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スーパーバイク世界選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。

Rd.09 9月8-10日 フランス

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク・スーパースポーツ世界選手権 第9戦フランス
■開催地:フランス/マニクール(4.212 km)

WorldSBK レース1
■開催日:2023年9月9日(土)
■周回数:20周 (88,220 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:33度
■路面温度:49度
■PP:G・ガーロフ(BMW/1分35秒453)
■FL:A・バウティスタ(Ducati/1分36秒911)

WorldSBK スーパーポールレース
■開催日:2023年9月10日(日)
■周回数:10周 (44.110 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:28度
■路面温度:38度
■PP:G・ガーロフ(BMW/1分35秒453)
■FL:A・バウティスタ(Ducati/1分36秒084)

WorldSBK レース2
■開催日:2023年9月10日(日)
■周回数:17周 (74,987 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:34度
■路面温度:51度
■PP:G・ガーロフ(BMW/1分35秒453)
■FL:A・バウティスタ(Ducati/1分36秒670)

WorldSSP レース1
■開催日:2023年9月9日(土)
■周回数:19周 (83,809km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:34度
■路面温度:51度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分40秒074)
■FL:V・デービス(Yamaha/1分40秒928)

WorldSSP レース2
■開催日:2023年9月10日(日)
■周回数:19周 (83.809 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:31度
■路面温度:47度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分40秒074)
■FL:V・デービス(Yamaha/1分40秒928)

REPORT

WorldSBK 9月9日(土)
レース1:ラズガットリオグルが後続に2秒以上の差をつけて勝利

Pata Yamaha Prometeon WorldSBK Official TeamのT・ラズガットリオグルが、第9戦フランス大会のレース1で今季6度目の優勝を果たした。

先だって行われたスーパーポールでは4番手に留まり、グリッド2列目スタートとなったラズガットリオグル。しかし第5コーナー、アデレード・ヘアピンの進入で得意のハード・ブレーキングを駆使し、また第15~17コーナーで積極的に仕掛けることで、すぐさま遅れを取り戻した。2ラップ目にトップに立ったあとはA・バウティスタ(ドゥカティ)が一時、背後に迫るも、マシントラブルにより後退。代わってM・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)と優勝争いを展開することとなった。

ラズガットリオグルは5ラップから12ラップまでリナルディの後ろを走行。12~14ラップは、さらにバトルが激しくなるなか、リナルディがグリップ不足に苦戦し始め、第11コーナーでミスがあり後退した。これによりラズガットリオグルはトップをキープして走り切り、優勝を成し遂げた。

ラズガットリオグルのチームメイトのA・ロカテッリは、スーパーポールの激戦のなかで10番手に留まった。この位置からのポジション・アップは簡単ではなかったが、7ラップ目にはBMW勢、S・レディングとL・バズをパスして早くも6番手に浮上。レース後半はD・ペトルッチ(ドゥカティ)と激しく競り合ったあと先行を許してひとつ下げたものの、残り1ラップでA・ロウズ(カワサキ)をとらえて6位でチェッカーを受けた。

エガターとガードナー、レース1でともにポイント獲得

GYTR GRT Yamaha WorldSBK TeamのD・エガターとR・ガードナーは、それぞれ11位と15位でチェッカーを受け、ポイントを獲得した。

午前中のフリープラクティス第3セッションでふたりは、前日に続いて周回を重ねて、ともにタイムを短縮。ガードナーは軽い転倒があったものの、セッション終盤で1分36秒865に更新して8番手、エガターも1分36秒979で10番手につけた。

しかし、その後のスーパーポールではエガターが1分36秒557に更新するも12番手、ガードナーも1分36秒706を記録しながら15番手と順位を上げることはできなかった。

レース1ではエガターとガードナーが懸命の追い上げでポジション・アップ。エガターは前半でハイペースを見せてトップ10を確保し、後半はその位置をキープするべくバトルを展開して11位でチェッカーを受けた。一方のガードナーも着実にペースを上げて15位でゴールしている。

WorldSBK 9月10日(日)
ラズガットリオグルがスーパーポール・レース優勝、レース2は2位

Pata Yamaha Prometeon WorldSBK Official TeamのT・ラズガットリオグルは、10ラップで競われたスーパーポール・レースで優勝、レース2も2位獲得と活躍した。チームメイトのA・ロカテッリも両レース4位と健闘しており、これにより同チームは、チャンピオンシップ・ポイントのリードを32ポイントに拡大してチーム・ランキング・トップを維持している。

晩夏の暑さが続くマニクール・サーキットは、気温34度、路面温度51度を越える厳しいコンディション。そのなかでレースの戦いも同様に熱くなり、スーパーポール・レースでは、グリッド4番手からスタートしたラズガットリオグルがA・バウティスタとM・ルーベン・リナルディのドゥカティ勢を懸命に追って行った。そして間もなく背後に迫ると、一気に2台をパスしてトップに浮上。ここからは3台の優勝争いとなり何度か順位を入れ替えたが、5ラップ目にはラズガットリオグルが再び2台をとらえてトップに躍り出た。その後、リナルディが戦列を離れ、バウティスタとの差も広がったため、ラズガットリオグルは順調にペースを維持してトップでチェッカーを受けた。

レース2はポールポジションからスタートしたが、5ラップ目にレッドフラッグにより中断。その後の再スタートでは、中断前の走行順位により3番グリッドにつくこととなった。ここではバウティスタについて行くことはできなかったものの、J・レイ(カワサキ)と熾烈な2位争いを展開し、最終的にこれを抑え切って2位を獲得した。
チームメイトのロカテッリは、スーパーポール・レースでグリッド7番手から4位まで上げてゴール。最終ラップとなる10ラップ目に自己ベストを記録し、3位のレイを最後まで追い続けた。

レース2はスタートで出遅れたため、中断後の再開時はグリッド6番手。しかしここから順調に追い上げ、スーパーポール・レースと同様の4位を獲得した。

ガードナーがレース2で8位獲得

GYTR GRT Yamaha WorldSBK TeamのR・ガードナーがレース2で8位を獲得。D・エガターはスーパーポール・レースで6位と健闘したが、レース2は他車に接触されて転倒リタイアとなった。

午前中のウォームアップ・セッションは、決勝に向けたセッティング作業に集中してエガターが1分37秒442の14番手、ガードナーが1分37秒498の16番手で終えた。

手応えをつかんで臨んだスーパーポール・レースでは、エガターが最終ラップで見事なオーバーテイクを見せ、合計6台をパスして6位を獲得。ガードナーは9位争いを展開したあと11位でチェッカーを受けた。

この結果、レース2はそれぞれグリッド6番手と16番手からのスタート。エガターは絶好のスタートからトップグループについて行ったが、3ラップ目で他車に接触されて転倒。このアクシデントで赤旗が提示され、レースは中断となった。エガターは検査のためメディカルセンターに運ばれて、再スタートは回避。検査の結果、問題は見つからなかったものの、激しい接触のあとで休養が必要とされた。

その一方でガードナーは1度目のスタートでポジション・アップ。これによりグリッド12番からスタートし、安定したペースでトップ10をキープした。そして最終ラップで2台に仕掛け、8位まで上げてチェッカーを受けた。

WorldSSP 9月9日(土)
マンジとデービス、揃って表彰台へ

Ten Kate Yamaha WorldSSP Supported TeamのS・マンジが2位を獲得して20ポイントを加算。GMT94 Yamaha WorldSSP Supported TeamのV・デービスが3位で続き、WorldSSP初となる表彰台に上った。

チャンピオンシップのトップ・ポジションを追って行きたいマンジは、スーパーポールでフロントロー獲得を目指したが、わずかに届かず4番手。レース1では過酷な暑さのなかで全力を尽くし、ライバルに最後までプレッシャーをかけ続けて2位でゴールした。これによりランキング3位のM・シュロッター(MVアグスタ)との差を拡大し、ランキング・トップのN・ブレガ(ドゥカティ)を51ポイント差で追う状況となっている。

一方、ホームレースで士気上がるデービスは、スーパーポールで2位に入りフロントローを確保。このアドバンテージを活用し、好調ペースを維持しながら走り切り、WorldSSP初となる3位表彰台を獲得した。

Evan Bros Yamaha WorldSSP Supported Teamから出場したL・ダラ・ポルタは、新たに加入したチームに適応して予選9番手。レース1でも10位獲得と健闘し、レース2への意欲を高めている。

WorldSSP 9月10日(日)
デービス2位、マンジ3位

GMT94 Yamaha WorldSSP Supported TeamのV・デービスが、母国フランスのマニクール・サーキットで活躍。2位を獲得して前日に続き表彰台に上った。Ten Kate Yamaha WorldSSP Supported TeamのS・マンジも3位で続いた。
デービスとマンジはともに好スタートを切り、それぞれ2番手と3番手を確保して序盤をスタート。マンジはその後、後退したが、デービスはハイペースを維持してトップを追って行った。

タイトル争いがかかるマンジは、再びプッシュして3ラップ目には3位に復帰。さらにトップを走るN・ブレガと2位デービスとの差を詰めようと懸命に追うも届かず、3位確保に切り替えてペースを守って走り切った。その一方でデービスは最後までブレガにプレッシャーをかけ続け、最終的に2位でゴールして2度目の表彰台に上った。

Evan Bros Yamaha WorldSSP Supported Teamから出場したL・ダラ・ポルタは、ほとんどの時間帯で5番手をキープする健闘を見せ、前回のモストでチームに加わって以来、自己最高となる6位を獲得している。

WSBK RESULT Race.1

WSBK RESULT Superpole Race

WSBK RESULT Race.2

WSSP RESULT Race.1

WSSP RESULT Race.2

RIDERS RANKING WSBK

RIDERS RANKING WSSP

CONSTRUCTORS RANKING WSBK

CONSTRUCTORS RANKING WSSP

COMMENT

WorldSBK 9月9日(土)

Pata Yamaha Prometeon WorldSBK Official Team
T・ラズガットリオグル選手談(優勝)

「前回の第8戦から5週間経って、もう一度、優勝することができて本当にうれしいです! マニクール・サーキットは大好きなコースで、昨年も優勝していますし、昨年同様、リナルディと競り合うことができました。チームがいい仕事をしてくれて、R1の状態がどんどん良くなってきたおかげです。明日のスーパーポール・レースとレース2の前には、またもう少し改良が必要になると思いますが、全体的には満足しています。10ラップ目くらいからは、リナルディのタイヤ・グリップが落ち始めてかなり大変そうな状況でした。そのためそのあとは私のほうが有利になりました。ヤマハのマシンはブレーキングでのフィーリングが素晴らしいです。明日の2レースもいい戦いをして、また優勝を目指します。この勝利を、先日、亡くなったミルコ・ジャンサンティとGYTR GRT Yamaha WorldSBK Teamに捧げます」

A・ロカテッリ選手談(6位)

「スーパーポールは少しアンラッキーでした。7番手につけたのですが、3ポジション・ダウンのペナルティを受けて10番手となってしまいました。そのため、とくに序盤は苦労したのですが、ライディング自体はとても良かったですし、この暑さのなかで、明日に向けて多くのことを学ぶこともできました。長い休養のあとの最初の一戦としては悪くなかったと思っています。明日は上位グループについて行き、ジョニー(レイ)とバトルすることが目標になります。トップグループ復帰を目指して改善を図り、明日はもう一歩、前進して表彰台争いを狙っていきたいです。R1は非常に好調です。すべてのセッションで速く走れていることを評価していますが、さらに前へ出て良いポジションを狙うためには、もう少し何かが必要です。今晩も作業を続け、改善点を探っていきます」

P・デニング(チーム代表)談

「ここまでは、いつものマニクールとは違っています。とくに、ひどい暑さのなかでグリップを確保し、旋回し、加速するために、まったく異なる技術的要件が求められているのです。チームはよく対応しており、厳しい予選結果にもかかわらず優勝を達成できたことは素晴らしいと思います。トプラック(ラズガットリオグル)は状況をしっかり把握し、リアタイヤを温存して適切なタイミングで勝負をかけることができました。一方のロカ(ロカテッリ)はグリッド10番手と難しい状況で、しかも体調も万全ではないなかで素晴らしい走りを見せてくれました。明日のスーパーポール・レースで良い結果を得て、グリッド前方からレース2をスタートすることができれば、表彰台争いも期待できるでしょう。トプラックとそのチームは素晴らしい仕事をしましたが、前回モストでのレース2で、ライダー、マシン、チームともミスがないなかで25ポイントを失った不運を思い出さないわけにはいきません。この25ポイントがチャンピンシップに大きく影響してくるわけですが、今日、少しでも取り戻すことができたので、明日のチャレンジも楽しみにしています」

GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team
D・エガター選手談(11位)

「午前中のセッションで一歩、前進することができました。予選結果は期待通りとはいきませんでしたが、レース1はとてもいいペースをキープし、前方グループとの差を詰めることができました。残念ながらトップ10は逃してしまいましたが、これから明日に備えて、もう一度、改善を目指していきます。腕の状態に問題はなく、毎ラップ、しっかり走ることができたので明日への自信になりました」

R・ガードナー選手談(15位)

「タフな一日でした。残念ながら、今日の好調ペースを結果に結びつけることができませんでした。いくつか変更を試みたのですが、期待したような成果が得られなかったのです。それでも明日に向けて貴重なデータを収集できたので、きっと良い日曜日を迎えられると信じています」

WorldSBK 9月10日(日)

Pata Yamaha Prometeon WorldSBK Official Team
T・ラズガットリオグル選手談(優勝/2位)

「アルバロ(バウティスタ)は暑さにとても強いライダーなので、普段から、レース2では彼が上がってくると予想しています。今回はとくにコースの特徴とドゥカティの加速性能もあるのでなおさらです。実際にとてもいい仕事をしていて非常に手強い存在になりました。何とかついて行きたかったのですが、2ラップ目から離されてしまいました。レース2の前にセッティング変更を試したのですが、あまり良い結果は得られなかったのです。後半はジョニー(レイ)とのバトルを楽しむことになりましたが、どうしても2位が欲しかったので、最終ラップで100%以上の力を尽くしてついに手に入れました。5週間のブレイクのあと、今回は優勝2回、2位1回と素晴らしいウイークになりました。すべてのセッションで頑張ってくれているチームのみんなのおかげです。今はただ、ひとつひとつのレースのことだけを考えています。毎回、好成績を目指します」

A・ロカテッリ選手談(4位/4位)

「とても満足です。とくにレース2は良かったと思います。再開後のレースではマシンのフィーリングが非常に良くなっていて、最後までプッシュして4位でゴールすることができました。ここマニクールでの好成績は、前回のモストと比較しても非常に大きな成果です。それだけに次回以降がとても楽しみです。実際、今大会で良いフィーリングをつかみ、一歩、前進して好調のうちに終えられることはとても重要で、次のアラゴンが本当に楽しみになっているのです。スーパーポール・レースでは表彰台に近づくことができましたが、最初の4~5ラップで遅れていました。ジョナサン(レイ)よりもブレーキングを遅らせることで挽回を目指しましたが、その分、コーナー立ち上がりで遅れてしまってオーバーテイクは難しい状況でした。それでも今日は喜んでいいと思っています。チャンピオンシップ・ポイントも持ち帰ることができたので、次への期待がますます高まっています」

P・デニング(チーム代表)談

「トプラック(ラズガットリオグル)、ロカ(ロカテッリ)、そしてチーム全員が、難しいコンディションのなかで、よく頑張ってくれました。ロカはスーパーポール・レースで素晴らしい走りを見せ、最終ラップでは表彰台を賭けてジョナサンに挑んでいきました。そして、その後のレース2でも、中断を経た難しい状況にもかかわらず力強さを維持して、2つめの4位を獲得しました。これまでは、あまり得意なコースではなかったことを考えると、今回の好成績は、彼の自信が育ってきた証拠でしょう。一方、トプラックはここで何度も活躍していて、今回も2回優勝したあと、レース2ではレイとのバトルをエンジョイしてウイークを締めくくりました。でもこれで終わりではありません。チームメンバー、すべてのパートナーとともにシーズン終了までプッシュし続けます」

GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team
R・ガードナー選手談(11位/8位)

「タフな1週間でしたが、そのなかで進化し、最終レースではしっかり順位を挽回することができました。昨日は予選でミスをしてしまい、グリッドの後ろのほうからスタートすることになってしまったのですが、そこからペースを上げることができ、自信を深めることもできました。スピードは持っていると思いますが、グリッドが16番目ではどうにもなりません。それでも何とか貴重なポイントを獲得し、順位を上げ、今後に向けた経験を積むこともできました。残りの数戦できっと役立つことになるでしょう。チームメンバーひとりひとりの仕事とヤマハのサポートに感謝しています」

D・エガター選手談(6位/DNF)

「スーパーポール・レースはとても良かったと思います。6位は自己ベストタイの成績です。また、それによってレース2を6番グリッド、セカンドローからスタートできたのも良かったです。いいレースができると確信していましたし、実際にトップグループに加わることができましたが、3ラップ後に他のライダーに後ろから当たられて転倒してしまいました。メディカルセンターに行かなければならなかったので、再スタートに加わることはできませんでした。肘に少し痛みがありますが、再スタートに備えてマシンを用意してくれたチームのみんなに感謝しています。今は少し休養が必要ですが、今回の好調をそのまま次のアラゴンに持って行って、もう一度ポテンシャルをアピールしたいと思います。ファンの皆様にもお礼を言います。彼らは私に、大きなモチベーションを与えてくれています」

WorldSSP 9月9日(土)

Ten Kate Yamaha WorldSSP Supported Team
S・マンジ選手談(2位)

「いいレースでしたし、マシンのフィーリングも上々でした。チームがマシンの状態を改善してくれて、ウイーク初日よりも感触が良くなっているのです。明日、もう1レース残っていますが、その前に午前中のウォームアップ・セッションでいくつか変更を試し、今日よりもっと前との差を縮めていきたいと思っています。今日もあらゆることにトライしたのですが、十分に近づくことができませんでした」

WorldSSP 9月10日(日)

GMT94 Yamaha WorldSSP Supported Team
V・デービス選手談(2位)

「昨日は3位でしたが、今日はひとつ上げて2位を獲得することができました。表彰台のチャンスは昨日が初めてだったので、どうしても達成したくて、あまりハードにプッシュすることができませんでした。今日は、より自由に攻めることができ、それが良い結果につながったと思います。昨日は多くを学び、チームとともに前進することができました。タイムもコンマ数秒、短縮しており、フランスの観衆の前でこのような成績をおさめることができてうれしいです」

Ten Kate Yamaha WorldSSP Supported Team
S・マンジ選手談(3位)

「今日はかなり苦戦してしまいました。優勝争いに加わるだけの十分なペースがなかったのは残念です。表彰台に上れたことはうれしいですが、今回の目標はそこではありませんでした。今後もっと強くなっていくために、ハードワークが必要です。マシンのフィーリングが昨日とは違っていたので、その点についても分析しなければなりません。チャンピオンシップのことを考えるのは難しい状況になていますが、必ず最後までトライし続けます」

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