144
7北居 良樹Suzuki139
8出原 忍Yamaha136
14釘村 太一Yamaha82
16小池田 猛Yamaha75
21鈴木 友也Yamaha26

COMMENT

成田亮選手談(優勝/3位:総合2位)

「前回の九州大会が精彩を欠いたレースとなり、シーズンの流れも、モチベーションも下降線を辿っていたので、ここでなんとか流れを取り戻したいと気合いを入れて臨んだ。しかし予選でトラブルが発生してリタイヤしたため、最終グリットとなりスタートが非常に重要だった。そのスタートは第1ヒートでは、マシンのおかげで好スタートが切れて本当に良かった。レースは中盤までに追い上げて、トップで後半を迎えたいという気持ちがありとにかく前に出ることだけを考えて走った。第2ヒートは第1ヒートでの疲れで後半追い上げができなかったが、最低ラインとしていた表彰台に上れたことでよしとしようと思う。だた、熱田、増田選手というライバルを力で抑えて勝てたということで、今は本当に気持ちも昂っており、残りの4戦を戦うための良い状態を作ることができた」

出原忍選手談(6位/4位:総合5位)

「第1ヒートではサスのセッティングが決まっておらず、スタートが良かったけれども、中盤までに順位を落としてしまったし、そこで疲れが出てしまって追い上げもできなかった。第2ヒートはセッティングもスタートも決まって良い状態でレースをすることができた。序盤から体も動いて2番手まで順位を上げ、結果的には抜かれてしまったが、熱田選手や成田選手を抑えて走れる時間帯もあり、次につながる良い内容で終えることができた。ただ、表彰台を狙えたことを考えると、もう一歩進化することが必要だと痛感した。次回の藤沢では今度こそは表彰台に立ちたい」

小池田猛選手談(8位/10位:総合10位)

「関東大会のけがで、ここまでトレーニングも練習もできずに過ごしてきた。2大会でレースに参戦できないのは辛かったが、前半戦の結果が悪かったし、気持ちを切り替えるという意味では有効な時間となった。今回は予選では良い感じで走れたが、決勝は両ヒートとも最後まで体力が持たず後半は苦しい展開となった。九州大会辺りからバイクに乗りはじめ、徐々に4ストロークマシンでの走りも良くなってきたと感じていたのだが、レースのなかでもそれを感じることができた。とにかく今はすべてをポジティブに捉え、次のレースまで2週間は走り込みをして、自信を持ってレースに臨みたい」

大河原功次選手談(7位/9位:総合8位)

「今回は両ヒートともにスタートが悪く後方からスタートとなってしまい、上位にからんで走ることができず、結果は良くなかった。しかし、序盤から順位を上げることができたし、後半も以前であれば順位を落としてしまうことが多かったのだが、たれることなくポジションをキープできた。世界選手権、そして九州大会と、徐々に良い流れを作れているので、この流れを切らないように、これからも自分の力を最大限に出して戦っていきたい」

光安鉄美、ジュビロ・レーシング・チーム監督談

「成田選手に関しては九州大会から流れが良くなかっただけに、ここで二人のライバルを抑えて勝利できたことが大きかった。スピードも技術も精神面も非常にレベルの高い三人のなかで、勝ちたいという気持ちが一番強かったのが成田選手だったのだと思う。また増田選手が過去2戦で非常に調子を上げており、ここで止めることができたのも後半に向けての好材料だと思う。出原選手も今期最高の走りだったし、ランキング上位と絡んで走れたことで、自信にもなったのではないだろうか。小池田選手は、今回はけがからの復帰戦ということで、体力的に辛かったと思う。藤沢も完全ではないと思うが、ここを乗り切って、ラスト4戦に期待したい」


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