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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.01 1月9日 アナハイム

RACE DATA

■開催日:2016年1月9日(土)
■開催地:カリフォルニア州アナハイム
■会場:エンジェル・スタジアム
■観客数:45,050人

REPORT

ヤマハに復活したC・リードが開幕戦で6位

2016年のAMAスーパークロス開幕戦が1月9日土曜日、カリフォルニア州アナハイムのエンジェル・スタジアムで開催された。入場チケットは完売となり、スタジアムには45,050人ものファンが詰めかけた。

AMAスーパークロスの各ラウンドはフリー・プラクティス、タイムド・クオリファイング・プラクティス、2つのヒートレース、2つのセミレース、ひとつのラストチャンス・クオリファイヤー、そして20周で争われるメインイベントで構成される。このうち各プラクティスはタイムトライアル形式で行われ、ヒート以降はレース形式で争われる。 2つのヒートレースでそれぞれ1位から4位までに入ったライダーはそのままメインイベントへと進むが、5位から20位までのライダーはセミレースに参加する。そして2つのセミレースでそれぞれ1位から5位に入ればメインイベントに進出することができ、6位から16位までのライダーはラストチャンス・クオリファイヤーにまわる。ここで1位から4位までに入れば22選手で争われるメインイベントに出場することができる。

今シーズンのAMAスーパークロスには、Yamaha Motor Corporation, U.S.A.がファクトリーチームを再投入。チーム名称はMonster Energy/360fly/Chaparral/Yamaha Factory Racingで、ライダーは元AMA SXチャンピオンのチャド・リードが務める。2008年にヤマハとともにAMA SXを制覇したリードのヤマハ陣営への復帰は、今シーズンのAMA SXで大きな話題となっている。 また、昨シーズンYZ450Fを駆ったジャスティン・バーシアと、ウエストン・パイクも引き続きAutotrader/Monster Energy/Yamaha Teamから参戦。リザーブライダーとして昨年同様、フィリップ・ニコレッティが控える。

今大会の参加全57選手は、A、B、Cの3グループに分けられ、12時30分に開始される8分間のフリー・プラクティス、そして13時45分にスタートする10分間のタイムド・クオリフィライング・プラクティスに臨む。そしてヒート1から走行は夜となり、メインイベントは午後9時34分にスタートする。

リードはヒート1に参加して3位に入り、難なくメインイベント進出を決める。一方、バーシアもヒート2に参加して4位に入り、メインイベントへと駒を進めるが、パイクはヒート1で好走するものの、ワイドに膨らんだ他のライダーに押し出されて転倒。再走したものの9位となり、セミ2に回ることになった。ところがパイクは再び同じライダーに接触されてともに転倒し、リタイアを余儀なくされた。パイクはここでこの日の走行を終えた。

メインイベントでホールショットを奪ったのはYZ450Fを駆るバーシア。オープニングラップを終えて戻って来るまでに、トップの座はC・シーリー(ホンダ)に譲ったものの2位を堅持する。一方、C・リードは9位でコントロールラインを通過。その後、3周目にJ・スチュワート(スズキ)とR・ダンジー(KTM)が絡むアクシデントが発生して赤旗が提示されてレースは中断。レースは周回数20周のままやり直しとなった。

再スタートでホールショットを奪ったのはシーリーだったが、バーシアも2位につける。バーシアは7周目まで2位をキープするが、その後順位を落とし、9周目には5位まで後退。逆にリードはディフェンディングチャンピオンのダンジーらと争いながら徐々に順位を上げていく。そして、レース中盤にはK・ロクスン(スズキ)とバトルを演じつつ順位を上げ、レースの折り返し点、10周目にはバーシアを抜き、6位へと浮上した。

逆にバーシアはレース後半、徐々にポジションを落としていく。それでもトップ10圏内を維持していたバーシアだったが、17周目に転倒してしまい、15位まで後退。結局、リード6位、バーシア15位でレースを終えた。 レースはJ・アンダーソン(ハスクバーナ)が優勝した。

2016年AMAスーパークロス・シリーズ第2戦は1月16日土曜日、カリフォルニア州サンディエゴのぺトコ・パークで開催される。

RESULT

RIDERS RANKING

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